むかしね、娘が中学生のころ「お母さん、鼻の中になんかできて痛い…しかも臭い気がする」って泣きそうな顔で相談してきたことがあったんですよ。
チエばあちゃんです。
鼻の中のニキビが臭いと気になっているあなた、それはもしかしたらニキビではないかもしれません。
今回は、鼻の中のできものが臭う原因と、自分でできる治し方・対策を、ステップごとにやさしくお伝えしますね。
ステップ1:鼻の中のニキビが臭い原因を知る
まず大切なのは、鼻の中にできたもの=ニキビとは限らないということなんです。
臭いがする場合は、とくに次の3つを疑ってみてくださいね。
・鼻せつ(おでき)
鼻の粘膜が傷ついて、そこから細菌が入り込んで化膿した状態です。
鼻の中のニキビが臭い原因の多くは、この鼻せつの膿(うみ)なんですよ。
・ヘルペス
免疫力が落ちているときに、唇だけでなく鼻の中にもできることがあります。
水ぶくれのような見た目が特徴ですね。
・鼻茸(はなたけ)
鼻の中にできるポリープのことです。
大きくなると鼻づまりや頭痛の原因にもなりますから、激しい痛みが続く場合は早めに耳鼻科を受診してくださいね。
ステップ2:鼻の中のニキビの臭いを市販薬でケアする
原因がわかったら、次は自分でできる治し方を試してみましょう。
一番手軽なのは、薬局で買える市販薬を使う方法です。
おすすめの薬
・ニキビ用クリーム(テラ・コートリルなど)…殺菌と炎症を抑える作用があります。
・オロナインH軟膏…昔からある万能薬で、抗菌・抗炎症の効果が期待できますよ。
チエばあちゃんの家にもオロナインは必ず置いてあります。
ちょっとした化膿なら、これひとつでずいぶん助かるんですよね。
ステップ3:薬の正しい塗り方をマスターする
鼻の中はデリケートですから、塗り方にもコツがあるんです。
間違ったやり方だと粘膜をさらに傷つけてしまいますからね。
・綿棒を使う…指や爪で塗ると粘膜を傷つけるので、清潔な綿棒の先にちょんとつけてください。
・塗るタイミング…お風呂上がりや洗顔後など、鼻の中が清潔なときがベストです。
・塗る頻度…1日1回で大丈夫ですよ。
・塗る期間…臭いを伴う炎症なら、まずは1週間ほど続けてみましょう。
1週間塗っても改善しない場合や、腫れがひどくなる場合は、迷わず耳鼻咽喉科を受診してくださいね。
ステップ4:鼻の中のニキビを繰り返さない予防習慣
治ったと思っても、同じことを繰り返していたらまたできてしまいます。
予防こそがいちばんの対策ですよ。
やめたい習慣
・鼻をほじる…爪で粘膜に小さな傷がつき、そこから雑菌が入り込みます。
・鼻毛を毛抜きで抜く…毛穴が傷ついて化膿の原因になります。
取り入れたい習慣
・鼻毛はハサミか電動カッターで切る…抜かずに切ることで粘膜を守れます。
・手をこまめに洗う…どうしても鼻を触ってしまう方は、せめて手を清潔に保ちましょう。
・鼻の中の乾燥を防ぐ…冬場やエアコンの効いた部屋では、ワセリンを薄く塗ると粘膜の保護になりますよ。
子どものころからの癖はなかなか直りにくいものですけれど、「鼻を触りたくなったら手を洗う」と決めるだけでも、ずいぶん違いますよ。
ステップ5:病院に行くべきサインを見逃さない
市販薬で様子を見てもいいケースと、すぐに病院へ行ったほうがいいケースがあります。
次のような症状があるときは、早めに耳鼻咽喉科を受診してくださいね。
・1週間以上たっても臭いや痛みが引かない
・腫れがどんどん大きくなっている
・発熱をともなう
・鼻づまりがひどく、頭痛がある
とくに発熱や激しい痛みがある場合は、鼻せつが悪化して蜂窩織炎(ほうかしきえん)になっている可能性もあります。
自己判断で我慢せず、プロに診てもらうのがいちばん安心ですよ。
チエばあちゃんの娘も、結局あのときは耳鼻科で軟膏を処方してもらって、3日ほどで治りました。
早めの受診が、いちばんの近道だったりするものですね。
鼻の中のトラブルは人に相談しづらいものですけれど、あなたひとりで悩まなくて大丈夫。
よかったら、今日からできることをひとつずつ試してみてくださいね。




