春になると桜が咲いてとても綺麗です。桜が咲くと新学期が始まりウキウキ気分になりますよね。しかし、綺麗な桜も咲く期間は短くアッと言う間に散ってしまいます。そしてその後に大量に発生するのが「毛虫」です。
綺麗な桜並木の下を歩いていたのもつかの間、今度は毛虫が落ちてこないかと心配しながら歩かなければいけません。そして、運が悪く刺されてしまう可能性もあります。毛虫は普通の虫に刺されるのと違い、毒を持っているので注意が必要です。今回は毛虫に刺された時の症状・応急処置法とおすすめの市販薬を紹介します。
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毛虫に刺された跡や症状は?
知恵ばあは虫が苦手なもので、桜=毛虫!と考えてしまいます。毛虫の発生時期は、桜の散った後の4月後半から一ヶ月くらいだと思っていたのですが、調べてみるとそうではないようです。毛虫の発生時期は4月~11月で、桜だけに毛虫が発生するのではなく、他の花にも発生するのだそう。
桜についている毛虫は「ドクガ」、ツバキやサザンカについている毛虫は「チャドクガ」などがいます。この2種類の他にも毒を持っていて刺す毛虫もいるので注意してください(ウメや柿の樹木についている「イラガ」マツの樹木には「マツカレハ」)。毛虫は毛に毒針をもっています。近付いて触らなければ大丈夫と思いがちですが、そうではありません。毒の毛針が毛虫から抜けて風で飛んできて刺す場合もあります。
「ドクガ」
出典:www.insects.jp
葉桜についているドクガですが、特徴は毒針毛の多さです。600万本も毒針毛をもっています。刺されると数分~数時間内に激しい痒みがでて、蕁麻疹のように赤いプツプツしたものが現れます。痒みは大人でも耐え難く、その痒みや痛みが2週間~3週間近く続きます。
「チャドクガ」
出典:www.tukicha.com
チャドクガも毒がと同じような症状が現れます。チャドクガはドクガより毒性は弱いですが、激しい痒みは2~3週間は続きます。
知恵ばあも一度、夜中に子供のおへそ周りに蕁麻疹ができ、子供の痒がり方が酷かったので「毛虫に刺されたのでは?」と思い119番したことがありました。救急の係りの人に症状を言うと、毛虫ではないようなので安心したことがありました。私のように蕁麻疹と間違える場合も多々あるようです。
蕁麻疹との区別の仕方は、刺された箇所の蕁麻疹の広がりかたでわかります。蕁麻疹の場合は、体全体に赤い発疹が広がりますが、毛虫に刺された場合は、その部分だけにしか広がりません。子供の痒がり方は個人差もあるので、激しく痒がっている時は発疹の広がり方を見てください。
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毛虫に刺された際の応急処置
では、発疹の広がりが部分的な場合は毛虫に刺された可能性が高いです。そんな時の応急処置に仕方を説明します。
まずは患部をよく観察して毛が肉眼で見える場合はピンセットで抜いてください。もし肉眼で見れない場合や小さくて取れそうにない場合はセロハンテープやガムテープで毒針毛を抜いてください。その後は、患部を流水で流し、氷で冷やして痒みと痛みを和らげてください。
毛虫刺されにおすめの市販薬
毛虫に刺された場合は、すぐに病院を受診するのがおすすめですが、行けない場合は市販薬を塗ります。市販薬を選ぶ時は、炎症を抑えるステロイドが配合されている物を選んでください。CMで宣伝している「ムヒアルファEX」がおすすめです。
このような虫刺されの薬は、パッケージに「何に効果があるか表示している」ので、毛虫と表示している物を選ぶと良いでしょう。蚊に刺された時用の薬では、効き目がないものもあります。確認してみてくださいね。
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