犬がマダニに噛まれた時の正しい取り方と応急処置

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今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。

暖かくなると気になるのが、犬のマダニ被害ですよね。
お散歩が大好きなワンちゃんだからこそ、マダニに噛まれた時の正しい取り方や対処法を知っておくことが大切なんですよ。
マダニは体長3〜20mmにもなる大型のダニで、家の中にいるイエダニとはまったくの別物。
犬がマダニに噛まれると、貧血や皮膚炎だけでなく、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの深刻な感染症を引き起こすことがあるんです。
大切な家族であるワンちゃんを守るために、ステップごとにわかりやすくお伝えしますね。

ステップ1:マダニの危険性を知って犬を守る準備をする

まず、なぜマダニがこんなに怖いのか、その理由をしっかり知っておきましょうね。

マダニは草むらや藪の中に潜んでいて、近くを通る動物の体温や二酸化炭素を感知して飛びつくんですよ。
これは科学的に「クエスティング行動」と呼ばれていて、草の先端でじっと前脚を広げて待ち構えているんです。

噛みついたマダニは、セメント様物質という特殊な体液を出して皮膚にがっちり固定されます。
この物質のおかげで、簡単には外れないようになっているんですね。
さらに吸血しながら唾液を注入するのですが、この唾液の中にバベシア症やエールリヒア症、日本紅斑熱などの病原体が含まれている可能性があるんです。

マダニの活動ピークは5月から9月ですが、実は秋冬でも活動する種類がいますから、一年を通じた対策が必要なんですよ。

ステップ2:お散歩前にマダニ予防対策をしっかり行う

お散歩に出かける前の予防が、何よりも大切なんですよ。

動物病院で処方してもらえるマダニ駆除・予防薬がとても効果的です。
2026年現在、主に使われているのは次のようなお薬ですよ。

経口タイプ(チュアブル錠):ネクスガードやシンパリカなど、おやつ感覚で飲ませられるお薬です。
有効成分が血液中に行き渡り、マダニが吸血した際に駆除する仕組みなんですね。
効果は約1〜3ヶ月持続するものが主流ですよ。

スポットオンタイプ(滴下薬):フロントラインプラスなど、首の後ろに垂らすタイプです。
皮脂腺を通じて体表に広がり、マダニを寄せ付けにくくしてくれます。

お薬が体質に合わないワンちゃんには、天然ハーブ成分の虫除けスプレーもありますよ。
レモンユーカリやシトロネラといった植物由来の忌避成分を使ったものなら、体にやさしいのでおすすめです。

どの予防法が愛犬に合っているかは、かかりつけの獣医さんに相談するのが一番安心ですよ。

ステップ3:散歩後のマダニチェックで早期発見する

お散歩から帰ったら、毎回かならずマダニチェックをしてあげてくださいね。

マダニは目に見える大きさですから、丁寧に見ていけば見つけられますよ。
目の細かいコームやブラシで、全身をゆっくりブラッシングしてあげましょう。

特に重点的にチェックしてほしい場所は、こちらです。

・目の周り、耳の中や付け根
・鼻先やあごの下
・胸やお腹、内股
・おしりの周りや足の指の間

これらは毛が薄くて皮膚が柔らかい部分で、マダニが好んで寄生するんですよ。
なぜかというと、皮膚が薄い場所のほうが血管に近く、吸血しやすいからなんですね。

まだ噛みついて間もない軽い付着であれば、ブラッシングで取れることもありますよ。

ステップ4:犬に噛みついたマダニの正しい取り方を実践する

もしマダニががっちり噛みついているのを見つけたら、まずは動物病院に連れて行くのが一番です。
でも、夜間や休日ですぐに病院へ行けないこともありますよね。

そんな時の応急処置の方法をお伝えしますね。

【用意するもの】
・先の細いピンセット(またはマダニ取り専用のティックツイスター)
・消毒液
・ガムテープやビニール袋

【取り方の手順】
1. ピンセットでマダニの頭部(皮膚に近い根元の部分)をしっかりつかみます。
2. まっすぐ上に、ゆっくりと一定の力で引き抜きます。
3. ねじったり急に引っ張ったりしないでくださいね。
4. 取れたマダニはガムテープに貼り付けるか、ビニール袋に密封して処分します。
5. 噛まれた部分を消毒液で清潔にしてあげましょう。

絶対にやってはいけないのは、マダニを無理やりむしり取ったり、潰したりすることです。
口器が皮膚の中に残ると化膿や炎症の原因になりますし、潰すと体内の病原体や卵が飛び散る危険があるんですよ。

昔はお酢やアルコールを染み込ませたコットンを当てる方法も知られていましたが、近年の獣医学では刺激を与えるとマダニが体内に唾液を逆流させる可能性があるとされ、あまり推奨されていないんです。
できるだけピンセットで丁寧に取り除くか、病院にお任せするのが安心ですよ。

ステップ5:マダニ除去後は動物病院で感染症チェックを受ける

マダニを取り除いた後も、安心するのはまだ早いんですよ。

マダニが媒介する感染症は、噛まれてから数日〜数週間後に症状が出ることがあります。
代表的な症状としては、こんなものがありますよ。

・元気がなくなる、食欲が落ちる
・発熱が続く
・歯茎や目の粘膜が白っぽくなる(貧血のサイン)
・血尿や黄疸が見られる

これらの症状が出たら、すぐに動物病院を受診してくださいね。
また、症状が出ていなくても、マダニに噛まれたことがわかった時点で一度受診しておくのがおばあちゃんのおすすめです。
血液検査で感染の有無を早期に確認できますから、早めの対応が愛犬の命を守ることにつながりますよ。

マダニから愛犬を守れるのは、飼い主さんだけです。
予防・チェック・正しい対処、この3つをしっかり覚えておけば、安心してお散歩を楽しめますよ。
よかったら今日のお散歩から、さっそく試してみてくださいね。

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