大豆粉・おからパウダー・きな粉の違いは?ダイエットやお菓子作りにオススメはどれ?

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大豆は、たんぱく質がほうふなだけでなく、様々な健康に良い効果があると、近年また注目され始めています。

今では大豆粉、おからパウダーなど、料理につかいやすい加工品もスーパーで手に入るようになりました。

そこで今回あ、大豆粉、おからパウダー、きな粉の違いは何なのか?

また、ダイエットやお菓子作りに小麦粉の代わりに代用できるのか?

コチラの内容について、ご紹介していきます!

大豆粉、おからパウダー、きな粉の違い

大豆粉、おからパウダー、きな粉。

どれも大豆から作られているものですが、それぞれ一体何が違うのでしょうか?

大豆粉の特徴

大豆粉は、生の大豆を加熱することなく直接粉にしたもので、100%大豆でできた粉末です。

大豆は、畑の肉といわれるほど良質なたんぱく源を含みます!
上手に活用すれば、栄養満点のメニューができあがりますよ♪

特に大豆粉は、3つの中で一番たんぱく質を多く含みます。

さらに必須アミノ酸をバランスよく含む上、植物性たんぱく質なのでコレステロールを含みません。

コレステロールを下げたり、肥満を改善する効果などがあります。

丸ごと大豆を砕いているので、食物繊維もそのまま残っています。

便を増やして大腸を刺激し、便通を促すので便秘改善に役立ちます。

おからパウダーの特徴

おからパウダーは、豆乳を絞った残りカスであるおからを、乾燥して細かな粉状に加工したものです。

いろいろな料理に使える上、長期保存もできる便利な食材です♪

また、小麦粉やパン粉の代用にすれば、糖質制限やダイエットなどに役立つとして、人気が高まっています。

おからパウダーには栄養成分が濃縮!

  • 血中コレステロールを低下させる大豆たんぱく質
  • 脳を活性化させるレシチン・コリン
  • 女性ホルモンの促進させる大豆イソフラボン
  • 便秘を改善するオリゴ糖
  • 骨や歯を強くするカルシウム
  • 細胞の再生や粘膜を丈夫にするビタミンB1・B2
  • 美容効果のある抗酸化作用のビタミンE

といった健康効果が期待できる成分を含んでいます。

脂質・糖質は3つの中で最も少なく、薄力粉と比べると、糖質はなんと16分の1以下です!

しかも、食物繊維を一番多く含む上、カロリーは最も少ないことから、ダイエットに一番向いています♪

きな粉の特徴

きな粉は、大豆を炒って皮をむき、挽いて粉状にしたものです。
香ばしい良い香りが特徴的です。

  • 美容効果のある大豆イソフラボン
  • 血液をサラサラにし、肥満防止に効果のある大豆サポニン・大豆レシチン
  • 更年期障害やイライラに効果のあるトリプトファン

といった成分を含んでいます。

きな粉は炒ってありますので、水分は含んでいません。

ドライフルーツと同様、水分がない分、同じ重量で比較すれば、糖質の含有量は多くなります。

しかし、基本的には加熱してからでないと食べられない大豆粉に比べ、きな粉は加熱済みなので、芳ばしい風味があります。

そのまま食べることができるので、便利ですね!

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大豆粉、おからパウダー、きな粉は代用可能?

大豆粉は、小麦粉としてそのまま置き換えて使用すると失敗します!

油脂分が多い上、小麦粉のようにもちもちとした粘り気の素である「グルテン」を含んでいません。

焼いても膨らませることができない上、粉同士がくっついてうまく焼けません。

特に、イーストやベーキングパウダー、メレンゲが入るような、膨らませるという調理過程がある場合、少しの成分の違いで、大きな失敗につながってしまいますのでやめましょう。

しかし、トンカツの下地や唐揚げなどの揚げ衣に使用するなら、味や触感は変わってきますが、使用量も少ないので、代用しても大きな違いはでないでしょう。

小麦粉を使うより、むしろ大豆粉の方が香ばしくて美味しく仕上がります。

大豆粉は、生の大豆を粉末にしたものなので、えぐみや青臭さが残っています。

加熱すればえぐみなどの素となっている物質はなくなって大豆臭は緩和しますが、加熱が足りないと気になるニオイが残ってしまうことがありますので注意してください。


おからパウダーは、小麦粉を使う料理において、その一部もしくは全部を代用することができます。

不足しがちな食物繊維を補ったり、糖質制限が必要な場合の代用料理やダイエット食に力を発揮します。

また、水分を加えると4~5倍にかさが増えます。

例えば、ハンバーグであればひき肉の量を減らしておからパウダーを加えても、ボリュームは落ちることなく満腹感が得られます。


きな粉は、小麦粉の代用品にはなれません。

香ばしい香りが料理の邪魔になる他、粉っぽくなるため料理には適しません。

しかし、うまみ成分である「グルタミン酸」を豊富に含み、特徴的な香りを持つことから、それらを活かせる調味料として利用できます。

みそやしょうゆと比較しても、きな粉が一番グルタミン酸を多く含みます。

そして、調味料をすぐに吸いこむので、調味料の味を取り込んだきな粉が水分にまとわりつき、味にムラなくまとめることができます。

例えば、チャーハンや焼きそば、野菜炒めなどに少し入れてあえると美味しくなりますよ!

チエばあ
料理にちょっと加えて、いつもの食事をより健康的に楽しんでみてはいかがでしょうか?

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