春の風が気持ちいい季節になりましたねぇ。
チエばあちゃんです。
今日は「手亡豆」の読み方や特徴、そして白あんの作り方まで、昔ながらの知恵と現代の便利なやり方を比べながらお話ししますね。
「手亡く豆」と検索してたどり着いた方も多いかもしれませんが、大丈夫ですよ。
この記事を読めば、手亡豆のことがすっかりわかるようになりますからね。
手亡豆の読み方は「てぼうまめ」
まず気になる読み方ですが、手亡豆は「てぼうまめ」と読みます。
「手」も「亡」も「豆」も一つずつは読めるのに、くっつくと急に読めなくなる、不思議な漢字ですよね。
「手亡く豆(てなくまめ)」と読んでしまう方がとても多いのですが、それも無理はありません。
ばあちゃんも最初に見たときは首をかしげましたよ。
正しくは「てぼうまめ」ですので、ぜひ覚えてくださいね。
手亡豆とはどんな豆?白いんげん豆との関係
手亡豆とは、白いんげん豆の一種なんですよ。
普段スーパーで見かけるいんげん豆は緑色ですが、手亡豆は種皮が白いのが特徴です。
それで「白いんげん豆」とも呼ばれているんですね。
名前の由来がまた面白いんです。
明治時代に北海道の十勝地方で栽培が始まったのですが、普通の豆は蔓(つる)が伸びるので「手竹」という支柱が必要でした。
ところが白いんげん豆は半蔓性で、手竹がいらない=「手亡(てぼう)」と呼ばれるようになったのだそうです。
昔の農家さんたちの呼び方がそのまま名前になったなんて、なんだか親しみがわきますよね。
かつては大・中・小と3つの大きさがありましたが、戦後に中手亡と小手亡はなくなってしまいました。
現在は「雪手亡」や「姫手亡」といった新しい品種も北海道で栽培されていますよ。
手亡豆の栄養がすごい!食物繊維はごぼうの約3倍
ばあちゃんが手亡豆をおすすめしたい理由の一つが、その栄養価の高さです。
手亡豆に含まれる食物繊維は、なんとごぼうの約3倍もあるんですよ。
さらにビタミンB1はイチゴやアセロラと比べて約10倍も含まれています。
疲労回復や腸内環境を整えたい方にはぴったりの食材ですね。
海外ではスープやサラダに日常的に使われていますが、日本では乾燥豆の状態で流通しているため、スーパーの店頭ではあまり見かけません。
昔はお豆屋さんに行かないと手に入りませんでしたが、今はネット通販で簡単に買えるので便利な時代になりましたね。
富澤商店さんや豆専門店のオンラインショップで「手亡豆」と検索すれば、すぐに見つかりますよ。
手亡餡(白あん)の作り方|昔ながらの方法と時短テク
手亡豆の日本での代表的な使い方は、和菓子の白あん(手亡餡)です。
色が白くて粘りがあるので、白あんには最適なんですよ。
ばあちゃんが若い頃から作っている昔ながらの手亡餡レシピをご紹介しますね。
【材料】
手亡豆 300g、砂糖 250g(お好みで調整)
【昔ながらの作り方】
- ボウルにたっぷりの水を入れ、手亡豆を一晩(8時間以上)漬けます。
- 豆の薄皮をやさしく剥がし、鍋にたっぷりの水と一緒に入れます。
- 沸騰してから約5分煮たら、一度ザルにあげます(渋切り)。
- 新しい水をたっぷり入れ、30分ほど豆が十分やわらかくなるまで煮ます。
- やわらかくなったらザルにあけて水分を切ります。
- ボウルとザルを重ね、ヘラで豆を裏ごしします。
- さらしや手ぬぐいに包んで、しっかり水分を絞ります。
- 鍋に裏ごしした餡と砂糖を入れ、木べらでお好みの固さになるまで練れば完成です。
【現代の時短テク】圧力鍋やフードプロセッサーを活用
昔はコトコト時間をかけて煮ていましたが、今は圧力鍋を使えば煮る時間を10〜15分に短縮できますよ。
また、裏ごしの工程はフードプロセッサーやブレンダーを使うと、あっという間になめらかになります。
ばあちゃんは手で裏ごしする方が好きですが、忙しい方にはとっても便利ですね。
手亡豆の読み方と使い方まとめ
今日のお話をまとめますね。
- 手亡豆の読み方は「てぼうまめ」。
- 白いんげん豆の一種で、手竹がいらない豆が名前の由来。
- 食物繊維はごぼうの約3倍、ビタミンB1も豊富な栄養たっぷりの豆。
- 和菓子の白あん(手亡餡)の原料として昔から愛されている。
- 昔ながらの裏ごしも、現代の圧力鍋やフープロも、どちらもいいところがある。
手亡豆は昔からおばあちゃんたちが大切にしてきた食材の一つです。
栄養もたっぷりですから、お子さんのおやつに手作りの白あんを使ったお菓子を作ってあげるのもいいですね。
よかったら、ぜひ一度試してみてくださいね。




