足の裏のほくろは危険?小さいものは大丈夫?

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足の裏にほくろがある人は危険だ。。なんて話は聞いたことありますか?

実はほくろには悪性なものと良性なものがあります。

こちらの記事では、足の裏のほくろや、ほくろができた時の相談方法にについてご紹介していきます。

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足の裏のほくろが危険と言われれる理由

体のいたるところで見つけられるほくろには、先天性と後天性のものがあり、思春期以降にできる後天性のほとんどのものは、紫外線が原因でできます。

またほくろには、良性のものと悪性のものがあります。悪性のほくろは「メラノーマ」と呼ばれ、別名「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)」と言われる、かなり厄介な悪性皮膚がんの一種です。

足の裏は、紫外線を浴びることがないため、本来ならほくろはできないのですが、他の部分と比べると刺激を受けやすい部分でもあります。だから、足の裏にあるほくろは、メラノーマの可能性が非常に高いと言われています。

メラノーマは、進行が非常に早いため、死亡率が高くなります。サイズに関わらず足の裏にほくろを見つけたら、すぐに病院で診察を受けましょう!

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悪性黒色腫(メラノーマ)とほくろの見分け方

悪性黒色腫(メラノーマ)の特徴がこちらです。

・思春期以降に出来たものである。
・徐々に大きく成長している。
・ほくろの大きさが6mm以上ある。
・濃い色や薄い色が混ざって、色にムラがある。
・左右の形が非対称で、不規則な模様になっている。
・皮膚とほくろの境界線が曖昧でハッキリしない。
・表面がザラついている。
・凹凸の凸部が黒い。
・ほくろや周辺に痛みを伴う。
・ほくろに毛が生えていない。

以上のものに多く当てはまる場合は、一度病院での診察をおすすめします。

もっとも簡単にほくろとメラノーマを見分ける方法は、ほくろに一本の線を引き、左右対称になるかどうかです。左右対称であればほくろです。皮膚がんの場合、悪性の細胞があちらこちらとでたらめに増殖するので、対称の形にはならず、不規則な形になります。

また、ほくろであれば色にムラがなく均一です。しかし、皮膚がんの場合は色が染み出したり色に濃淡を持ちます。

そして、毛の生えたほくろは良性です。毛があるということは、毛の細胞を壊すことなくほくろが増殖をしているということ。皮膚がんの場合は、他の細胞を壊して増殖していくので、毛はなくなります。

足の裏と同様、手の平もメラノーマができやすい場所です。その他、爪の下、口の中、陰部などの粘膜がある部分にも注意してください。これらはほくろができやすい部分ではありませんが、ガン化する可能性が高い傾向にあります。

足の裏のほくろは何科に相談すべき?

皮膚がんはとにかく早期発見が重要!これってもしかして?と心配なら、今すぐ皮膚科へ行きましょう。皮膚がんは、素人ではなかなか見分けがつかず、判断の難しい病気です。皮膚科で受診してみて、ただのほくろだったという人も多数います。

お医者さんも慣れていますので、少しでも気になるほくろがあれば皮膚科を受診してみてはいかがでしょうか。以前は、専門医でも悪性と良性の判断が難しく、疑いがあれば取り除いて検査をするケースが多かったのですが、最近では「ダーモスコープ」という機器で判別することができるようになりました。

ダーモスコープはライトが付いた拡大鏡の機器で、皮膚の状態を検査します。この「ダーモスコピー検査」は簡単で、スコープで見るだけなので痛みもなく、費用も健康保険が適用されますので安心です。

皮膚科によっては、ダーモスコピー検査ができない病院もありますので、事前に電話やホームページなどでチェックしておくことをおすすめします。

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