毎年12月に入るとインフルエンザの話題がニュースで多くなります。感染者数も次第に増え、大流行してきます。
インフルエンザには、A型とB型があるのは有名ですが、A型B型両方かかることも!?それぞれの特徴や症状の違いを認識している人は以外と少ないです。インフルエンザの特徴と症状・予防法などを紹介していきます。
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インフルエンザA型の症状
毎年大流行しているのは「インフルエンザA型」です。
A型は変異するので、非常に種類が多く、現在では約144種類ほどあると言われています。
そして、とても感染力が強く、学校で流行ると学級閉鎖する学校も多いです。
インフルエンザA型の代表的な症状が「いきなりの高熱」です。
38度以上の高熱がでる場合が多く、それに伴い関節痛・筋肉痛・悪寒などの症状もでます。
この他にも頭痛や全身倦怠感・のどの痛み・下痢などの症状もでる場合があります。
いきなり38度以上の高熱がでた場合は「インフルエンザ」を疑って受診してください。
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インフルエンザB型の症状
インフルエンザB型はA型と違い、比較的軽い症状ですむ人が多いです。
インフルエンザB型の症状は、熱が出ないケースが多く、微熱程度の熱が長引く傾向にあります。
他にも、気管支への炎症(喉の痛み・くしゃみ・咳など)、胃腸への炎症(下痢・吐き気・腹痛など)などがみられます。
インフルエンザB型の症状をみると、風邪と症状が似ているので、自分がインフルエンザに感染しているという自覚がない人も多いといわれています。
風邪だと思い学校や会社にいってしまい感染が拡大してしまうので、注意が必要です。
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インフルエンザA型B型両方かかった症例も
私の子供は、小学校の頃、毎年インフルエンザA型もB型どちらもかかっていました。
その時に小児科の先生に聞いたことを紹介しますね。
インフルエンザの流行時期は、通常A型が12月~2月で、B型は2月~3月と、少し流行る時期がずれています。
したがって、12月にインフルエンザA型に感染し、3月にインフルエンザB型に感染してしまい両方かかる人も多いようです。
インフルエンザはA型とB型で型が違うため、A型に感染して抗体ができたとしても、B型の抗体はつかないので、B型には感染してしまうということなのです。
まれに、同じ時期にA型もB型もかかることがあるようです。
しかし、通常は時期が少しずれているため、それほど心配する必要はないようです。
インフルエンザの予防方法
インフルエンザの予防法は、医療機関でも進められている「予防接種」が効果的です。
予防接種をしたからといって、絶対に感染しない!とは言いきれませんが、かかりにくいといわれています。
それに、もしかかったとしても、症状が通常より軽くすむ場合が多いので、小さい子供や高齢者の人には予防接種はおすすめします。
他の予防方法は「マスク」「手洗い」「うがい」です。
外出する時は「マスク」を着用し、外出先から帰ったら「手洗い」「うがい」を習慣にしましょう!
家庭での予防対策としては、乾燥しないように部屋の湿度を50~60%に保つとよいでしょう。
私の家では、冬の時期は「加湿器」や洗濯物を吊るして、湿度を50%くらいに保つように心がけています。
そして、子供がインフルエンザにかかった時は、子供&私は「マスク」を着用し、部屋の湿度を保つことで、家族内の感染は一度もしたことがありません。
家族内で感染してしまったら(特に母親が)大変なので、できる予防法は試してみましょう。