甲状腺の腫れる原因や病気、何科にいくべき?

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こちらの記事では、甲状腺の腫れる原因病気何科にいくべき?についてご紹介します。甲状腺とは、のどぼとけのちょうど下のあたりにあり、ホルモンを分泌する役割があります。ここが腫れていたら、どんな病気が疑われるのでしょうか。

甲状腺が腫れる原因とは?

甲状腺が腫れる原因

まず、甲状腺が腫れる原因として、自己免疫異常が挙げられます。自己免疫とは、自分の体に備わった外敵が侵入してきた場合、攻撃し、守る働きのことですが、間違えて自分の体を攻撃することが起こります。それを自己抗体と言います。自己抗体が自分自身を攻撃することにより、甲状腺ホルモンが分泌されなくなります。正常な組織を破壊してしまうこの病気は橋本病と呼ばれます。甲状腺ホルモンは作られません。

それ以外にも、甲状腺ホルモンが異常分泌されるバセドウ病などがあります。バセドウ病の主な症状として、倦怠感や眼球突出、多汗や動悸、体重減少などがある場合は、甲状腺の腫れによるものと思われます。

甲状腺が腫れその後痛みがあり、発熱する場合、ウイルス感染がきっかけで起こる、亜急性甲状腺炎があります。ウイルス原因ですが、他の人に感染することはありません。症状的にはバセドウ病と似たような症状がでますが、あくまでも一過性のものなので、再発はほぼありません。

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甲状腺のあたりに違和感を感じた場合は、かかりつけ医に相談することをお勧めします。甲状腺が大きくなり、甲状腺ホルモンが異常分泌されるといろいろな部位に負担がかかり影響が出ます。

甲状腺が腫れる原因に、ストレスとの兼ね合いがあります。自律神経系と内分泌系と免疫系のバランスが通常はつりあっていますが、過度なストレスによりバランスが崩れるとストレスが過多になります。その為、甲状腺も影響を受けやすくなるのです。

甲状腺にも良性の腫瘍は甲状腺細胞が自律的に増殖します。甲状腺がんには、4種類あります。

①乳頭がん
②濾胞がん
③未分化癌
④髄様がん です。

乳頭がんや濾胞がんは予後良好ですが未分化癌は1~1.5年で95%が死亡する確率の高いがんとなります。乳頭がんや濾胞がんは自覚症状がないため、健康診断で発見されることが多いです。

未分化癌の場合は、急速に腫れ、痛みや発熱が起こります。飲み込みもしにくくなり、呼吸が苦しくなるなど自覚症状が現れるため、不調が分かりやすいです。

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甲状腺の病気かセルフチェックを

甲状腺の腫れセルフチェック

甲状腺の病気の8割以上は女性に発症することが分かっています。血液検査である程度の事が調べられます。セルフチェックで腫れ具合などを確認してみましょう。

①甲状腺が腫れる
②眼球が飛び出す
③動悸が起こる
④暑がり
⑤喉が渇きやすい
⑥水をよく飲む・汗が多い・手あしの震え

これらの項目うぃチェックをしてみて目安としてくださいね。該当する項目が多いのであれば、一度病院を訪れてみてください。

甲状腺の腫れは何科に相談する?

基本的には内科で大丈夫ですが、より詳しく検査してもらう場合は、内分泌科や甲状腺科受診が望ましいです。しかし、違和感がある場合は、まず耳鼻咽喉科を訪れてみてくださいね。甲状腺腫瘍は外科です。素人目には、判断がつきませんので、総合病院に行くのが間違いないです。痛みがないから安心かといえば、そういう訳ではありませんので、なるべく早い段階で、受診しましょう。

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