むかしね、ご近所の奥さんが健康診断で「コレステロールが低すぎる」って言われて、すごく驚いていたのを覚えていますよ。
「高いのは気をつけてたけど、低いのもダメなの?」ってね。
チエばあちゃんです。
実はね、コレステロールが低いというのも、体にとっては大きな問題なんですよ。
「コレステロールは低ければ低いほどいい」と思っている方、けっこう多いんじゃないかしら。
でもそれ、知らないと損する大きな勘違いなんです。
今日は、コレステロールが低い原因や症状、そして改善方法について、やさしくお伝えしますね。
コレステロールが低い原因|やりがちなNG習慣とは
まずね、コレステロールが低くなる原因で多いのが、こんな習慣なんですよ。
・極端なカロリー制限やダイエット
・動物性の食品をほとんど食べない偏った食事
・消費エネルギーに対して食事量が少なすぎる
「健康のために粗食にしよう」「お肉は控えよう」と思って続けていたことが、実はコレステロール不足の原因になっていることがあるんです。
コレステロールというのはね、体の中で細胞膜を作ったり、ホルモンの材料になったりする、とても大切なものなんですよ。
悪者のイメージが強いけれど、体にとっては絶対に必要なものなんです。
ちなみに、悪玉コレステロール(LDL)はコレステロールを体中に届ける役割、善玉コレステロール(HDL)は余分なコレステロールを回収する役割を持っています。
どちらが欠けても、体はうまく働かなくなってしまうんですね。
コレステロールが低いと起こる症状・病気のリスク
「低いくらい大丈夫でしょう」と放っておくと、思わぬ不調につながることがあるんです。
これが怖いところなんですよ。
コレステロールが低いと、ホルモンを作る材料が足りなくなるので、全身のバランスが崩れやすくなります。
具体的にはこんな症状や病気のリスクがあると言われています。
・情緒不安定やうつ症状
・自律神経の乱れ
・免疫力の低下で風邪や感染症にかかりやすくなる
・倦怠感や疲れやすさ
・脳卒中のリスク上昇
特にね、免疫機能が下がるというのは年齢を重ねた方にとって本当に注意が必要なことですよ。
また、甲状腺の病気(バセドウ病など)とも深い関係があって、動悸や手の震え、体重の急な減少といった症状が出ることもあるんです。
それから、2024年の日本動脈硬化学会のガイドラインでも、総コレステロールが低すぎる状態は栄養障害や肝臓の病気が隠れている可能性があるとされています。
「低いから安心」ではないということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
コレステロールが低いときの改善方法|食事と生活習慣の見直し
さて、ここからが大事なお話ですよ。
コレステロールが低い方の改善方法は、まず毎日の食事から見直すことなんです。
【食事での改善ポイント】
・卵・お肉・お魚など動物性たんぱく質を適度に取り入れる
・バターやチーズなどの乳製品も無理に避けない
・極端な糖質制限やカロリー制限をやめる
・1日3食、バランスよく食べることを心がける
昔のおばあちゃんたちはね、卵を「完全栄養食」って呼んで大事にしていたものですよ。
1日1〜2個の卵を食べる習慣は、コレステロールを適正に保つのにとても良いんです。
【生活習慣での改善ポイント】
・喫煙をしている方は禁煙を検討する
・過度な飲酒を控える
・適度な運動を取り入れる(散歩でも十分ですよ)
・ストレスをためすぎない
無理なダイエットで急にコレステロールが下がってしまうケースも多いので、「痩せなきゃ」と焦るよりも、体に必要な栄養をしっかり届けてあげることを優先してくださいね。
健康診断でコレステロールが低いと言われたら
もし健康診断で「コレステロールが低い」と指摘されたら、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。
自分では気づかない肝臓の病気や甲状腺の異常が隠れていることもありますから、血液検査の数値を放置しないことがとても大切ですよ。
総コレステロールの基準値は一般的に150〜219mg/dLと言われていますが、個人差もありますので、お医者さんと相談しながら自分に合った対策を立てていくのが一番です。
コレステロールは高すぎても低すぎてもいけない。
ちょうどいいバランスを保つことが、元気で長生きの秘訣ですよ。
よかったら今日の食事から、卵やお魚を一品足すことから始めてみてくださいね。
小さな一歩が、体を守る大きな力になりますから。




