先日、お隣の奥さんが「最近どうも疲れがとれなくて…」とおっしゃっていたので、「それならクエン酸を意識して摂ってみたらどうかしら」とお話ししたんですよ。
昔からすっぱいものは体にいいって言われてきましたけれど、実はちゃんと科学的な理由があるんです。
今日はクエン酸の疲労回復効果と、毎日の暮らしに取り入れやすい摂り方をお伝えしますね。
クエン酸が疲労回復に効く科学的な理由
疲れがたまると体がだるくなりますよね。
これは、体の中でエネルギーをつくる仕組みがうまく回らなくなっていることが原因のひとつなんです。
私たちの体には「クエン酸回路(TCAサイクル)」というエネルギーを生み出す仕組みがあって、クエン酸はこの回路をスムーズに動かすための大切な材料なんですよ。
クエン酸回路がしっかり働くと、食べたものが効率よくエネルギーに変わるので、疲れにくい体づくりにつながるというわけです。
さらに、クエン酸には鉄分やマグネシウムなどのミネラルの吸収を助ける「キレート作用」があることもわかっています。
ミネラルは疲労回復に欠かせない栄養素ですから、吸収率が上がるのはとてもありがたいことですね。
昔の人が「疲れたときはすっぱいものを食べなさい」と言っていたのは、経験から得た立派な知恵だったんですよ。
クエン酸の1日の摂取量の目安はどれくらい?
疲労回復のために必要なクエン酸の摂取量は、1日あたり約2〜5gが目安とされています。
小さじ1杯がだいたい5gですから、そこまで多い量ではありませんよね。
ただし、一度にまとめて摂るよりも、何回かに分けて摂るほうが体に吸収されやすいんです。
朝・昼・晩のお食事のときに少しずつ意識するのがおすすめですよ。
クエン酸は水に溶けやすい性質がありますから、体の中で使われなかった分は自然と排出されます。
ですから極端に摂りすぎなければ心配はいりませんが、空腹時にたくさん摂ると胃に負担がかかることもありますので、食事と一緒に摂るようにしてくださいね。
クエン酸が多い食べ物と美味しい摂り方
クエン酸を多く含む食べ物といえば、やっぱりレモンや梅干し、お酢ですね。
それからグレープフルーツ、イチゴ、キウイといった果物にもたっぷり含まれていますよ。
おばあちゃんのおすすめは、朝いちばんのホットレモンです。
コップ1杯のお湯にレモン半分を絞って、はちみつを少し加えるだけ。
体が温まって冷え性の改善にもなりますし、ビタミンCも一緒に摂れるので一石二鳥なんですよ。
お料理なら、梅干しを叩いて和え物に使ったり、お酢を使った南蛮漬けやピクルスもいいですね。
ビタミンB群と一緒に摂るとエネルギー代謝がさらに高まるので、豚肉の梅しそ巻きなんかは理にかなったメニューです。
すっぱさが苦手な方は、オリゴ糖を加えてみてください。
オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす働きもありますから、お腹の調子を整えたい方にもぴったりですよ。
クエン酸を摂るときに気をつけたいこと
クエン酸はとても体に良いものですが、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。
それは歯のエナメル質への影響です。
酸性の強い飲み物をそのまま飲み続けると、歯の表面が少しずつ溶けてしまうことがあるんですよ。
レモン水やクエン酸ドリンクを飲むときは、ストローを使ったり、飲んだあとに軽く水で口をすすぐようにすれば大丈夫です。
それから、果物で摂る場合は果糖の摂りすぎにも少し注意が必要ですね。
クエン酸をたくさん摂ろうとして果物を食べすぎると、糖分が多くなってしまうこともありますから。
何事もほどほどが大切、というのはおばあちゃんがいつも言っていることですけれどね。
毎日の食事に少しずつ取り入れて、元気な体を保っていきましょう。
よかったらぜひ試してみてくださいね。




