抜いても刈っても生えてくる雑草!
特に雨が降った後は、一気に成長するから厄介なものです。
家庭菜園をしている知恵ばぁですが、
除草剤の力を借りなければお庭の管理がままなりません。
今日は除草剤について、効果的な撒き方などをご紹介します。
除草剤の種類
除草剤と一口に言っても、様々な種類があります。
が、専門的な説明はここでは省いて、ご家庭のお庭にまくことを前提に考えます。
ホームセンターに行くと、除草剤コーナーには様々な商品がありますよね。
大きく分けると、液体タイプと顆粒タイプの商品が多いかと思います。
葉っぱから吸収して、植物を枯らすのは液体タイプ。
根から吸収して、植物を枯らすのは顆粒タイプと覚えましょう。
(例外もあるかと思いますので、商品説明欄はチェックしてくださいね!)
液体タイプは葉っぱから吸収されるので、
雑草が育った状態で上からかけると効果があります。
顆粒タイプは根から吸収されるので、
雑草は刈り込んで、地面にしっかりと撒いた方が効果が高まりますよ。
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除草剤が効くまでの時間と持続性
液体タイプか顆粒タイプかで、除草剤の効果が出始める時間は違います。
液体タイプの除草剤は、即効性があります。
早いものだと、撒いて10分後には茶色く変色し始めて枯れてきます。
液体タイプは効果が早く出る分、持続性はあまりありません。
多くの商品は土にかかると吸収・分解され、その効果を失います。
そのため、1週間~1か月もすれば、そこに花壇をつくることも可能です。
一方顆粒タイプは、効果が出始めるまでに時間がかかります。
粒が土に溶けて吸収され、それを雑草の根が吸い込むことで効果がでるのです。
土に有効成分が残るのが顆粒タイプなので、一度撒くと効果は長く続きます。
そのため、家庭菜園などに使わない土地でなければなりません。
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除草剤の撒き方、雨の日は?
除草剤の撒き方も、液体タイプか顆粒タイプかで変わってきます。
液体タイプの場合
容器がジョーロやスプレーになっていて、そのまま手軽に撒けるのが便利ですね。
液体タイプの除草剤の撒き方は、晴れた日に撒くことが大切です。
葉っぱから有効成分を吸収するので、草が乾いている方が高い効果が期待できます。
また、除草剤をまいた直後に雨が降ってしまうと、葉っぱの除草剤が洗い流されてしまいますので、
除草剤を撒く前後の天気予報はチェックしましょう。
顆粒タイプの場合
顆粒タイプの除草剤は、土に吸収されて根っこから雑草に効いていきます。
そのため、土が濡れている方が早く効果が現れます。
顆粒タイプの除草剤を撒くときは、事前に水をかけて土を濡らしたり、雨の降った後にしましょう。
ただし、注意したいのが、撒いた後の雨。
粒を撒いた直後に雨が降ると、成分が思わぬところまで流されてしまい、
花壇や植栽にまで被害が及ぶ危険性があります。
また、土に成分が広がるので、なるべく花壇などから遠い場所に撒くようにしましょう。
除草剤に関するまとめ
液体タイプ
- 即効性がある
- 葉っぱから吸収される
- 雑草が育った状態で上からかける
- 天気の日に撒き、前後に雨が降らないことを確認。
- 効果は持続しない
顆粒タイプ
- 遅効性
- 根から吸収される
- 雑草を刈り込んで、土にまく
- 地面が濡れていた方が効果が出やすい。(ただし、撒いた後すぐに雨が降らない方が良い)
- 効果が持続する
これらの特性を踏まえて、お庭に使う除草剤を選びましょう♪
※商品によって例外もありますので、かならず個別にチェックしてくださいね。