家のマダニ駆除 屋内、庭それぞれの方法を紹介

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行楽シーズン、山にハイキングに行かれる人も多いのでは?そんな季節に注意したいのが、マダニです!

マダニは、多くは5月~9月の間に発生しますが、季節に関わらず1年を通して活動しています。マダニに噛まれると、保持しているウィルスに感染して死亡するケースも!

そんなマダニがもし我が家で見つかったら怖いですよね。今回は、家のマダニ駆除の方法をご紹介します。

家のマダニ駆除、屋内編

マダニ対策屋内

通常よく家の中にいるイエダニは、フケアカなどの老廃物や食品などを餌にしていますが、マダニは生きている動物の血を食料とするので、食料となる動物がいなければ繁殖することはまずありえません。

駆除をする前にまず、考えられる原因を突き止めましょう。マダニが侵入する原因はいくつかあります。

ペットを飼っている方、ペットがマダニに寄生されていませんか?散歩中に草むらなどで寄生されると、そのまま家の中にマダニを持ち込んでしまいます。

ペットを飼っている人は、まずはペットのダニ駆除をしましょう。犬猫や小動物の場合、動物病院でフロントラインが処方されます。フロントラインを半年以上、できれば冬も毎月欠かさず継続して使用してください。

また、ペット用のマダニ対策商品も販売されているので、活用するのも一つの方法です。

ペットはいないけれど、という人は、家の中にネズミハクビシンなどが侵入していませんか?マダニに寄生されたネズミなどが家の中に巣を作っていて、ダニをまき散らしている可能性があります。屋根裏や軒下など、家じゅう隈なくチェックしてみましょう。

その他、考えられる原因としては、最近キャンプやハイキング、公園や河川敷など、草むら近くに行かれた人はいませんか?マダニは、野生動物の住む環境に多く生息していますが、民家の裏庭や畑、あぜ道などの茂みや草むらにも生息しています。

植物の葉っぱの先などに身を隠し、洋服や靴にくっついて、家の中に侵入してきます。マダニが生息していそうな場所から帰宅した場合は、全身チェックをしましょう。

上着や作業着は、そのまま家の中に持ち込まないようにし、ガムテープなどを使って服に付いたダニを取り除いてください。

家の中で発見した場合は、スプレータイプを使って駆除するのが一番です。普段過ごしている部屋の身近なものにマダニを発見した場合、速乾性のスプレーを直接噴射するといいです。

もし、家の中を生きて歩いているマダニを発見した場合、つかまえて潰してしまうことのないように!潰した瞬間、体の中の卵が飛び散って、マダニの卵が散乱なんてことになりかねません。なるべく潰さずつかまえてトイレに流しましょう。

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家のマダニ駆除、庭編

雑草の生えた庭

マダニは草の茂みの中に潜んでいます。ということは、ダニが潜んでいる草を取り除けば、家の庭のマダニを駆除できるということです。

しかし、薬局やドラッグストアで販売されているダニ用殺虫剤は主に家ダニ用のため、マダニには効き目はなく、現在マダニを駆除できる薬剤は現存しません。庭のマダニを駆除するためには、庭の雑草を刈り取り処分することが唯一の方法です。

当然、その作業中にマダニが付着する可能性があるので、徹底的な防御が必要です。長靴に長ズボンを履き、長靴の中にズボンの裾を入れ込むか、ガムテープなどでグルグル巻きにして隙間のないようにしましょう。

上着も長袖にし、裾はズボンの中に入れて袖口はボタンをしっかりとめましょう。帽子をかぶって頭を守り、首元も襟口をきっちりとめておきましょう。

刈り取った草は放置しないでビニール袋などに入れて処分しましょう。その後、有効成分に「ディート」が入った虫除けスプレー、もしくは「防除用医薬部外品」「第2類医薬品」と書かれたサラテクトシリーズを散布しておきましょう。

草刈が終わったら、忘れず全身チェックをしてダニが付いていないか確認してくださいね。もしかすると、自分だけでなくその地域一体がマダニに寄生されている可能性も!管轄の保健所か役場に相談することも大切です。

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