みなさんは、毛虫に刺されたことはありますか?
私自身も手に毛虫の毛が刺さったことがありますが、毛虫に直接触ったわけではなく、木に指が当たってしまっただけで症状が出ました。
毛虫は春から秋に活動しています。
大人でも気づかぬうちに刺されるので、好奇心旺盛な子供たちは刺される可能性が大きいです。
身近にいる毛虫の種類
まず、身近にいる毛虫の種類を紹介します。
- ドクガの幼虫
- チャドクガの幼虫
- イラガの幼虫
などです。
毛虫ですので、すべて幼虫になります。
では、次に刺されたときにどんな症状が出るのか、種類ごとに紹介していきます。
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毛虫に刺された時の症状は?
ドクガの幼虫の場合
ドクガの毛虫は、成長するにつれてオレンジ色から黒い部分が増えていきます。
黒色とオレンジ色が混ざっている毛虫はドクガの幼虫です。
ドクガの毛虫は毒針が多く、50万本から600万本あるといわれています。
刺されると、痒みがある赤いポツポツが出てきて、その後、蕁麻疹の発疹に近いものが出てきます。
この痒みがとても強いのが、ドクガの特徴になります。
この激しい痒みは2~3週間続きます。
5月から6月に刺されることが多いです。
チャドクガの幼虫の場合
チャドクガは小さいときは黄色いですが、成長すると黒い部分が出てきます。
ドクガと似ていますが、チャドクガの方が小さいです。
刺されたときの症状もドクガと同じで、痒みのある発疹が出て、2~3週間痒みが続きます。
刺されやすい時期はドクガと違い、4月から6月と8月から9月という2回あります。
イラガの幼虫の場合
イラガはドクガよりも太く、体の色が黄緑色です。
イラガに刺された瞬間に、電気のようなピリッとした痛みが走ることが特徴です。
この特徴から、イラガは「電気虫」と呼ばれるそうです。
痛みは1、2時間続き、その後腫れて痒くなることがあります。
ドクガのような激しい痒みはありませんが、数日から1週間ほど続く場合があります。
夏から秋にかけて刺されることが多いです。
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毛虫に刺された時の対処法
では、もし毛虫に刺されたらどうしたらいいのでしょうか。
まず刺されたことに気づいたら服を脱ぎ、刺されたと思われるところの毒針をガムテープなどで取りましょう。
毛虫によって針の大きさも違うので、針が見える場合はピンセットで抜きましょう。
針を抜いた後は流水で洗い、痒みや痛みがある場合は氷などで患部を冷やしてください。
子供の場合は、掻きむしってとびひになる場合がありますので、注意して見ておきましょう。
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毛虫刺されに効く市販薬
対処法を実践したあと薬を塗りますが、ヒスタミンやステロイドが入った薬を塗りましょう。
市販薬のおすすめは「ムヒアルファEX」です。
ムヒの中でもいろんなムシに効果がある薬です。
もちろん毛虫にも効果がありますので、痒みや痛みを抑えてくれます。
しかし、痒みや痛みがなかなか引かない場合は、早めに皮膚科に行きましょう。
私も痒みが引かなかったので皮膚科で診察してもらいました。
毛虫に刺されると、寝られないほどの痒みが襲ってきます。
痒くて掻きむしる前に、薬を買って塗ったり皮膚科にいくなどして対処するようにしましょう。