むかしね、庭の鉢植えの土をひっくり返したら、小さな白い虫がピョンピョン跳ねて驚いたことがあるんですよ。
チエばあちゃんです。
あれがトビムシだったんですね。
今日は、芝生や鉢植えに発生するトビムシの駆除方法について、初めて対処するあなたにもわかりやすくお伝えしますね。
トビムシとは?まず知っておきたい基本のこと
トビムシは体長わずか1〜2ミリほどの小さな虫で、その名の通りピョンと数センチ〜数十センチも跳ねることができるんですよ。
体の色は白っぽいものから赤紫、赤色などさまざまで、種類もとても多いんです。
湿った環境が大好きなので、芝生の下や鉢植えの土の表面、落ち葉の下などによく集まります。
それだけでなく、お風呂場や台所の排水口まわりなど、家の中にも出ることがあるんですよ。
ここで安心してほしいのですが、トビムシは人を刺したり噛んだりすることはありません。
植物を食い荒らすこともなく、主にカビや腐った植物を食べて暮らしているんです。
ですから「害虫」というよりは「不快害虫」と呼ばれる虫なんですね。
とはいえ、何十匹もピョンピョン跳ねているのを見たら、やっぱりいい気持ちはしませんよね。
トビムシの駆除方法|基本のやり方5つ
トビムシの駆除は、「湿気を減らして住みにくい環境をつくること」が基本なんですよ。
薬剤だけに頼らず、まずは環境を整えることから始めてみてくださいね。
①日当たりと風通しを良くする
トビムシは土が常に湿っている場所に発生しやすいんです。
鉢植えなら日当たりの良い場所に移動させたり、芝生まわりの雑草を刈って風通しを良くしてあげましょう。
水やりも「土の表面が乾いてから」を意識すると、ずいぶん違いますよ。
即効性はありませんが、地道に続けることが一番の近道です。
②土の表面に赤玉土や砂を敷く
鉢植えの場合は、土の表面に赤玉土や川砂を薄く敷いてあげると、表面が乾きやすくなってトビムシが住みにくくなります。
見た目もすっきりしますし、コバエ対策にもなるので一石二鳥ですよ。
③表面の土を入れ替える
トビムシが目に見えるほどたくさんいる場合は、表面から2〜3センチほどの土をすくい取って捨ててしまいましょう。
新しい清潔な土を足して、しっかり乾燥させるようにすれば、ぐっと数が減りますよ。
④思い切って植え替える
トビムシは堆肥や腐葉土、有機肥料に発生しやすいんです。
大量発生してしまったら、土ごと全部入れ替えてしまうのも手ですよ。
植え替えるときは、有機質の少ない培養土を選ぶのがコツです。
肥料の与えすぎも発生の原因になるので、控えめにしてあげてくださいね。
⑤薬剤を使って駆除する
どうしても数が多いときは、市販の殺虫剤を使うのも一つの方法です。
おすすめは以下のようなものですよ。
- フマキラー「カダン お庭の虫キラー」…芝生や庭まわりに直接スプレーできるタイプ
- 住友化学園芸「不快害虫粉剤」…粉タイプで庭や家の周囲にまいて使えます
- アース「虫コロリアース」…室内に出た場合にも使えるスプレータイプ
芝生に使う場合は、植物に影響がないか必ずラベルを確認してから使ってくださいね。
薬剤はあくまで応急処置ですから、環境改善と合わせて行うのが効果的ですよ。
よくある失敗と対処法|トビムシ駆除の注意点
チエばあちゃんがよく聞く失敗を、いくつかお伝えしておきますね。
「水やりを減らしたら植物が枯れた」…これは極端に水を断ってしまったケースですね。
水やりは「表面が乾いたらたっぷり」が基本です。
回数を減らしても、あげるときはしっかりあげてくださいね。
「薬剤をまいたのにまた出てきた」…薬剤で目の前のトビムシは退治できても、湿気という根本原因が残っていると、またすぐに発生してしまいます。
「退治」と「環境改善」はセットで考えることが大切ですよ。
「室内にまで入ってきた」…窓や玄関の隙間から侵入することがあります。
庭と接する窓まわりに粉タイプの薬剤を帯状にまいておくと、侵入を防ぎやすくなりますよ。
まとめ|トビムシは怖くない、落ち着いて対処しましょう
トビムシは人にも植物にも害のない虫ですから、見つけたからといって慌てなくて大丈夫ですよ。
まずは日当たりと風通しを見直して、土を乾燥させることから始めてみてください。
それでも気になるときは、薬剤も上手に使いながら、少しずつ数を減らしていけばいいんです。
虫のいないきれいなお庭で、気持ちよくガーデニングを楽しんでくださいね。
よかったら、今日のお話を参考にしてみてくださいね。




