春になると、ふと昔のことを思い出すんですよ。
むかし、ご近所のおじいさんが亡くなった時に、母が「供花(きょうか)を贈らなきゃ」と慌てていたことがありましてね。
チエばあちゃんです。
供花の贈り方や注文方法って、いざという時に意外とわからないものですよね。
今日は、初めての方でも安心できるように、供花の基本マナーから注文の仕方まで、やさしくお伝えしていきますね。
供花を贈る前にまず知っておきたい基本マナー
供花というのは、お通夜やお葬式の時に、故人の霊を慰め、祭壇や式場を飾るためにお供えするお花のことなんですよ。
お葬式に関わるお花には、実は3つの種類がありましてね。
「枕花(まくらばな)」は故人の枕元にお供えする花で、ごく親しい方や血縁の方が贈るものです。
「供花(きょうか)」は祭壇のまわりに飾るお花。
そして「献花(けんか)」は、参列者が一人一本ずつ祭壇にお供えするお花のことをいいます。
同じお花でも、それぞれ意味が違うんですね。
供花を贈ろうと思った時に、まずこの違いを知っておくと安心ですよ。
供花の注文方法|葬儀社・花屋・ネット注文の手順
さて、実際に供花を注文する方法なんですが、大きく分けて3つあります。
①担当の葬儀社に依頼する(いちばん確実)
葬儀式場と日程がわかっていれば、葬儀場に電話して喪家名と日程を伝えると、担当の葬儀社を教えてもらえます。
そこに直接お願いするのが、いちばん間違いのない方法ですよ。
②近くの花屋さんに注文する
花屋さんに頼む場合は、葬儀場・喪家名・日程をしっかり伝えてくださいね。
ただし、遅くてもお通夜当日の朝までには注文しないと間に合わないことが多いので、早めの行動が大事です。
③楽天などインターネットで注文する
最近では、ネット通販で供花を注文する方も増えています。
自分の目でお花を選べるのが嬉しいところですね。
ただし、ネット注文の場合も配送の時間に余裕を持って手配することが大切ですよ。
どの方法で注文する場合でも、必ず事前に担当の葬儀社へ「他で手配した供花を持ち込んでよいか」確認してくださいね。
葬儀社によっては、祭壇の統一感を大切にしていて、外部のお花をお断りする場合もあるんですよ。
供花の注文でよくある失敗と気をつけたいこと
ばあちゃんがこれまで見聞きしてきた中で、よくある失敗をいくつかお伝えしますね。
失敗①:喪家に直接電話してしまう
お気持ちはわかるのですが、ご遺族はお通夜やお葬式の準備でとても忙しくされています。
供花の件で直接お電話するのは避けて、葬儀場や葬儀社を通すのがマナーですよ。
失敗②:宗教や地域の違いを確認しなかった
仏式と神式、キリスト教式では、ふさわしいお花の種類が違うことがあります。
地域によっても慣習が異なりますので、葬儀社に「どんなお花がよいか」を聞いておくと安心です。
失敗③:届く時間がギリギリになってしまった
特にネット注文の場合は、配送に時間がかかることがあります。
開式の2〜3時間前には届くように、余裕を持って手配してくださいね。
春はお別れの季節でもありますから、急なお知らせが届くこともあるかもしれません。
いざという時に慌てないよう、この基本を頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです。
供花は、あなたの「偲ぶ気持ち」をお花に託してお届けするもの。
形式にとらわれすぎず、心を込めて贈れば、きっとその気持ちは届きますよ。
よかったら参考にしてみてくださいね。




