供花のお返しで失敗しない!のし紙・相場・品物の正しいマナー

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むかし、ご近所のお葬式のお手伝いをしていた頃、供花のお返しで「のし紙はどうすればいいの?」と慌てている方をよく見かけたものです。
チエばあちゃんです。

供花のお返しは、香典返しと違って意外と知られていないマナーが多いんですよ。
「お返しは必要なの?」「のし紙は何を選ぶの?」「相場はいくら?」と迷う方がとても多いんです。
知らずにうっかり失礼をしてしまうと、せっかくのご厚意を台無しにしてしまうこともあります。
ここでは、供花のお返しで失敗しないためのポイントを、ステップごとにやさしくお伝えしますね。

ステップ1:供花のお返しが必要かどうかを見極める

まず最初に知っておいていただきたいのが、供花をいただいたらお返しは基本的に必要ということです。
香典のお返しは皆さんご存じでも、供花のお返しとなると「いらないのでは?」と思い込んでいる方が少なくありません。

ただし、「返礼不要」と明記されている場合は、お返しの品物は不要です。
その場合でも、お礼状だけはきちんと送るのがマナーですよ。

家族葬で香典を辞退していても、「せめてお花だけでも」と供花を手配してくださる方もいらっしゃいます。
そういったお気持ちには、しっかりお返しで応えるのが大人のたしなみなんです。
供花を贈った側は、ちゃんと届いたのか気にしているものですからね。

ステップ2:供花の贈り主と金額を必ず記録しておく

ここが一番失敗しやすいポイントなんです。
葬儀の会場に並んだ供花は、バタバタしているうちに誰から届いたのか、いくらくらいのものなのかがわからなくなってしまうことがあります。

葬儀の当日は気持ちに余裕がないのは当然のこと。
でも、後からお返しをしようと思ったときに困らないよう、次のことを控えておきましょう。

・供花の贈り主の名前(名札を写真に撮っておくと安心です)
・供花のおおよその金額(葬儀社に聞けば教えてもらえます)
・香典と供花の両方をいただいた方の記録

最近は葬儀社がリストを作ってくれることも多いので、遠慮なく相談してみてくださいね。

ステップ3:供花のお返しの相場を知っておく

供花のお返しの相場は、いただいた供花の金額の半額から3分の1程度が一般的です。
供花の一般的な価格は1基あたり7,000円〜20,000円ほどですから、お返しは3,000円〜10,000円くらいが目安になりますね。

ここで気をつけたいのが、香典と供花の両方をいただいた場合です。
この場合は、香典と供花を合わせた金額の半額から3分の1程度のものを、香典返しとしてまとめてお返しするのが一般的ですよ。

「少なすぎて失礼かしら」と心配される方もいらっしゃいますが、あまり高額なお返しをすると、かえって相手に気を遣わせてしまいます。
相場の範囲でお気持ちを伝えれば十分ですからね。

ステップ4:供花のお返しにふさわしい品物を選ぶ

供花のお返しの品物は、「消えもの」と呼ばれる消耗品が基本です。
弔事のお返しには「不祝儀を後に残さない」という意味があるんですよ。

おすすめの品物はこちらです。

お茶・コーヒー:定番中の定番で、どなたにも喜ばれます
お菓子:日持ちするものを選びましょう
石鹸・洗剤:「悲しみを洗い流す」という意味もあります
タオル:実用的で好みを選びません
カタログギフト:相手に好きなものを選んでもらえるので安心です

会社や友人の連名で供花をいただいた場合は、小分けにできるお菓子がとても便利ですよ。
職場なら部署に配れますし、友人グループなら代表の方にお渡しすれば分けてもらえます。
一人あたり1,000円程度の個別の品を送る方法もありますので、状況に合わせて選んでくださいね。

ステップ5:供花のお返しののし紙の正しい選び方

のし紙の表書きは、「志(こころざし)」が全国共通で使えます。
「志」には「感謝の気持ち」という意味が込められているんですよ。

ただし、地域によって表書きが異なるのでご注意ください。

・全国共通:「志」
・関西地方:「粗供養」
・西日本の一部:「満中陰志」

水引は黒白または双銀の結び切りを使います。
結び切りには「二度と繰り返さない」という意味がありますので、間違っても蝶結びを選ばないでくださいね。

のし紙の下段には、喪家の姓を書きます。
迷ったときは葬儀社や百貨店の担当者に相談すれば、地域に合ったものを用意してもらえますよ。

ステップ6:お礼状を添えて感謝の気持ちを伝える

品物だけ送って終わり、というのは実はマナー違反なんです。
お返しの品物には必ずお礼状を添えるようにしましょう。

お礼状の基本的な構成はこちらです。

・「拝啓」で始める
・供花へのお礼の言葉
・葬儀を無事に終えたことの報告
・相手の健康を願う言葉
・「敬具」で締める
・日付・住所・名前を添える

お礼状はできるだけ早い時期に送るのが望ましいですが、四十九日の忌明けに香典返しと一緒に送るのが一般的です。
ただし、供花だけをいただいた方には、葬儀後なるべく早くお礼状だけでも先にお送りすると丁寧ですよ。

最近は葬儀社がお礼状の手配までしてくれることがほとんどです。
わからないことがあれば、遠慮なく相談してみてくださいね。
大切なのは、お花を贈ってくださった方への感謝の気持ちをきちんと形にすることです。
よかったら参考にしてみてくださいね。

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