お通夜やお葬式で祭壇を飾っているのが「供花」です。
故人が寂しくないように飾り付けてありますよね。
供花は、遺族以外にも会社関係から贈られてきています。
そんな場合の供花へのお礼状の書き方はどうすればよいのでしょうか?
何か文例があればわかりやすいのですが・・・。
今回は、会社関係への供花のお礼状の書き方と文例を紹介します。
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供花の御礼状は必要?
香典を頂いた場合は、香典返しとしてお返しをするのが当然なのですが、お金以外に頂いた供花の場合はどうしたら良いのでしょうか?
供花の場合はその地域によって異なりますが、一般的にはお礼状を送る場合が多いようです。
お礼状だけでは申し訳ないと思う場合は、お礼状とともに1,000円~2,000円ほどの菓子折りなどと一緒に差し上げる場合もあります。
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供花の御礼状を出すタイミング
香典返しの場合は通常だと「四十九日を過ぎた後」に贈ります。
しかし、供花の場合は香典返しにあたらないので、四十九日後に拘らずにお葬式終了後2・3週間~四十九日までには贈ったほうが良いでしょう。
もし、礼状とともに品物などを贈る場合だと香典返しと一緒に贈っても問題はないようです。
供花の御礼状の書き方(文例)
供花のお礼状の書き方にも、相手に失礼がないようにしなければいけないのと、お礼の気持ちが伝わるような文面にする必要があります。
供花のお礼状を書く時に注意しなければいけないポイントを紹介します。
1.拝啓から始まります。
2.お花を頂いたお礼と供花を飾った報告をします。
3.お葬式が無事終ったことを報告します。
4.敬具
5.日付、住所、名前
では供花のお礼状の文例を紹介します。
拝啓 亡き○○の葬儀に際しましては、過分なお供を賜り誠にありがとうございました。
謹んでお受けいたし、霊前に飾らせて頂きました。
故人の最後を素敵なお花で飾って下さいまして厚くお礼申し上げます。
故人もさぞ喜んでいることかと思います。
お陰様をもちまして葬儀も滞りなく執り行うことができました。
生前中に故人に賜りましたご交誼を深謝し、格別なご高配につきまして厚く御礼申し上げます。
末筆ながら、お礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
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供花の御礼状の書き方【会社や取引先の場合】
供花のお礼状は、文例どおり会社関係や取引先の場合でも書き方は同じように書くとよいでしょう。
ただ、「茲に生前のご厚情に感謝申し上げますとともに 今後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」のように「今後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますよう」と付け加えるとより良いと思います。
供花は香典と違いあまり自分でも贈ったことがない場合が多いので、頂いたときの対応に少し戸惑ってしまいますよね。
でも、有り難いという気持ちを添えると気持ちも伝わるので、供花を頂いたときはお礼の気持ちをお礼状で伝えましょう。
そして地域などで変わってくる場合があるので、担当の葬儀社に相談するようにすると安心することができるので、相談してみてはいかがでしょうか。