キノコバエの駆除方法として農家では、農薬や薬剤を使います。
家庭の観葉植物でキノコバエが発生した時は、農薬よりもオルトランなどの薬剤のほうが安全です。
他にも対策としてハーブを用いたり、観葉植物にも使用できる薬剤を使う対策もあると聞きます。
さてキノコバエの駆除にハーブが対策に効果があるのか?オルトランに駆除効果があるのか調べたいと思います。
やっかいな虫キノコバエとは
キノコバエはそんなにメジャーな虫ではありませんが、特定の場所や地域で、大量に発生して被害が多数でています。
2013年に給食センターで大量に発生したことで、世間でもキノコバエという虫の存在を認識した人も多いのではないでしょうか。
その後も、色々な地域でキノコバエが大量に発生し、年々発生する場所も増えてきて被害も大きくなってきているようです。
キノコバエというのは、キノコ類に発生する虫なので、キノコバエと呼ばれています。
しかし最近では、キノコを栽培しているなどは関係なく、家庭でも発生しています。
キノコバエの種類は100種類ほど存在しているのですが、家庭で発生するキノコバエの殆どが「チビクロバネキノコバエ」です。
このチビクロバネキノコバエは大きさは1~2mmほどと小さく黒い色をしています。
蚊のような形をしているのですが、蚊の飛び方とは違い、脚を広げずに翅を水平に重ねて停まるなど特徴のある飛び方をします。
それに蚊との大きな違いは、成虫になると寿命がとても短いのが特徴で、日中は飛んでいても翌朝には死んでいます。
そのため大量に発生している家庭では、朝起きると大量の死骸が窓際や玄関・玄関前にあるそうです。
私も窓際で死骸を見つけたことがありますが、結構な数の死骸があり梅雨明けから夏の終わりまでの窓際の掃除が日課になってしまいました。
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キノコバエはハーブで対策できるか?
ハーブの香りが苦手な虫が多いのか、よく虫退治でハーブって使われていますよね。
私も夏には玄関の外にハーブの香りがする虫除け芳香剤を置きます。
ハーブ=虫対策というイメージなのでキノコバエをハーブで駆除しようとして調べる人も多いようなのですが、ハーブで駆除や対策ができるという情報はないようです。
薬剤を使わずに対策や駆除したい時は、竹酢液を10倍で希釈して発生している場所にスプレーしておくと予防になるようです。
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農薬や薬剤なら何が効く?オルトラン?
家庭でキノコバエの駆除や対策するには、農薬は不向きです。
しかし、キノコバエが発生したときは駆除しなければいけないし、発生しないように予防対策はしておいたほうが絶対にいいですよね。
そんな時は、薬剤を使用するといいですよ。
おすすめなのは「オルトラン粒剤」「ダントツ水溶剤」です。
オルトランは粒状なので、観葉植物の鉢土の土に振りかけておくと卵や幼虫を退治することができます。
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数が多いときは掃除機で吸い取ると簡単に駆除できるので、一度試してみてください。
キノコバエは非常に小さいので網戸からも通り抜けて室内に侵入できるので、今までに発生したことのある家庭では網目の細かい網戸に替えてみたり、午前中は窓を開けないようにするなどの対策も1つの手と思います。