5月~6月の晴れた日に外にでると「赤くて本当に小さい虫」がコンクリートブロックに大量にいるのも見たことがありませんか?
私の家は一軒屋で家の周りにブロック塀をしているのですが、そこにウジャウジャと赤い虫が大量にいるんです。
友だちはマンションなのですが、ベランダにも同じように赤い虫が大量にいるそうです。
この小さい赤い虫いったい何なのでしょうか!
私達に危害はないのでしょうか?
一度潰したことがあるのですが、赤い液に変わってしまい、その部分は赤くなったままになってしまったので、それからは見て見ぬふりをして過ごしているのですが・・・正直気持悪いです。
この赤い虫の正体を突き止め、駆除方法を調べてみたいと思います。
ベランダの赤い虫はなに?
この赤い虫はなんと!「ダニ」なのです。
「え!こんな赤いのがダニ?」
正式名称は「カベアナタカラダニ」といい「タカラダニ」と呼んでいるようです。
まだタカラダニの生態はキチンとはわかっていないようなのですが、わかっている事だけでもまとめてみますね。
タカラダニは、幼虫の時はセミやバッタなどの節足動物に寄生し、体液を吸い脱皮をし、成虫になると花粉やハダニを捕食します。
体長は1mm前後で、花粉が多くついているブロックやベランダで繁殖し、大量発生します。本当に大量に発生するので、ベランダに布団を干そうと思っても気持ちが悪くて干せないと友達も嘆いていました。
友だちと同じように悩んでいる人は多いはずなので、駆除方法を探してみますね。
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ベランダの赤い虫の駆除方法
タカラダニの駆除方法なのですが、以外と簡単に駆除できるようです。
「水で流す」だけです。
このタカラダニなのですが、大量に発生する時期は「5月~6月」なのですが、梅雨が始まると自然といなくなります。タカラダニは水に弱いということです。したがって、外でタカラダニを見つけた場合は水で流すと一瞬でいなくなります。
しかし数日後には、又大量に発生してしまう場合があるので、エサである花粉がついている思う箇所を、高圧洗浄機などで流してしまうと予防になります。
もし布団などについてきて部屋の中で見つけた場合は、家に常備しているハエやゴキブリ用の殺虫スプレーをかけると死んでしまいます。
赤ちゃんやペットがいても安心な駆除対策は?
タカラダニを外で見たら水をかけて流したらすむ事ですが、家に赤ちゃんやペットがいる場合は、殺虫剤を使うのをためらってしまうママは多いですよね。
そこで赤ちゃんやペットがいても大丈夫な駆除方法を紹介しますね。
この方法も簡単です。
霧吹きの中に食器用洗剤と水をいれ、タカラダニに拭き付けるだけです。シュッシュッと拭きつけるだけで、赤い固まりになります。
ガムテープでくっ付けて水に沈める方法も有効です。
しかし、タカラダニを見つけてしてはいけないことがあります。
それは「潰す」です。
私もついつい潰してしまい、赤い色がとれなくなったことがあります。
今までに、タカラダニでの苦情は沢山ありますが、人間への被害はないので、気持ちは悪いですが梅雨時期には自然といなくなるので、それほど神経質になる必要はないと思います。