ご霊前のお金の入れ方|中袋なし・ありの正しいマナーと書き方

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むかし、ご近所のお葬式に初めてひとりで参列したとき、ご霊前の袋を前にして「お札ってどっち向きに入れるの?」と手が止まってしまったことがありましてね。
あのときは母に電話して教えてもらったものです。
チエばあちゃんです。

今日は、ご霊前のお金の入れ方について、中袋なしの場合と中袋ありの場合に分けて、初めての方でも迷わないようにお伝えしますね。
急なお通夜やお葬式の前に慌てなくて済むよう、一度読んでおくと安心ですよ

ステップ1|ご霊前の中袋「なし」と「あり」の違いを知る

まず最初に知っておいてほしいのが、ご霊前の不祝儀袋には中袋が付いているもの付いていないものの2種類があるということです。

市販の不祝儀袋には大抵の場合、中袋が付いています。
でも、地域によっては中袋を使わない風習があるんですよ。

その理由は、中袋を使うと袋が二重になり「不幸が重なる」と考えられているからなんです。
関西や北海道、一部の東北地方などでは、中袋が付いていてもあえて使わずに渡す習慣が残っているところがあります。

どちらが正しい・間違いということではありませんので、その土地の風習に合わせるのが一番ですよ。
迷ったときは、地元のご年配の方や葬儀社さんに聞いてみるのもよい方法です。

ステップ2|中袋ありの場合のお金の入れ方と書き方

それでは、一般的に多い「中袋あり」のご霊前から説明しますね。

まず中袋の書き方です。
表側の中央に金額を漢数字で書き、裏側の左下に住所と氏名を記入します。
最近の不祝儀袋には記入欄があらかじめ印刷されているものも多いので、その場合は欄に沿って書けば大丈夫ですよ。

ここで大事なのが、氏名だけでなく必ず住所も書くということです。
ご遺族が後日、香典返しを手配されるときに住所がないと困ってしまいますからね。

金額の漢数字は普段あまり使わないので、よく使うものをまとめておきますね。

1=壱、3=参、5=伍、10=拾、千=仟(阡)、万=萬、円=圓
例:5千円→伍仟圓、1万円→壱萬圓、3万円→参萬圓
※4や9は「死」「苦」を連想するため避けましょう。
※横書き欄の場合は「5,000円」のように算用数字で書いて問題ありません。

次にお札の入れ方です。
お札の表(人物が描かれている面)を中袋の裏側に向けて入れます。
2枚以上入れる場合は、お札の向きを必ず揃えてくださいね。

それから、中袋にのりやセロテープで封をしないのがマナーです。
受付の方が中を確認しやすいようにという心遣いなんですよ。

ステップ3|中袋なしの場合のお金の入れ方と書き方

次に、中袋なしでご霊前を包む場合の方法です。

表側は通常どおり、水引の上段に「御霊前」、下段に差出人のフルネームをやや小さめに書きます。

中袋がないぶん、裏側の左下に住所と金額を直接記入します。
左端に住所を書き、その右隣に金額を漢数字で記入してくださいね。
横書きの記入欄がある場合は、横書きで算用数字を使っても大丈夫です。

お札の入れ方は中袋ありの場合と同じで、人物の面が裏側を向くように入れます。

もし金額が大きい場合(3万円以上など)は、半紙や奉書紙でお金を包んでから外袋に入れると、より丁寧な印象になりますよ。

ステップ4|初めてでも安心するためのチェックポイント

最後に、初めてご霊前を準備するときに確認しておきたいポイントをまとめておきますね。

新札は避けるのがマナーです。
新札しか手元にない場合は、一度折り目を付けてから入れてくださいね。
「あらかじめ用意していた」という印象を与えないための心配りです。

・ご霊前の表書きは薄墨の筆ペンで書くのが正式です。
「涙で墨が薄まった」という意味が込められているんですよ。
コンビニでも薄墨の筆ペンは手に入りますので、一本持っておくと安心です。

・ふくさに包んで持参するのも大切なマナーです。
紫色のふくさは慶弔どちらにも使えるので、一枚あると重宝しますよ。

・金額の相場は関係性によって変わります。
友人・知人なら5,000円〜10,000円、親族なら10,000円〜30,000円が一般的な目安です。

急な訃報で気持ちが動揺していると、こういった細かいことが不安になるものです。
でも大丈夫、一番大切なのは故人を偲ぶ気持ちですからね。
この記事を参考に準備しておけば、当日は落ち着いて参列できますよ。

よかったら参考にしてみてくださいね。

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