こちらの記事では、グルテン過敏症の症状ははなづまり?病気の治療方法は?についてご紹介します。パンやラーメン、パスタを食べて身体に異変が出る場合は、グルテン過敏症の可能性もあります。99%は自覚してない病気ともいわれています。
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グルテン過敏症とは
グルテン過敏症とは、穀物(小麦や麦)に含まれる植物性たんぱく質が原因により、アレルギー反応を起こすことを指します。
グルテン過敏症と気が付くまでには、時間がかなりかかりますので、すぐに病院に行ける方は少ないようです。症状がひどくなると、セリアック病と言われ、消化不良を起こし、栄養失調になることもあります。
小麦粉の分解ができず身体が異物と感知するため、腸の絨毛を攻撃し消化不良を起こしたりしてしまいます。そのため、自己免疫疾患と言われています。
グルテン過敏症は、遺伝的要因が強いとされています。
原因が何であるかを早めの突き止めることが、改善の第一歩となります。グルテン過敏症が疑われる場合は、原因となる食べ物をまず探してみてくださいね。
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グルテン過敏症の症状
グルテン過敏症の症状として、頭痛や偏頭痛が起きやすいなどがあります。それ以外の症状は、記憶力の低下や疲労感なども症状として、出るようです。免疫機能にも影響があります。
貧血や低血糖・口内炎やじんましん・関節炎や腹部痙攣などもあります。
それ以外には、集中力が欠けやすかったり、ぼーっとしたりすることもあります。これは、グルテンに含まれるグルテオモルフィンというものの影響と考えられていますが、この構造がモルヒネの構造とよく似ていると言われているためです。
そのほか、関節痛や湿疹、消化器系のトラブルが起こりやすくなっています。
消化器系のトラブルとして、下痢や便秘、膨満感やおならが出やすいなどです。
但し、症状が出ていても、かかりつけ医を受診して診断が出ないのがほとんどなので、確実にグルテン過敏症と分かるまでには時間がかかります。
色々な症状がある割には、確定がしにくいのもこの疾患の特徴となります。違和感はでてきますので、その場合は、原因となった食べ物を探って、食べるのをやめてくださいね。
グルテン過敏症の治療方法
まずは、食事の見直しが最優先とされています。ローテーション方式で反応を見ながら対処してみることも治療方法の1つと言われています。
ローテーション方式とは、グルテンが含まれているものを一度摂取し、症状がでれば、その食品を控える日を作るなど繰り返しをしつつ、原因を特定をしていくことになります。
特に現段階では、治療法が確立されているわけではないので、対処療法として、食事の見直し、グルテンフリーの食事しか解決方法はありません。
特定の食品のグルテン過敏症の場合も、治療はローテーション方式で行われます。
グルテンフリーってどんな料理?
グルテン過敏症の方でも安心して食べられるのが、グルテンフリーの食事です。近年は、体に優しい食事として、健康な方にも注目されています。
穀物類を使用しない料理ですので、例えば、パンなら米粉を使ったもの、パスタでも、こんにゃくパスタ等の代替品があります。
また、こうした代替品を使わなくとも、春雨や肉、魚、野菜類、果物類、大豆製品、乳製品などを利用して作った料理もグルテンフリーのとなります。お米を主食とする日本では、グルテンフリーの食事を作りやすいかもしれませんね。
最近は、スーパーなどでもグルテンフリーのレトルトも増えてきているため、こうしたものを活用しながら、メニューを増やしてみるのもよいですね。
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