むかしね、お隣のマンションに住んでいた方が「うちは鉄筋コンクリートだから大丈夫」って安心しきっていたんですよ。
ところがある日、お風呂場の近くから羽アリがわっと出てきて、もう大騒ぎになったことがあったんです。
チエばあちゃんです。
実はね、マンションでもシロアリは発生するんですよ。
鉄筋コンクリート造りだからといって油断していると、気づいたときには被害が広がっていた…なんてことも珍しくありません。
今日は、マンションのシロアリ対策で知らないと損する落とし穴を5つ、お話ししますね。
第1位|「鉄筋コンクリートだからシロアリは来ない」という思い込み
これがいちばん多い失敗なんですよ。
鉄筋コンクリート造りでも、室内には木材がたくさん使われています。
フローリングの下地材、押し入れの棚板、ドア枠、巾木…。
シロアリはコンクリートや鉄は食べませんが、わずかな隙間を通って室内の木材にたどり着くんです。
特にマンションの1階部分は地面に接しているので、一戸建ての玄関と同じような構造になっていることもあります。
一戸建てで玄関が最もシロアリ被害を受けやすいのと同じ理屈ですね。
「うちはマンションだから」と点検を怠るのがいちばん危ないんですよ。
第2位|湿気対策を甘く見てシロアリを呼び寄せてしまう失敗
シロアリは湿気が大好きなんです。
浴室や台所の換気が不十分だったり、水はけの悪いベランダをそのままにしていたりすると、シロアリにとっては絶好の環境になってしまいます。
換気扇をこまめに回す、結露をふき取る、ベランダの排水口を掃除する。
これだけでもずいぶん違いますよ。
昔からおばあちゃんたちは「湿気は家の大敵」と言ったものですが、シロアリ対策でもまったく同じことなんですね。
第3位|羽アリが出たときに出口をふさいでしまう間違い
羽アリが室内に出てきたとき、慌ててガムテープで穴をふさいでしまう方がいるんですが、これは絶対にやってはいけません。
出口をふさがれた羽アリは、別の場所から出ようとして被害が広がることがあるんです。
正しい対処法はこうですよ。
まず、羽アリが出尽くすまで掃除機で吸い取ること。
通常は2〜3日で収まります。
殺虫スプレーを直接かけるのも避けたほうがいいですね。
薬剤を嫌がったシロアリが散らばって、かえって被害範囲が広がってしまう恐れがあるんです。
第4位|羽アリが消えたから安心してしまう油断
「羽アリがいなくなったから、もう大丈夫」と思ってしまう方がとても多いんですが、これが大きな落とし穴なんですよ。
羽アリは巣から飛び立った一部にすぎません。
巣の中には何万匹ものシロアリが残っているんです。
羽アリが出なくなったら、できるだけ早く専門業者に調査を依頼してくださいね。
2026年現在、多くのシロアリ駆除業者が無料の床下点検を行っています。
まずは見てもらうだけでも安心材料になりますよ。
ちなみに、シロアリの羽アリとふつうの黒アリの羽アリは見た目が違います。
シロアリの羽アリは前後の羽がほぼ同じ大きさで、胴体にくびれがないのが特徴ですよ。
第5位|費用負担のルールを知らずにトラブルになる失敗
マンションでシロアリが見つかったとき、意外と揉めるのが駆除費用を誰が負担するかという問題なんです。
基本的なルールはこうですよ。
発生箇所がお部屋の中(専有部分)であれば、原則として区分所有者の自己負担になります。
一方、マンションの敷地や共用部分に発生原因があれば、管理組合で対策を実施することになるんです。
ただし、勝手に業者を呼んで駆除してしまうと、あとから管理組合と費用の押し付け合いになることも。
まずは管理組合や管理会社に報告してから動くのが鉄則ですよ。
専門業者に依頼するときは、安全性・保証期間・アフターフォローの内容をしっかり確認してくださいね。
2026年現在、シロアリ駆除の保証期間は5年が一般的です。
複数の業者から見積もりを取って比較するのも大切ですよ。
マンションだから安心、なんてことはないんです。
でもね、正しい知識があれば怖がりすぎることもありません。
湿気を溜めない、定期的に点検する、異変があったらすぐ相談する。
この3つを覚えておけば、大きな被害は防げますからね。
よかったら、今日からさっそく確認してみてくださいね。




