むかしね、庭仕事をしていたときに見慣れないアリに手を刺されて、ひどく腫れたことがあったんですよ。
あのときは普通のアリだったからよかったけど、もしあれがヒアリだったらと思うとゾッとしますね。
チエばあちゃんです。
2017年に日本で初めて発見されたヒアリは、その後も港や物流拠点を中心に毎年のように確認されていて、2026年現在も油断できない状況が続いています。
「自分には関係ない」と思っていると、いざというとき正しい対処ができなくて大変なことになりかねません。
今日は、ヒアリ対策で失敗しやすいポイントを5つにまとめてお伝えしますね。
第1位|ヒアリを見つけて素手で触ってしまう失敗
これがいちばん怖い失敗なんですよ。
小さな赤茶色のアリを見つけて、「あら、変わったアリね」とうっかり素手で触ってしまう方がいらっしゃるんです。
ヒアリは体長2〜6mmほどの赤褐色のアリで、お尻に毒針を持っています。
刺されると火傷のような激しい痛みが走り、体質によってはアナフィラキシーショックを起こして命に関わることもあるんです。
見慣れないアリを見つけたら、絶対に素手では触らないでくださいね。
まずはそっとその場を離れて、スマホで写真だけ撮っておくのがおすすめですよ。
第2位|ヒアリと普通のアリを見分けられない失敗
「赤っぽいアリ=ヒアリ」と思い込んで大騒ぎしてしまったり、逆に本物のヒアリを見逃してしまったり。
どちらも正しい見分け方を知らないことが原因なんですよ。
ヒアリの特徴は、赤褐色の体に暗い色の腹部、そして同じ巣の中に大きさの違う個体がいることです。
巣はドーム状の「アリ塚」を作るのが特徴で、日本の在来アリとは形が違います。
環境省の「ヒアリ相談ダイヤル」や自治体の相談窓口に写真を送れば、専門家が判定してくれますよ。
自分だけで判断しようとしないことが大事ですからね。
第3位|ヒアリの巣を自分で駆除しようとする失敗
巣を見つけたとき、「市販の殺虫剤で何とかしよう」と自分で対処しようとする方がいるんですけど、これはとても危険なんです。
ヒアリは巣を刺激されると一斉に攻撃してくる性質があって、何十匹にも同時に刺される恐れがあるんですよ。
数匹を見つけた程度なら殺虫剤や熱湯で対処できますが、巣を見つけた場合は絶対に自分で壊そうとしないでくださいね。
すぐに環境省の地方環境事務所か、お住まいの自治体の保健所に連絡しましょう。
連絡先は環境省のホームページで確認できますよ。
第4位|刺されたあとの対処を間違える失敗
万が一ヒアリに刺されてしまったとき、慌てて走り回ったり、放置してしまうのは大きな間違いなんです。
正しい対処の流れはこうですよ。
まず、刺された場所を流水で洗い流して、安静にしてください。
20〜30分ほどは体調の変化をよく観察することが大切です。
もし息苦しさ・めまい・じんましんが広がるなどの症状が出たら、迷わず救急車を呼んでくださいね。
「ちょっと様子を見よう」が手遅れにつながることもあるんです。
お医者さまに行くときは「アリに刺された」と伝えるだけで大丈夫。
写真があればなお良いですよ。
第5位|港や公園だけの問題だと油断する失敗
ヒアリは最初、港のコンテナヤードで見つかることがほとんどでした。
でも最近では、内陸部の公園や住宅地の近くでも確認される事例が出てきているんです。
物流の荷物に紛れて移動するヒアリは、どこに現れてもおかしくないんですよ。
お庭仕事やお散歩のとき、見慣れない赤茶色のアリやドーム状のアリ塚を見つけたら注意してくださいね。
特にお子さんやお孫さんが公園で遊ぶときは、裸足にならないこと、地面に直接座らないことを教えてあげてほしいですね。
サンダルよりも足を覆う靴のほうが安心ですよ。
チエばあちゃんからのひとこと
ヒアリのことは、知っておくだけで怖さがずいぶん減るものなんですよ。
「見つけたら触らない」「巣は自分で壊さない」「刺されたら安静にして観察」。
この3つだけでも覚えておいてくださいね。
正しい知識があれば、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
大切な家族を守るために、今日お話ししたことをぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。




