お通夜やお葬式に参列す時に式場には沢山の花が供えられていますよね。
これは「供花(きょうか)」といいます。
最近では、楽天などインターネットで注文をし、供える人もいるようです。
しかし、供花を注文する時には、沢山の注意点があるようです。
今回は、供花の贈り方や注文方法、そして楽天などインターネットでの注文方法を紹介します。
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供花とは?
お通夜やお葬式に参列する際に気をつけるのが、香典やお葬式マナーなのですが、参列する際に「供花」のことまで考えている人は少ないと思います。
私もお葬式に参列する機会が何度かありましたが、供花まで考えたことはありませんでした。
随分前になりますが、祖父が亡くなった時に孫として数人で供花をお供えしたことがありました。
しかし、その時はまだ学生だったため親同士で決めてお供えしていたので、どういうふうに行っていたかはわかりませんでした。
そもそも、この供花というのは、どういう意味でお供えされていると思いますか?
そして、他にも「花」をお供えする場面がありますよね。
その時に使用する花とは違う意味をもつのでしょうか?
お通夜やお葬式で使う花は3つあるようです。
1つは「枕花(まくらばな)2つ目は「供花」そして最後が「献花(けんか)」です。
枕花とは、故人の枕元にお供えされている花のことで、血縁者や故人と特別に親しかった人がお供えする花のことです。
供花は、故人にお供えする花なのですが、それだけではなく祭壇や式場を飾り、死者の霊を慰める意味でお供えする花のことをいいます。
そして、献花とは葬儀に参列した参列者が1人1本ずつ祭壇に供える花のことをいいます。
このように花であっても、それぞれ違う意味を持っています。
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供花の送り方や時期、タイミング
供花なのですが、供花にも宗教や地域によって違いがあるので、贈る際には気をつける必要があります。
供花を飾る場合には、遺族間で決めて葬儀を担当している葬儀社にお願いするのが一般的です。
他にも、遺族以外で親しい間柄の人や遠方のためお通夜やお葬式に参列できない人が供花を贈る場合があります。
そんな場合に供花を贈る時は、どうしたら良いのでしょうか?
この場合は、葬儀式場と日程がわかっていると供花を贈ることができます。
葬儀場に電話をし、喪家と日程を伝えると担当の葬儀社を教えてくれます。
ここで注意したいのが、喪家への直接の電話です。
喪家はお通夜や葬儀の準備でとても忙しいので、電話しないのがマナーです。
供花は葬儀社以外にも、直接花屋に注文する場合もあるのですが、ここでも注意することがあります。
葬儀社によっては、他社で用意された供花を使用しない場合もあります。
祭壇に統一感を出し演出するのも葬儀社の仕事なので、あまりに雰囲気の合わない供花や宗教や地域の違いでも使用できない場合があります。
したがって、供花を注文する場合は、担当している葬儀社に相談するのが1番良い方法です。
供花を注文する時期なのですが、葬儀社に注文する場合は、予備のストックを用意している場合が多いので開式2時間前でも大丈夫な場合もありますが、なるべく早く注文したほうが安心できます。
花屋さんで注文する場合は、遅くてもお通夜当日の朝には注文しなければ間に合わないので、注意してください。
供花の注文方法はどうすればよい?
供花は担当の葬儀社にお願いするのが確実なのですが、葬儀社に頼んでしまうと花のクオリティがわからないので、自分で選びたいと思う人もいますよね。
その点、楽天などのインターネットで注文すると自分で花が確認できるので、最近では注文する人も増えてきているようです。
しかし、葬儀社以外で注文する場合には、注文する前に葬儀社に「供花を他で手配してもOKなのか」聞いてください。
OKなら、どんな花の種類なら良いのか・何時までに式場に届ければよいのかも合わせて聞いてください。
そして、近所の花屋・インターネット注文の際は、葬儀場・喪家・日程を伝えます(特に時間は余裕をもってキチンと時間までに届くように手配しましょう)
供花を用意する場合は、必ず担当の葬儀社に連絡を取りましょう。