おうちの庭にピザ窯なんて憧れますよね。
でもピザ窯なんて置けるほど庭は広くないし、だいたいピザ窯なんてお高いのでは?・・・と普通は思いますよね!
いえいえ、少しのスペースでも憧れのピザ窯を置くことが!
しかも、予算に合わせたピザ窯が用意できるんです!
ということで今回は、庭にピザ窯を作る方法をご紹介していきますね。
目次
庭にピザ窯!初級編
ここでは、段ボールを使ったピザ窯作りをご紹介します。
準備するもの
- 段ボール
- ステンレスバット
- チューブのり
- 太めの針金
- アルミホイル
- 布テープ
- トング
- 炭
- 網
- 新聞紙
最寄りのホームセンターや100円ショップで買えるものでかまいません。
費用はおよそ1,500円ぐらいです。
段ボールは、ステンレスバットと網が入るサイズのものを用意してください。
上部の開く部分を横に置き、観音開きにします。
ドア部分以外のところは切り取っておきましょう。
段ボールのピザ窯!作り方
まず、ダンボール内部全体にアルミホイルを貼り付けていきます。
その際のりを使って、剥がれないようにしっかり貼っていきます。
ドア部分も、貼れるところまで貼りつけておきます。
アルミホイルが貼り終わったら、左右内部に針金を通し、網を支える土台を作ります。
たゆまないようにしっかりと固定してください。
針金の土台は、段ボールの真ん中から上に作ります。
補強のため、段ボールの外の角を布テープで巻きます。
ここまでの作業時間は30分程度、これで段ボールのピザ窯が完成しました!
ピザを焼くには
準備しておいたステンレスバットを受け皿にし、段ボールの最下部に炭と新聞紙をセットします。
次に新聞紙に着火して火をおこします。
あとはピザを網台に乗せ、新聞紙をくべながら10分ほどでピザは完成です!
段ボールを使ったピザ窯なら、家の庭だけでなくバーベキュー先へ持って行っても使用できますね。
その後の処理にも困りません。
ピザ窯作りからピザが完成するまで1時間もかからないこの手軽さ!
ピザ窯を作ったことがない初心者の方なら、まずはこの方法を試してみてはいかがでしょうか。
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庭にピザ窯!中級編
ここでは、ドラム缶を使ったピザ窯作りをご紹介します。
準備するもの
- ドラム缶 1個
- サンダー
- サンダーの刃
- トレイ(横幅31.5cm、奥行45cm)
ドラム缶はなかなか手に入りにくいかもしれませんが、ガソリンスタンドでもらうことができるようです。
お近くのガソリンスタンドに問い合わせてみてください。
また、サンダーは多くのホームセンターで、数百円程度で借りることができます。
ただし、刃は買う必要があります。
ドラム缶のピザ窯!作り方
サンダーを使ってドラム缶をカットしていきます。
ドラム缶の下部3分の1を輪切りカットし、切り落とした部分にトレイを出し入れするための開口部を450×140mmサイズでカットします。
次に、ドラム缶の上部3分の2の部分に、薪投入用の開口部と排煙用の開口部をカットしていきます。
薪投入用の開口部は、300×270mm、排煙用の開口部は底面の両サイドに320×50mmでカットします。
排煙用開口部はカットしなくてもかまいません。
もともと上部であった3分の2の方を薪投入口を下にして置き、その上に3分の1で輪切りにした方をトレイ出し入れ口を下にして乗せれば、ドラム缶のピザ窯が完成です!
ピザを焼くには
初めて使用する際は、古竹などを使って30分ほど空焚きし、塗料や臭いを消しておいた方がいいです。
最下部の開口部に薪をくべ火をおこします。
上部の開口部にトレイを投入し、ピザを並べて焼きます。
ドラム缶のピザ窯完成までには約50分、準備物はなかなか手に入らないかもしれませんが、器用な方ならすぐに作れるのではないでしょうか。
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庭にピザ窯!上級編
ここでは、簡易なレンガを使ったピザ窯作りをご紹介します。
準備するもの
- ブロック C-10 横筋 6個
- 輸入赤レンガ 210×100×60m/m 38個
- 枕木平板 840ミリ 3個
- 薪
薪はかなり使用しますので多めに用意しておきましょう。
費用はおよそ10,000円ほどです。
レンガのピザ窯!作り方
まず、ブロック6個を一番下に敷き詰めていきます。
極力平らな場所を選びましょう。
もし段差がある場合は、石を挟んだりして高さを調整してください。
ブロックが並べ終わったら、薪の投入口ができるよう、コの字型にレンガを積んでいきます。
その際できるだけ奥行きをつけておいてください。
レンガは4段くらい積み上げていき、その上に天板を乗せます。
ここまでの作業時間はたった10分、これでレンガのピザ窯が完成しました!
ピザを焼くには
ぐしゃぐしゃに新聞紙を丸め、投入口の奥に置きます。
その周りを薪で囲み、火を焚きます。
レンガのピザ窯の場合、1,000℃ほどの予熱が必要ですので、予熱だけで50分程度かかります。
その間にピザの準備をしながら待っておくといいですね。
予熱が終わったら、ピザを投入していきます。
ピザの置き場所は、薪投入口の手前になります。
ですので、ピザが投入口からはみ出さないよう、奥行きをつけてレンガを並べておくことがポイントになります。
ピザはすぐに焼けてきますので、投入したら目を離さないよう注意しましょう。
片面が焼けたらぐるりと反転させ、もう片方を焼きます。
膨らんできて焦げ目がついたらピザの完成!
レンガを積むだけのピザ窯ですので、必要がなくなれば解体することも可能です。
とりあえずピザ窯作りを試してみたいという方にもおすすめですよ。