毛虫に刺されたときの対処法|応急処置と市販薬の選び方

スポンサードリンク

先日、お隣の奥さんが慌てた様子で「庭の手入れをしていたら腕が赤くなって痒くて…毛虫かしら?」と相談に来たんですよ。
春から秋にかけて、毛虫に刺されたという話は本当によく聞きますね。
チエばあちゃんも昔、子供の肌に赤いプツプツができて大慌てしたことがありました。
そこで今日は、毛虫に刺されたときの対処法や応急処置の方法、そしておすすめの市販薬について、科学的な理由も交えながらお伝えしますね。

毛虫に刺されたらまず知っておきたい症状と原因

毛虫といっても、すべての毛虫が人を刺すわけではないんですよ。
日本で特に気をつけたいのは、次の種類です。

「チャドクガ」はツバキやサザンカにつく毛虫で、庭木の手入れ中に刺されるケースがとても多いんです。
「ドクガ」は桜や梅などにつき、なんと1匹あたり約600万本もの毒針毛を持っているといわれています。
他にも、柿や梅につく「イラガ」、松につく「マツカレハ」なども毒を持っていますよ。

毛虫の発生時期は4月から11月ごろと意外に長いんです。
桜の季節だけと思いがちですが、秋口まで油断できませんよ。

刺されたときの症状は、数分から数時間のうちに激しいかゆみと赤い発疹が現れます。
これは毒針毛に含まれる「ヒスタミン」などの成分が皮膚に炎症を起こすためなんですよ。
かゆみや痛みは2〜3週間続くこともあり、大人でもつらいものです。

「蕁麻疹(じんましん)と見分けがつかない」という声もよくありますね。
見分け方のポイントは発疹の広がり方です。
蕁麻疹は体全体に広がることが多いですが、毛虫に刺された場合は刺された部分の周辺だけに集中します。
お子さんがひどく痒がっているときは、発疹がどこまで広がっているかをよく見てあげてくださいね。

また、毛虫は直接触らなくても刺されることがあるんですよ。
毒針毛が風に乗って飛んでくることがあるので、毛虫がいる木の近くを通るだけでも注意が必要です。
洗濯物に付着するケースもありますから、庭に毛虫が発生しているときは室内干しにすると安心ですよ。

毛虫に刺されたときの応急処置|正しい手順を解説

もし毛虫に刺されてしまったら、まずは落ち着いて次の手順で応急処置をしてくださいね。

1. 絶対にかいたりこすったりしない
かゆくてもかいてしまうと、毒針毛が皮膚の奥に刺さったり、周囲に広がったりして症状が悪化します。
これが一番大事なことですよ。

2. セロハンテープやガムテープで毒針毛を取り除く
患部にそっとテープを貼って、毒針毛をくっつけて剥がします。
何度か繰り返すと効果的です。
肉眼で見える毛があればピンセットで丁寧に抜いてくださいね。

3. 流水でしっかり洗い流す
テープで取り除いた後は、流水で患部をよく洗いましょう。
石けんを使うと、毒の成分をより効果的に落とせますよ。

4. 氷や保冷剤で冷やす
冷やすことで血管が収縮し、炎症の広がりを抑えてかゆみを和らげることができます。
タオルに包んだ保冷剤を当てるのがおすすめですよ。

なお、刺されたときに着ていた衣類にも毒針毛が付着している可能性があります。
他の洗濯物とは分けて、50度以上のお湯につけてから洗うと毒が失活しますよ。

毛虫刺されにおすすめの市販薬と選び方

応急処置の後は、できれば皮膚科を受診するのが一番です。
ただ、すぐに病院に行けないこともありますよね。
そんなときは市販薬を上手に使いましょう。

毛虫刺されの薬を選ぶときのポイントは、ステロイド成分が配合されているかどうかです。
ステロイドには炎症を抑える働きがあり、毛虫による強い腫れやかゆみを鎮めてくれるんですよ。

おすすめの市販薬をご紹介しますね。

「ムヒアルファEX」…抗炎症成分のPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)配合で、毛虫刺されにも対応しています。
「フルコートf」…やや強めのステロイドで、腫れがひどいときに向いています。
「液体ムヒアルファEX」…液体タイプなので患部に触れずに塗れて、かき壊しを防ぎやすいですよ。

薬のパッケージには対応する虫の種類が書かれていますので、「毛虫」と明記されているものを選んでくださいね。
蚊用のかゆみ止めでは成分が弱く、十分な効果が得られないこともありますよ。

塗るときは患部を清潔にしてから、薄く伸ばすようにしてくださいね。
2〜3日使っても症状が改善しない場合や、発熱・全身に症状が広がった場合は、必ず皮膚科を受診してください。
まれにアレルギー反応で重症化することもありますので、無理は禁物ですよ。

毛虫に刺されないための予防のコツ

最後に、刺されないための予防法もお伝えしておきますね。

・庭の手入れや公園での散歩のときは、長袖・長ズボン・手袋を着用しましょう。
・毛虫がつきやすいツバキ・サザンカ・桜の木には、4月〜11月はなるべく近づかないようにしましょう。
・庭木に毛虫を見つけたら、市販の毛虫用殺虫スプレーで早めに駆除するのが大切ですよ。
・首元にタオルを巻いておくと、上から落ちてくる毒針毛から肌を守れます。

昔からおばあちゃんたちは「毛虫の季節は首を隠しなさい」と言ったものですが、これはちゃんと理にかなっていたんですね。
ちょっとした備えで防げることも多いですから、よかったら試してみてくださいね。

スポンサードリンク