先日、娘から電話がかかってきて「お母さん、子どもがインフルエンザっぽいんだけど、病院が混んでてすぐ行けないの。
家でできることって何かある?」って聞かれたんですよ。
そういえば昔は、インフルエンザにかかっても特効薬なんてなくて、みんな自分の力で治していたものでした。
今日は、インフルエンザの自然治癒は本当に可能なのか、そしてもし自分で治すなら何をすればいいのか、チエばあちゃんの経験も交えてお話ししますね。
インフルエンザの症状と自然治癒までの期間を知っておこう
まず大事なのは、インフルエンザにかかるとどうなるのかをきちんと知っておくことですよ。
インフルエンザウイルスに感染すると、だいたい1〜3日の潜伏期間を経て症状が出てきます。
急に38度以上の高熱が出て、悪寒や関節の痛み、全身のだるさがどっと押し寄せるんですね。
それに加えて、喉の痛みや鼻水、くしゃみ、食欲がなくなるといった症状も出てきます。
高熱は2〜3日でだいたい治まりますが、咳や喉の痛みはもう少し残ることが多いですよ。
ここで気をつけてほしいのは、熱が下がったからといってすぐに外出してはいけないということ。
発症してから5日間、かつ解熱後2日間(お子さんなら解熱後3日間)は体内にウイルスが残っていますから、周りの方にうつしてしまう可能性があるんです。
この期間はしっかりおうちで休んでくださいね。
インフルエンザは自然治癒できる?薬の役割を正しく理解しよう
「インフルエンザって薬を飲まないと治らないんでしょ?」とよく聞かれるのですが、実はそうではないんですよ。
インフルエンザは、もともと私たちの免疫力で自然治癒できる病気なんです。
タミフルやリレンザ、最近ではゾフルーザといったお薬がありますが、これらはウイルスを直接やっつける薬ではなく、ウイルスの増殖を抑える薬なんですよ。
つまり、最終的にインフルエンザを退治しているのは、あなた自身の免疫の力なんです。
2000年より前は特効薬がなかったので、みんな自分の力で治していたものでした。
チエばあちゃんも若い頃は、布団にくるまってひたすら寝て治したものですよ。
ただし正直にお伝えすると、薬を使ったほうがつらい期間が1〜2日ほど短くなるというデータもあります。
ですから、特にお子さんやご高齢の方、持病のある方は、できるだけ病院を受診されることをおすすめしますね。
健康な大人の方で「どうしても病院に行けない」という場合に、これからお伝えする方法を試してみてくださいね。
免疫力を高めてインフルエンザを自分で治す3つの実践コツ
インフルエンザを自然治癒で乗り越えるには、免疫力を最大限に高めることがいちばん大切です。
チエばあちゃんが長年やってきた方法を3つ、具体的にお伝えしますね。
【コツ1】とにかくしっかり眠ること
免疫物質は睡眠中に作られているんですよ。
眠っている間に「副腎皮質ホルモン」という物質が分泌されて、体の弱った部分を修復してくれるんです。
子どもの頃、母に「早く寝なさい」ってよく言われたものですが、あれはちゃんと意味があったんですね。
熱があるときは無理せず、一日中寝ていてもいいくらいですよ。
スマホも少しお休みして、目を閉じて体を休めてあげてくださいね。
【コツ2】体を内側と外側から温める
体温が1℃上がると免疫力は5〜6倍にもなるといわれているんですよ。
チエばあちゃんがいつもやっているのは「三つの首」を温めること。
首・手首・足首をネックウォーマーやレッグウォーマーで温めると、体全体がぽかぽかしてきます。
それから、温かい飲み物をこまめに摂ることも大事ですよ。
生姜湯やはちみつレモンのお湯割り、温かいスポーツドリンクなどがおすすめです。
水分補給にもなりますから、高熱で汗をかいている時は特に意識して飲んでくださいね。
【コツ3】食べられるものを少しずつ食べる
免疫力を高めるにはビタミンCや、きのこに含まれるβグルカン、ヨーグルトなどの発酵食品がいいといわれています。
でもインフルエンザの時は食欲がなくなりますよね。
そんな時は無理せず、食べられるものを少しずつで大丈夫ですよ。
うちでは子どもがインフルエンザにかかると、チエばあちゃんはひたすら雑炊を作ります。
作りたてが一番おいしいから、一日に4〜5回は小鍋で少しずつ作るんですよ。
卵と梅干しを入れた雑炊は消化もよくて、体も温まるのでおすすめです。
残りはばあちゃんがいただくので、看病のたびにちょっとふっくらしてしまうのはここだけの話ですよ。
インフルエンザは自然治癒できる病気ですが、無理は禁物です。
高熱が3日以上続いたり、呼吸が苦しくなったり、水分が摂れないような場合は、迷わずお医者さんに診てもらってくださいね。
あなたの体を守れるのはあなた自身ですから、よかったら今日お話しした3つのコツ、覚えておいてくださいね。




