むかしね、チエばあちゃんの母が「手のひらは体の声を映す鏡だよ」ってよく言っていたんですよ。
チエばあちゃんです。
手のひらが赤いと気づいたとき、「もしかして病気?」と不安になりますよね。
実はその赤みには、体からの大切なサインが隠れていることがあるんです。
今日は手のひらが赤くなる原因と、それぞれの対処法について、わかりやすくお伝えしますね。
Q: 手のひらが赤いのは病気のサイン?原因は何?
手のひらがいつもより赤くなっていて、他に思い当たる不調がないとき、ちょっと心配になりますよね。
実はこれ、内臓からのSOSサインであることがあるんですよ。
特に注意したいのが肝臓の不調です。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて、多少のダメージなら自分で回復してしまうので、なかなか症状が表に出にくいんです。
でもね、その沈黙の臓器が出す数少ないサインのひとつが、手のひらの赤みなんですよ。
特に気をつけてほしいのは、こんな赤みです。
- 手のひらの親指側と小指側のふくらみ(母指球・小指球)だけが赤い
- クモの巣のように血管が浮き出て赤くなっている
- まだら模様に赤くなっている
このような赤みは「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」と呼ばれ、肝機能が低下しているときに現れやすいんです。
お酒をよく飲む方や、健康診断で肝臓の数値を指摘されたことがある方は、特に注意してくださいね。
また、肝臓以外にも高血圧やコレステロール値の上昇で手のひらが赤くなることがあります。
数日たっても赤みが引かないときは、我慢せずに内科を受診するのがおすすめですよ。
Q: 手のひらが赤くてべたつくのは更年期のせい?
40代〜50代の女性で、手のひらが赤くべたつくという方、実は少なくないんです。
これは更年期障害の症状のひとつかもしれませんよ。
閉経前後に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少すると、自律神経のバランスが崩れて、体にさまざまな変化が起こります。
そのひとつがホットフラッシュと呼ばれる体のほてりで、手のひらが赤くなって汗ばむ原因になるんです。
更年期の手のほてりへの対処法をお伝えしますね。
- 婦人科を受診する:ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬(加味逍遙散・当帰芍薬散など)で症状が楽になることがあります
- 大豆製品を積極的にとる:豆腐・納豆・味噌などに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをしてくれます
- 冷たいおしぼりを活用する:ほてりを感じたら、冷たいおしぼりで手のひらや首筋を冷やすと、すっと楽になりますよ
- 適度な運動を習慣にする:ウォーキングやヨガなど軽い運動は、自律神経を整える助けになります
更年期は誰にでも訪れるものですから、恥ずかしがらずにお医者さんに相談してみてくださいね。
チエばあちゃんも更年期のころは大変でしたけど、漢方と食事の見直しでずいぶん楽になりましたよ。
Q: 子供の手のひらが赤いときに考えられる病気は?
お子さんの手のひらが赤くなっていると、親御さんは心配ですよね。
子供の場合は、大人とは違う原因が考えられますので、代表的なものをお伝えしますね。
溶連菌感染症
5歳から中学生くらいのお子さんに多い感染症です。
高熱やのどの痛みなど風邪に似た症状が出ますが、手のひらや指先が赤くなったり、湿疹が出て皮がむけるのが特徴です。
アトピー性皮膚炎のあるお子さんは症状がひどくなることもあるので、早めに小児科を受診して抗生物質を処方してもらいましょう。
多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)
手のひらに赤いまだら模様ができて、皮膚の奥が水ぶくれのようになる症状です。
アレルギー反応やウイルス感染が原因と考えられていますが、はっきりしたことはまだわかっていません。
皮膚科でかゆみや炎症を抑える塗り薬を処方してもらえますよ。
手足口病
手のひら・足のうら・口の中に水疱ができる感染症です。
感染力がとても強く、お子さんから大人にうつることもあります。
残念ながら特効薬はないので、鎮痛剤で痛みを和らげながら体力の回復を待つことになります。
他の方にうつさないよう、症状が落ち着くまで外出は控えてくださいね。
Q: 手のひらが赤いときにまずやるべきことは?
最後に、手のひらの赤みに気づいたときのチェックポイントをまとめておきますね。
- いつから赤いかを思い出す(数日続いているなら要注意)
- 赤みの場所を確認する(親指・小指側のふくらみだけか、全体か、まだらか)
- 他の症状がないかチェックする(だるさ、むくみ、発熱、かゆみなど)
- 最近の飲酒量や食生活を振り返る
- 改善しない場合は迷わず病院へ
体の変化というのは、ちゃんと意味があるものなんですよ。
チエばあちゃんの母もよく言っていました、「体は嘘をつかないからね」って。
手のひらの赤みは、体が「ちょっと気にかけてね」と教えてくれているサインかもしれません。
よかったら今日お伝えしたことを参考に、ご自身やお子さんの体の声に耳を傾けてみてくださいね。




