毎日キチンと歯磨きしているにも関わらず「虫歯になってしまう」「歯周病と言われた」「虫歯が減らない」などの疑問をもっている人は多いです。
「歯磨き不足?」などいろんな疑問がわいてきますよね。
今回は、正しい歯磨きの仕方や時間などを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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正しい歯磨きの仕方とは
歯磨きの仕方は、小学校など子供の時に一度は教えてもらっているのですが、自分がその正しいやり方で歯磨きをしていると思いますか?
子供がいる人なら子供と一緒に磨くことで、正しい歯磨きの仕方もできていると思いますが、歯磨きは毎日習慣的におこなうことなので、そんなに深く考えている人は少ないはずです。
しかしその結果、虫歯や歯周病といった口内トラブルに悩んでしまう人は多いです。
この機会に正しい歯磨きの仕方のポイントを押さえましょう。
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1.ペンを持つように持つ
歯磨きは力いっぱいすると歯ブラシの毛先が寝てしまうので、汚れが落ちにくくなってしまいます。
余計な力が入らないペンの持ち方が、歯ブラシを持つ正しい持ち方になります。
2.毛先を歯の面にしっかりあてる
歯ブラシの毛先を「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」にあて、小刻みに動かして歯1本1本磨いていきます。
この時の注意点は、歯の表面を何回も磨くのではなく、歯と歯の間・歯と歯肉の境目の汚れを落とすようにしましょう。
3.前歯は歯ブラシを縦にする
前歯の場合は、歯ブラシを横向きにすると、歯茎の間の汚れが取れにくいので縦にして磨きます。
4.歯と歯肉の境目は45度
歯肉を磨くときは、歯ブラシの毛先を45度にすると、汚れが落ちやすくなります。
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歯ブラシの選び方や基準は
歯磨きに重要なアイテムといえば「歯ブラシ」です。
しかし歯ブラシにも色んな種類がありますよね。
歯ブラシを購入する時は、この3つに注意して選んでください。
まずは、歯ブラシの「硬さ」です。
一番多く使われている歯ブラシの硬さは「ふつう」ですが、これはあくまでも一般的なので「ふつう」を基準にし、使ったときに血がでる場合は「やわらかめ」にし、きちんと磨けている感じに思えない人は「かため」にしてみるのもよいでしょう。
次に、歯ブラシの毛の長さと形です。
ちなみに私の場合は、極細毛先で外側の毛の長さが内側よりも長くなっているタイプを使っています。
このタイプは「歯周ポケット」にも毛先が届いて、磨けている感じがするので使っています。
人によって歯の形なども違うので歯の状態にあわせて選ぶのがよいでしょう。
一般的な歯ブラシに毛の長さと形を紹介すると、毛の長さは均一の方が磨き残しがないようです。
形は歯ブラシにヘッド部分は親指の幅ぐらいの大きさで縦3列で並んでいるタイプが良いようです。
そして一番大切なのが「交換時期」です。
歯ブラシは使い古してくると毛先が開いてきます。
この開いた状態で使うと汚れを取る力が62%に落ちるようなので、開いてきたら交換し、最低でも一月に一回は交換するようにしましょう。
歯磨き粉は濡らさない?量はどのくらい?
歯ブラシの選び方・歯磨きの正しい仕方がわかったところで、歯磨き粉はどのくらいの量つけるのが良いのでしょうか?
歯磨き粉の量は「歯ブラシのブラシの長さ1/3未満」が適切です。
「え?少ない!」と感じる人は多いですが、これには理由があり、歯磨き粉には「研磨剤」が配合されているので、あまり多くつけると歯を削ってしまい知覚過敏になってしまう可能性があるようです。
そして、皆さんがやっている歯ブラシに水をつけ、塗らして歯磨きする行為(私の家族全員このタイプです)なのですが、これもNGな方法のようです。
歯ブラシを塗らしてしまうと、歯磨き粉に配合されている「発泡剤」がすぐに泡立ってしまい、キチンと汚れが落ちていないのに、磨いた気になって終らせてしまうからです。
発泡剤は歯磨き粉を拡散してキレイにする働きがありますが、水を含むことで必要以上に泡立ってしまうので、汚れをキチンと落とすには「乾いた状態」でするのが正しいやり方なのです。
歯磨きのベストタイミングや、一日の回数
歯医者では、歯磨きのベストタイミングや回数などはマチマチというのが現状です。
食後30分以内にするほうが良いor食後30分以上経ってからのほうが良いなど意見は様々です。
ただ学校に通っている子供や仕事をしている人は、食後30分してから歯磨きする時間がありませんよね。
ベストタイミングよりしっかり磨くこと(3分)が大切だと思います。
回数ですが、一般的には食後3回+寝る前1回がベストです。
寝ている間が一番細菌が増えるので、寝る前の歯磨きが一番大切なので、きっちり汚れを落としてから就寝するようにしましょう。