口内ヘルペスと口内炎の違い

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口内で起こる炎症といえば「口内炎」が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

口内炎で痛い思いをした人は少なくありませんが、口内炎と間違われる口内ヘルペスにかかった人は少ないといいます。

口内にできる「口内ヘルペス」と「口内炎」の違いをまとめます。

口内ヘルペスの症状と画像

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出典:https://www.miyake-naika.or.jp/

口内ヘルペスは、ヘルペスウィルス(単純疱疹)が原因の感染症です。

私もヘルペスウィルスが原因の口唇ヘルペスに年に一回はかかってしまうのですが、口内にヘルペスを発症したことはありません。

口内ヘルペスの場合は、口唇ヘルペスと違い、ヘルペス患者の1割程度しかいなく、主に感染するのは子供で大人が口内ヘルペスに感染するのは稀であるといいます。

症状は、口の粘膜や歯茎・舌などの口内に複数の水ぶくれができ、赤く腫れ痛みを伴います。(のどにできる場合もあります)

感染するのは、生後半年以上~3歳くらいまでの子供に多くみられます。

初期症状は38℃以上の高熱が数日続き、3日後くらいから口内に水ぶくれが発生します。

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口内炎の症状と画像

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出典:https://doctors-me.com/

口内炎は、子供から大人まで年齢を問わずになる口内トラブルの1つで経験した人はかなり多くいます。

口内炎は細菌やウィルスも原因の1つですが、それだけではなく、疲れやストレスなどの内面的なものや、胃腸や消化器系、アレルギーや歯の矯正器具などと様々な原因があります。

したがって、口内炎の場合は「これが原因!」とは決め付けれないのが現状です。

症状は、口内の舌・唇の裏・頬の裏のさまざまな場所に、小さい米粒くらいの大きさの出来物ができます。

痛みがあるので子供がなった場合は、食べるのも嫌がってしまいます。

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口内ヘルペスと口内炎の違い

口内ヘルペスと口内炎の一番の違いは「原因」です。

口内ヘルペスはヘルペスウィルスが原因だと断定できますが、口内炎は上記でも説明していますが、断定はできません。

したがって、ヘルペスには特効薬がありますが、口内炎は原因が人によって違うため、対処の仕方も違ってきます。

口内ヘルペスの対処方法

ヘルペスは感染力が強いので、口内ヘルペスだと疑った時は、なるべ早く皮膚科に受診するのが一番の対処法です。

原因がヘルペスだと確定するとヘルペスの特効薬(抗ヘルペスウィルス剤のゾビラックス・アルセナなど)が処方されるので、薬をもらった後は急速に回復できます。

子供が多い口内ヘルペスですが、感染源が両親の場合が多く、子供に感染させないためにも、大人が気をつけるようにしなければいけません。

自分がヘルペスを発症している時は、子供に感染しないようにタオルや食器などを共有しないようにしましょう。

口内炎の対処方法

口内炎の場合の対処法は、まずは何が原因か把握する必要があります。

口の中を噛んでしまった、歯の矯正器具が当たる、歯ブラシで傷つけた場合は、何度も噛んでしまう場合や歯の矯正器具が当たる場合は歯医者で改善してもらい、傷ついた箇所は刺激しないようにしましょう。

疲れやストレスからくる免疫力の低下で口内炎ができる場合は、日頃の生活習慣を改め規則正しい生活を送るように心がけましょう。

内蔵や消化器系が原因の場合は、偏った食生活や暴飲暴食をやめ、バランスの摂れた食事を心がけ、特にビタミンB2を積極的に摂りいれるようにしましょう。

口内炎を悪化させないようにする方法として、マウスウォッシュやデンタルリンスなどの口内洗浄剤を使用することで防げるので、早い段階で取り入れてみてください。

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