ご霊前の金額の書き方|横書き・縦書きで失敗しないマナー

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春のやわらかな風が気持ちいい季節ですねぇ。
チエばあちゃんです。

突然の訃報が届いたとき、ご霊前の金額の書き方で慌ててしまったことはありませんか?
縦書きと横書きで使う数字が違ったり、大字(だいじ)という特別な漢字を使ったり…。
知らずにやってしまうと、恥ずかしい思いをすることもあるんですよ。

今日は、ご霊前の金額の書き方で失敗しやすいポイントを中心に、縦書き・横書きそれぞれの正しいマナーをお伝えしますね。

ステップ1:まず知っておきたい「ご霊前」の基本と注意点

ご霊前というのは、通夜や葬儀・告別式から四十九日法要までの間に使う不祝儀袋の表書きのことです。
「宗教がわからないときはご霊前を選べば大丈夫」とよく言われますよね。

でもね、ここに大きな落とし穴があるんですよ。

浄土真宗の場合は「ご霊前」が使えないんです。
浄土真宗では、亡くなった方はすぐに仏さまになるという教えがあるので、通夜・葬儀であっても「ご仏前」を使うのが正式なマナーなんですよ。

とはいえ、急な訃報で宗教を確認できないこともありますよね。
そんなときは「ご霊前」としても失礼にはあたりませんので、あまり心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

ステップ2:ご霊前の金額を縦書きで書く方法と失敗例

香典袋の中袋(中包み)に金額を記入するとき、縦書きの場合は漢数字を使います。

ここで一番やりがちな失敗は、ふつうの漢数字「一」「二」「三」をそのまま書いてしまうことなんです。
正式には「大字(だいじ)」という特別な漢字を使うのがマナーですよ。

なぜかというと、「一」に線を一本足せば「二」に、「二」に足せば「三」に書き換えられてしまうでしょう?
金額の改ざんを防ぐために、大字が使われるようになったんですよ。

よく使う大字をまとめておきますね。

・1 → 壱(いち)
・2 → 弐(に)
・3 → 参(さん)
・5 → 伍(ご)
・10 → 拾(じゅう)
・万 → 萬(まん)
・千 → 阡(せん)
・円 → 圓(えん)

具体的な書き方の例はこちらです。

・三千円の場合 →「金参阡圓」
・五千円の場合 →「金伍阡圓」
・一万円の場合 →「金壱萬圓」
・三万円の場合 →「金参萬圓」

ただし、略式として「金一万円」「金五千円」と書いても失礼にはなりませんよ。
大字に自信がないときは、略式でもじゅうぶんです。

ステップ3:ご霊前の金額を横書きで書くときのルール

最近の香典袋には、中袋の裏面に横書きの金額記入欄が印刷されているものも増えてきました。

横書きの場合は、漢数字ではなく算用数字(アラビア数字)を使います。
ここを間違えて、横書きなのに漢数字を使ってしまう方が意外と多いんですよ。

横書きでの書き方の例です。

・三千円の場合 →「金3,000円」
・五千円の場合 →「金5,000円」
・一万円の場合 →「金10,000円」
・三万円の場合 →「金30,000円」

「,」(カンマ)を忘れずに入れるのがポイントですよ。
桁数が多くなると読み間違いのもとになりますからね。

「金10,000円也」のように末尾に「也」をつける方もいらっしゃいますが、これはつけてもつけなくても問題ありません。

ステップ4:中袋の住所・氏名の書き方で気をつけること

金額だけでなく、中袋の裏面には住所と氏名も忘れずに書きましょう。

これを書き忘れてしまうと、ご遺族が香典返しを送るときに困ってしまうんですよ。
悲しみの中で「この香典は誰から?」と調べる手間をかけさせてしまうのは、申し訳ないですよね。

住所は中袋の裏面の左下に、郵便番号からきちんと書くのがていねいです。
筆ペンや薄墨の筆で書くのが正式ですが、読みやすさを考えて黒のサインペンでも大丈夫ですよ。

ステップ5:やりがちな失敗まとめと最終チェック

最後に、ご霊前の金額の書き方でよくある失敗をまとめておきますね。

縦書きなのに算用数字を使ってしまう
横書きなのに漢数字を使ってしまう
・大字を使わず「一」「二」「三」で書いてしまう
・中袋に住所・氏名を書き忘れる
浄土真宗なのに「ご霊前」を使ってしまう

慌ただしいときほど間違えやすいものですから、出かける前にもう一度確認してみてくださいね。

こういうマナーは、知っているだけで気持ちに余裕が生まれるものです。
いざというとき慌てないように、頭の片隅に置いておくだけでもじゅうぶんですよ。

よかったら参考にしてみてくださいね。

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