家庭で育てている観葉植物やプランターにキノコバエが発生してしまったことってありませんか?
観葉植物やプランターなどから発生した虫を放置してしまうと大量発生してしまう可能性があるので、駆除&対策は必ずおこなったほうがよいです。
今回は、家庭で発生したキノコバエの駆除方法と対策を紹介します。
キノコバエの特徴や生態
キノコバエ?ハエの仲間ですよね・・・たぶん!
小バエやハエなどは日常的にもよく目にするのですが、キノコバエはまだ見たことがありません。
キノコバエとは、名前からも考えつくと思うのですが、キノコから大量に発生したことでキノコバエと名前がついたようです。
キノコバエは、自然界では湿気の多い落葉や土で幼虫から孵り、大量に発生します。
そして、キノコバエという名前のとおり、キノコの栽培室に侵入し、菌床に卵を産み孵化します。
その孵化した幼虫が、キノコや菌糸を食べてしまうという被害もおこっています。
キノコバエは100種類もの種類があり、小さい種類では体調が1~2mmの大きさもあるので、網戸をしていても通り抜けて室内に侵入してしまいます。
スポンサードリンク
キノコバエが観葉植物やプランターに沸いたら?駆除方法
家庭の観葉植物やプランターで発生するキノコバエの仲間の多くは「チビクロバネキノコバエ」と言います。
チビクロバネキノコバエは、成虫で約1.8mmで体色は黒色です。
幼虫は約4mmで体色は全体が白色で頭部のみが黒色になっています。
このような姿形を発見したらチビクロバネキノコバエと思って駆除してくださいね。
では駆除方法を紹介します。
1番簡単な方法は、薬を使うことです。
薬剤はホームセンターなどで売っている「ダントツ水溶剤・オルトラン粒剤」がおすすめです。
[amazonjs asin=”B01DNW0682″ locale=”JP” title=”住友化学 ダントツ水溶剤 125g”] [amazonjs asin=”B0027WRH8M” locale=”JP” title=”住友化学園芸 オルトランDX粒剤 1kg”]薬剤を使いたくない!と考えている人には、竹酢液を10倍で希釈して、霧吹きに入れて拭きかけてください。
薬剤よりは効果はありませんが、してみる価値はあると思います。
この方法をしても発生する場合は「土を入れ替える」ようにしましょう。
表面から深さ5cmの土を取り除いてから、栄養分のない無機土もしくは赤玉土に入れ替えましょう。
小さいキノコバエが発生した場合は、外からの侵入を防ぐ為に、目の細かい網戸にかえるようにし、室内への侵入を防ぐようにしましょう。
関連記事
スポンサードリンク
キノコバエを発生させない予防方法は?
キノコバエの餌となるのは、土の中の有機物です。
したがって、発生しないように予防するには上記でも紹介した無機土を使うことです。
他にも対策として、プランターや観葉植物の鉢の水受け皿に水が溜まらないようにするとキノコバエだけではなく他の種類のハエも発生しずらくなります。
キノコバエは、湿気の多い土を好むので、水のやり過ぎには注意してくださいね。
害虫には色々な種類がいるのですね。
観葉植物は私達に癒しを与えてくれるというリラックス効果があったり、有害物質を吸収してくれる働きもあるので、キノコバエが発生しないようにキチンと対策をしたいものですね。