むかしね、ご近所のおばさまが亡くなったとき、立派な供花を贈ってくださった方がいたんですよ。
お嫁さんが「お礼はどうすればいいの?電話でいいの?」ってすごく慌てていたのを覚えています。
チエばあちゃんです。
供花のお礼って、香典返しとはちょっと違うから迷いますよね。
でもね、ポイントさえ押さえれば、電話一本でもきちんとお礼はできるんですよ。
今日は「忙しくて手が回らない…」という方でも安心の、供花のお礼の電話の言葉・例文と、お礼の時期の目安をまとめますね。
ステップ1:供花のお礼に「物のお返し」は基本不要と知っておく
まず最初に安心してほしいのが、供花には返礼品を贈らなくてよいというのが一般的なマナーだということです。
香典はご遺族の葬儀費用を助ける意味があるので「香典返し」をしますよね。
でも供花は故人へのお供えなので、品物でお返しする必要はないとされています。
供物(果物やお菓子の盛りかごなど)も同じ考え方ですよ。
ただし、香典と供花の両方をいただいた場合は、香典返しにお礼状を添えるのがスマートです。
供花だけの方には、お礼状か電話でお気持ちを伝えれば十分ですよ。
ステップ2:供花のお礼を電話で伝えてよい相手を確認する
「お礼状を書く余裕がない…」という方、大丈夫です。
親しい間柄の方には電話でお礼を伝えてまったく問題ありません。
ただし、こんなふうに使い分けると安心ですよ。
【電話でOKな相手】
・親族や親しい友人
・日頃から電話でやりとりしている相手
・「堅苦しいのは苦手」な雰囲気の方
【お礼状のほうが好ましい相手】
・会社の上司や取引先など目上の方
・あまり面識のない故人の関係者
・格式を大切にされる方
迷ったらお礼状が無難ですが、「とりあえず電話で一報入れて、後日お礼状も送る」という合わせ技もおすすめです。
ズボラさんでも、電話のあとにハガキ一枚出すだけなら気負わずできますよね。
ステップ3:供花のお礼電話でそのまま使える言葉・例文
電話って、いざかけようとすると何を言えばいいか固まってしまうものですよね。
チエばあちゃんが、そのまま使えるお礼の言葉をご用意しましたよ。
【基本の電話例文】
「先日は○○(故人名)の葬儀に際しまして、立派なご供花を賜りまして、本当にありがとうございました。
おかげさまで葬儀も無事に終えることができました。
○○もきれいなお花に囲まれて、きっと喜んでいると思います。
お忙しいところ恐れ入りますが、取り急ぎお電話にてお礼を申し上げたくご連絡いたしました。」
【親しい方向けのくだけた例文】
「先日はきれいなお花を送ってくれて、本当にありがとう。
おかげさまで式も無事に終わったよ。
○○も喜んでいると思う。
落ち着いたらまたゆっくりお話しさせてね。」
ポイントは3つだけです。
1. 供花へのお礼を伝える
2. 葬儀が無事に終わった報告をする
3. 故人も喜んでいるという一言を添える
この3つを押さえておけば、あとは自分の言葉で大丈夫ですよ。
ステップ4:供花のお礼の時期は「1週間以内」が目安
供花のお礼はいつまでにすればいいのか、これも気になるところですよね。
電話の場合は、葬儀後1週間以内が目安です。
特に遠方から供花を贈ってくださった方は、届いたかどうか・無事に飾られたかどうかが気になっているものです。
早めに電話を一本入れるだけで、相手はとても安心してくれますよ。
お礼状の場合は、忌明け(四十九日)までに届くように送るのが一般的です。
香典返しと一緒に送る場合も同じ時期になりますね。
「忙しくて電話もお礼状も後回しに…」という方は、こう考えてみてください。
葬儀から3日以内に親しい方へ電話→1か月以内にお礼状、で十分間に合います。
完璧を目指して何もしないより、ちょっと遅れてもお礼を伝えるほうがずっと大切です。
ステップ5:ズボラさん向け・お礼状はテンプレで乗り切る
電話だけでは気が引ける…でも筆まめじゃない…という方のために、コピーして使えるお礼状のテンプレートも載せておきますね。
「拝啓
このたびは亡き○○の葬儀に際しまして、ご丁寧なご供花を賜り、誠にありがとうございました。
謹んでお受けし、霊前に飾らせていただきました。
美しいお花に囲まれ、故人もさぞ安らかに旅立てたことと存じます。
おかげさまをもちまして、葬儀も滞りなく終えることができました。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
敬具
令和○年○月○日 喪主○○」
このテンプレートをハガキや便箋にそのまま書き写すだけでOKです。
手書きが難しければ、パソコンで印刷しても失礼にはあたりませんよ。
大事なのは、感謝の気持ちをきちんと形にすることです。
完璧な文章でなくても、あなたの「ありがとう」はちゃんと届きますからね。
よかったら参考にしてみてくださいね。




