お子さんやお孫さんの咳がなかなか止まらなくて、心配していませんか?
チエばあちゃんです。
今日はマイコプラズマ肺炎のお話をさせてくださいね。
この病気、熱が出ないこともあるというのが厄介なところなんですよ。
実はチエばあちゃんの孫も小学生の時にかかったことがあるんです。
最初は「ちょっと風邪っぽいかな」くらいだったのに、咳だけがいつまでも続いて、おかしいなと思って病院に連れていったら「マイコプラズマ肺炎ですね」と言われて驚きました。
熱がなかったから、まさか肺炎だなんて思わなかったんですよ。
同じように不安に思っている方のために、チエばあちゃんが学んだことをお伝えしますね。
マイコプラズマ肺炎で熱なしになる理由と注意すべきサイン
マイコプラズマ肺炎というのは、「肺炎マイコプラズマ」という小さな微生物が気管支や肺に取りつくことで起きる感染症です。
一般的には38度以上の高熱が出ることが多いのですが、実は感染しても熱が出ないケースがあるんですよ。
特に4歳以下の小さなお子さんは、感染しても軽症で済むことが多く、発熱しないまま経過することが珍しくありません。
これは幼い子どもの免疫反応がまだ未熟で、大人のように強い炎症反応を起こしにくいからだと考えられています。
また、大人でも体の免疫の働き方によっては、微熱程度で済んでしまうことがあるんです。
ここで大事なのは、熱がなくても肺炎が進行している可能性があるということです。
次のようなサインが見られたら、マイコプラズマ肺炎を疑ってみてくださいね。
・熱はないのに乾いた咳が1週間以上続く
・夜中から明け方にかけて咳がひどくなる
・学校や園で流行している時期に咳が出始めた
・なんとなくだるそうにしている
チエばあちゃんの孫のときも、まさにこのパターンでした。
熱がないからと安心せず、咳が長引くときは早めにお医者さんに相談してみてくださいね。
マイコプラズマ肺炎の主な症状と風邪との見分け方
マイコプラズマ肺炎の症状は、最初は風邪とよく似ているので見分けがつきにくいんです。
でも、いくつかの特徴を知っておくと「あれ、これは風邪じゃないかも」と気づけるようになりますよ。
【発熱】
感染した方の約95%に発熱が見られ、38度〜39度台の高熱が2〜3日続くことが多いです。
頭痛を伴うこともよくあります。
【咳】
これがマイコプラズマ肺炎の最大の特徴です。
感染した方のほぼ全員に咳の症状が出るといわれています。
最初は「コンコン」という乾いた咳なのですが、数日経つと痰が絡んだ「ゴホンゴホン」という湿った咳に変わっていきます。
科学的には、マイコプラズマが気道の繊毛細胞を傷つけることで、体が異物を排出しようとして激しい咳が出るのだそうです。
【風邪との違い】
普通の風邪なら、熱が下がれば咳も1週間ほどで落ち着くものですよね。
ところがマイコプラズマ肺炎の場合、熱が下がった後も咳だけが3〜4週間続くことがあるんです。
これが一番の見分けポイントですよ。
「風邪は治ったはずなのに咳だけ止まらない」というときは、ぜひ病院で検査を受けてみてくださいね。
現在は咽頭ぬぐい液による迅速検査で、15〜20分ほどで結果がわかるようになっています。
マイコプラズマ肺炎の潜伏期間と家庭でできる感染対策
マイコプラズマ肺炎は、感染してから発症するまでに2〜3週間という長い潜伏期間があるのが特徴です。
この長さが厄介で、気づかないうちに周りの人にうつしてしまうことがあるんですよ。
人にうつしやすい期間は、発症の約1週間前から発症後2週間ほどといわれています。
つまり、本人がまだ元気なうちから周囲に広がってしまうわけです。
学校や幼稚園で流行しやすいのは、この潜伏期間の長さが原因なんですね。
マイコプラズマは主に飛沫感染と接触感染で広がります。
ご家庭でできる対策としては、次のことを心がけてみてくださいね。
・こまめな手洗い・うがいを習慣にする
・咳が出ているときはマスクを着用する
・家族間でタオルやコップの共用を避ける
・部屋の換気をこまめに行う
もしお子さんが感染してしまったら、処方されたお薬をきちんと飲ませて、しっかり休ませてあげることが大切です。
マイコプラズマには一般的な風邪薬や抗生物質(ペニシリン系やセフェム系)は効かないので、マクロライド系の抗菌薬が使われることが多いですよ。
お医者さんの指示に従って、途中でやめずに最後まで飲みきることが回復への近道です。
チエばあちゃんは、孫が回復するまでの間、消化のよいおかゆや温かいスープを作って、体を冷やさないようにしてあげました。
昔からおばあちゃんたちが言っていた「温かくして、しっかり食べて、よく寝る」という基本が、やっぱり一番の薬だとチエばあちゃんは思いますよ。
熱がないからと油断せず、咳が長引くときはどうか早めに受診してくださいね。
あなたの大切なお子さんやお孫さんが、元気に過ごせますように。




