香典袋のご霊前とご仏前の違い|選び方を簡単解説

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急なお葬式で香典袋を買いに行ったら、種類がたくさんあって困ってしまった……そんな経験はありませんか?
チエばあちゃんです。
ご霊前とご仏前の違いは、大人でも意外と知らない方が多いんですよ。
昔はご近所付き合いの中で自然と教わったものですが、今はなかなかそういう機会もありませんよね。
今日は、昔ながらの知恵と今どきの便利な方法を合わせて、香典袋の選び方をわかりやすくお伝えしますね。

Q: ご霊前とご仏前、何が違うの?

これはおばあちゃんも若い頃、自分の母に教わったことなんですよ。
仏教では、人が亡くなると霊になって49日間の旅に出ると考えられています。
この49日間は「霊」の状態なので、「ご霊前」という表書きを使います。
つまり、お通夜やお葬式は49日より前に行われますから、「ご霊前」と書いた香典袋を持っていくのが一般的なんですね。

一方、49日の旅が終わると霊は仏様になると考えられています。
ですから、四十九日法要よりあとの法事――たとえば百か日や一周忌、三回忌などでは「ご仏前」を使うんですよ。

昔はこうした決まりごとを、お寺さんとの付き合いの中で自然と覚えたものです。
今はスマートフォンでさっと調べられる時代ですから、出かける前にちょっと確認するだけでも安心ですよね。

Q: 宗派によってご霊前が使えないことがあるの?

実はここが一番気をつけたいところなんです。
同じ仏教でも、浄土真宗日蓮正宗では「霊」という考え方がありません。
人は亡くなるとすぐに仏様になると教えているので、お通夜やお葬式の段階から「ご仏前」を使うのが正式なんですよ。

おばあちゃんの若い頃は、ご近所で「あそこのお宅は浄土真宗だから」と教え合ったものです。
今の時代は、訃報の案内状やお葬式の会場に宗派が書かれていることも多いですし、葬儀社のホームページで確認できることもありますよ。
事前にわかれば安心ですが、わからなければ「ご霊前」で大丈夫ですからね。

Q: 仏教以外のお葬式ではどうすればいい?

神式やキリスト教式のお葬式に参列することもありますよね。
それぞれの表書きをまとめておきますので、参考にしてくださいね。

【宗教別の表書き早見表】
・仏教(浄土真宗・日蓮正宗以外)→ ご霊前、ご香典
・仏教(浄土真宗・日蓮正宗)→ ご仏前
・神式 → ご霊前、御玉串料、御神前
・キリスト教 → ご霊前、御花料、献花料
・無宗教 → ご霊前

ここで大事なポイントがひとつ。
蓮の花が印刷された香典袋は仏式専用です。
神式やキリスト教式のお葬式に持っていくときは、蓮の花のない無地の香典袋を選んでくださいね。

Q: 香典袋を選ぶとき、昔と今で違いはある?

昔は文具店で店員さんに相談しながら選んだものですが、今はコンビニや100円ショップでも手軽に買えるようになりましたよね。
種類も豊富で便利になった反面、どれを選べばいいか迷いやすくなったとも言えます。

おばあちゃんからのアドバイスとしては、こんな風に選んでみてくださいね。

包む金額が5,000円以下なら、水引が印刷されたシンプルなもの
1万円〜3万円なら、白黒または双銀の水引がついたもの
3万円以上なら、高級感のある双銀の水引で大きめのもの

香典袋の格と中身の金額が釣り合っていることが、昔から大切にされているマナーなんですよ。

Q: 迷ったときはどうすればいい?

宗派がわからないとき、急いでいて調べる余裕がないとき、ありますよね。
そんなときは、「ご霊前」と書かれた蓮の花のない香典袋を選べば、ほとんどの場合で失礼にはなりません。
昔からおばあちゃんたちの間でも「迷ったらご霊前」と言われてきたものです。

お葬式は故人とお別れをする大切な場ですから、心を込めてお見送りすることが一番ですよ。
形も大事ですが、故人を偲ぶ気持ちがいちばんの供養ですからね。
よかったら参考にしてみてくださいね。

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