ヒメカツオブシムシの発生原因はどこから?幼虫による被害とは?

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ヒメカツオブシムシという害虫を知っていますか?
特に幼虫は、衣類を食べ乾物までも食べてしまう、憎っくき害虫です!

ヒメカツオブシムシは、どこからどんな風にして部屋に侵入するのでしょうか?部屋に発生してしまう原因が何かあるのでしょうか?

私たちの服や食材を食ベあらす害虫「ヒメマツオブシムシ」について調べてみます!

ヒメカツオブシムシの幼虫被害とは?

出典:https://tokyoinsects2.blog.fc2.com/

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ヒメカツオブシムシという名前はあまり聞いたことがない人は多いと思います。

でもこのヒメカツオブシムシは日本全国に生息している虫で、私たちの家にひっそり忍び込んでいる可能性はとても高いようです。

こんな経験はありませんか?

衣替えの時期にたんすやクローゼットに服の入れ替えをしているときに、自分のお気に入りの服に穴が開いていたことが・・・。

その穴こそがヒメカツオブシムシが食べた後です。
テレビで放映されているCMにも服の虫食いに防虫剤の宣伝をしていますよね。

この虫食いのほとんどが「ヒメカツオブシムシ」によるものです。

しかも服を食べるのはヒメカツオブシムシの幼虫で、成虫はというと成虫になると野外に飛んでいき花の蜜や花粉を食べます。

したがって、私たちに被害を与えているのは幼虫なのです。
ヒメカツオブシムシの幼虫の期間は約300日ほどあるので、その間服やカツオブシなどの乾物を食べつくしているのです。

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ヒメカツオブシムシの発生原因はどこから?

ヒメカツオブシムシが家の中で発生する大きな原因は、屋外からの進入です。

そして、そこで卵を産み繁殖してしまうのです。

成虫は幼虫と違い寿命は約1ヵ月ほどですが、その間に20~100個の卵を産み、数粒~10個くらいを衣類に産み付けるようです。

その卵がすべて孵化し、幼虫に成長すると考えると・・・怖い・・・。

卵は約0.6mmと小さく色が白く卵の表面にうろこ状の筋が入っているのですが、小さいので見つけるのは困難だと思います。

幼虫は冬も越してしまうので、見つけたときに殺虫剤で駆除しなければ被害も大きくなり成虫になると卵を産み付けるので、繰り返し家で繁殖してしまいます。

そのため、衣替えをする場合は防虫剤を入れるようにして、殺虫してしまうのがいいでしょう。

すでに繁殖してしまっている場合は、バルサンなどのくん煙剤を使用すると効果があります。

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ヒメカツオブシムシが進入しない対策

ヒメカツオブシムシの一番の対策は家に侵入させないようにすることです。

進入した1匹が何十数匹になってしまう可能性があるからです。

ヒメカツオブシムシが家に侵入する経路のほとんどが、洗濯物や布団を干したときに付いてくるようです。

洗濯物や布団を入れる時は、外で叩くようにすると付いていても落ちてしまいます。

窓からも侵入してくるので、ヒメカツオブシムシの発生時期の3月~6月、特に4月・5月は多いので、その時期だけでもドアや網戸の開け閉めを徹底すると良いでしょう。

そして、外で歩いているときにも付く可能性があるので、この時期には外出先から家に入るときには、外で衣類をはらってから家に入るようにすると良いでしょう。

少し気をつけるだけで、家への侵入は防ぐことができるので、3月~6月中だけでも気をつけるようにしましょう。

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