冬になると、インフルエンザのニュースが世間をにぎやかします。毎年大流行するインフルエンザですが、予防も大事ですが、かかった時の異常行動も気よつけなければいけません!
インフルエンザによる異常行動で命を亡くしたケースもあります。今回は、インフルエンザの異常行動と原因・対策をまとめます。
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インフルエンザの異常行動、過去のケース
インフルエンザに子供がかかった時に、病院の先生から必ずいわれるのが「治るまで子供から目をはなさないように」です。
子供がまだ小さい時はあまり言われなかった言葉なのですが、子供が小学校高学年からは、よく言われるようになりました。
理由は、インフルエンザ治療薬の「タミフル」を服用したことで、いくつかの事故が起こったからだといわれています。
しかし、調べてみるとタミフルを服用していない人でも、異常行動を起こしているようなのです。
タミフルを服用しての事故
生後10ヶ月女児・1歳4ヶ月の女児は、タミフル服用後容態が悪化し、重度の後遺症が残っています。
タミフルを服用後亡くなった子供(2歳男児・3歳男児)20歳女性・38歳男性・40歳男性がいらっしゃいます。
他にもタミフルを服用した後14歳の男子はマンションから転落死・17歳の男子もトラックにはねられて事故死しています。
これに伴い厚生労働省は、平成19年に原則として10歳以上の未成年への「タミフル」の使用は差し控えるようになりました。
タミフルを飲んでいない場合の事故
中学生男子が学校の窓から転落死しました。
この場合は、タミフルの服用が原因ではないのですが、転落時に40度以上の高熱があったことや、同級生らの問いかけに意味不明な返答をしていたことを考え、インフルエンザなどのウィルス性疾患の脳症状によるものだと結果がでているようです。
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インフルエンザの異常行動の原因
インフルエンザの治療薬「タミフル」を服用することによる異常行動だといわれていましたが、タミフルを服用しない人にもタミフル以外の治療薬を服用した人でも、異常行動は起きているので「タミフル」だけが原因ではないようです。
そして、異常行動を起こす年齢についても幅広い年齢層で現れているので、インフルエンザになることで異常行動が現れているといったほうが正しいのかもしれないです。
インフルエンザによる異常行動とは、どんな行動なのか説明しておきます。
「突然立ち上がり部屋から出ようとする」
「意味不明な言葉を言い部屋を駆け回る」
「自宅から外に飛び出す」
「ベランダにでようとする」
「突然笑い出す」
この症状は、私の子供もしたことがあってビックリしたのを覚えています。
さいわいその時は、笑っているだけで動き出すことがなく、笑うのも1分くらいでその後は通常だったので、安心しましたが、後で本人に聞いても覚えていませんでした。
笑っていた時は、熱が39度近くあったときなので、幻覚を見ていたのかもしれないです。
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インフルエンザの異常行動で気を付けたいこと
インフルエンザにかかると、家での療養になるので、親がしっかり注意しなくてはいけません。
インフルエンザで起こる異常行動は、かかってから2日間は多く現れるので、この期間は1人にしないように気よつけるようにしましょう。
私にも中学3生の男の子がいますが、この子がインフルエンザにかかり異常行動を起こしてしまったら、一人で抑えられるか不安があるので、近所の人達で対応するように話しあっています。
子供がインフルエンザにかかるとお母さんは大変ですが、なにもないように対応しましょう。