毎朝のお弁当作り、少しでもラクにしたいと思っていませんか?チエばあちゃんです。
「お弁当を前日に準備しても大丈夫なの?」「おにぎりは素手で握っちゃダメなの?」――そんな疑問、よく聞きますよ。
大丈夫、ちゃんとしたやり方を知っていれば、前日準備でも安心なお弁当が作れるんです。
今日はお弁当の前日準備のコツと食中毒を防ぐポイントを、科学的な理由も交えながらお伝えしますね。
まず知っておきたい|お弁当の食中毒はなぜ起きるの?
お弁当で一番怖いのは、やっぱり食中毒ですよね。
食中毒を引き起こす代表的な菌には、黄色ブドウ球菌・ウェルシュ菌・サルモネラ菌などがあります。
これらの菌は、温度が20〜40℃くらいの「ぬるい状態」で爆発的に増えるんですよ。
つまり、作ったおかずを常温で長く放置してしまうと、菌にとって絶好の環境になってしまうわけです。
菌は目に見えないからこそ、正しい知識で防ぐことが大切なんですよ。
逆に言えば、温度管理と加熱をしっかりすれば、前日準備でも安全にお弁当を作れます。
前日に準備できるお弁当おかずと正しい保存方法
前日のうちに用意できるおかずは、実はけっこうあるんですよ。
揚げ物・煮物・焼き魚・肉料理など、しっかり火を通すおかずは前日準備に向いています。
ポイントをまとめますね。
【前日準備のコツ】
・味付けは少し濃いめにしておくと、傷みにくくなります。
塩分や糖分には菌の繁殖を抑える効果があるからなんですよ。
・煮物は汁気をしっかり飛ばしてから保存してくださいね。
水分が多いと菌が増えやすくなります。
・作ったおかずは粗熱をしっかり取ってから冷蔵庫へ入れましょう。
熱いまま入れると冷蔵庫内の温度が上がって、他の食材にも影響が出てしまいます。
翌朝お弁当に詰める前には、必ず再加熱してくださいね。
食中毒を起こす菌の多くは85℃以上で1分以上加熱すれば死滅することがわかっています。
電子レンジでもフライパンでもいいので、中までしっかり温め直してから、冷ましてお弁当箱に詰めましょう。
当日作るべきおかず|卵焼きと生野菜に注意
卵料理は前日の作り置きが特に危険なんです。
卵にはサルモネラ菌が付着していることがあり、時間が経つと菌が増えやすいんですよ。
卵焼きやゆで卵は、できるだけ当日の朝に作りましょう。
また、サラダや生野菜はお弁当には入れないほうが安心です。
生野菜は水分が多く、時間とともに菌が繁殖しやすくなります。
彩りが欲しいときは、バランや可愛いピック、シリコンカップなどを活用してみてくださいね。
最近は100円ショップでも素敵なお弁当グッズがたくさんありますよ。
おにぎりは素手NG!科学的に正しい安全な握り方
ここはとても大切なお話です。
おにぎりは絶対に素手で握らないでくださいね。
人の手には黄色ブドウ球菌が常在していて、どんなに丁寧に洗っても完全には除去できないんです。
この菌が作り出す毒素(エンテロトキシン)は加熱しても分解されないという厄介な性質があります。
つまり、素手で握った後にいくら温め直しても、毒素は消えないんですよ。
【安全なおにぎりの作り方】
・ラップを使って握るのが一番簡単で確実です。
・おにぎり型を使うのもいいですね。使う前にきれいに洗っておきましょう。
・ごはんを炊くときに小さじ1杯のお酢を加えると、酢の抗菌作用で傷みにくくなります。
・具材に梅干しを使うのもおすすめ。梅干しに含まれるクエン酸には殺菌効果がありますよ。
・炊きたてのごはんはお皿に広げて粗熱を取ってから握りましょう。
熱いうちに握ると蒸気がこもって水分が増え、菌が繁殖しやすくなります。
お弁当の持ち運びと傷み防止の工夫
せっかく丁寧に作ったお弁当も、持ち運び方を間違えると台無しになってしまいます。
保冷バッグと保冷剤は必ずセットで使いましょう。
特に気温が25℃を超える時期は、保冷剤を2個以上入れるのがおすすめです。
市販の抗菌シートをおかずの上にのせるのも効果的ですよ。
わさびやからしの成分を利用したものなど、いろいろな種類が出ています。
お弁当の人気おかずといえば、唐揚げ・ハンバーグ・エビフライが定番ですよね。
こうした揚げ物や肉料理は前日に下ごしらえしておくと、朝は焼くだけ・揚げるだけで済みますよ。
ハンバーグなら成形まで、エビフライなら衣をつけるところまで、唐揚げなら下味をつけるところまで準備しておくと効率的です。
よくある失敗と対処法|お弁当の食中毒を防ぐまとめ
最後に、よくある失敗をまとめておきますね。
・前日のおかずを再加熱せずに詰める→必ず85℃以上で温め直してから冷まして詰めましょう。
・おにぎりを素手で握る→ラップやおにぎり型を使いましょう。
・おかずを温かいまま詰める→しっかり冷ましてからフタを閉めないと、蒸気で菌が増えます。
・生野菜やフルーツをおかずと一緒に入れる→別の容器に分けるか、入れないようにしましょう。
ちょっとした手間で、家族の健康を守れるんですよ。
毎日のお弁当作りは大変ですけれど、愛情たっぷりのお弁当はやっぱり嬉しいものです。
よかったら今日からさっそく試してみてくださいね。




