先日、お隣の奥さんが慌てた様子でうちに来てね、「金魚が横向きに浮いてるんだけど、もう死んじゃうの!?」って聞かれたんですよ。
うちでも昔、孫が夏祭りですくってきた金魚が同じようになったことがあってね。
あのときは本当にびっくりしたけれど、正しい対処をすれば治ることも多いんですよ。
今日は金魚が横向きに浮く原因と、手間をかけずにできる転覆病の治し方をお伝えしますね。
Q: 金魚が横向きに浮くのはなぜ?転覆病って何?
金魚が横向きに浮いたり、ひっくり返ったりする症状は、「転覆病」と呼ばれる病気の可能性が高いんですよ。
これは金魚のお腹の中にある「浮き袋」という器官がうまく働かなくなって、体のバランスが取れなくなっている状態なんですね。
「え、難しそう…」と思うかもしれませんが、安心してくださいね。
原因のほとんどは消化不良や食べ過ぎなんです。
つまり、お腹の調子を整えてあげれば良くなることが多いんですよ。
Q: 金魚の転覆病の原因は?エサのやり方が問題?
転覆病の原因として多いのは、こんなことなんですよ。
①エサの与えすぎ・古いエサ
金魚はね、目の前にエサがあると際限なく食べちゃう子たちなの。
食べ過ぎて消化不良を起こすと、お腹にガスが溜まって浮いてしまうんですよ。
古くなったエサも消化に悪いので、開封から半年以上経ったエサは新しいものに替えるのがおすすめですよ。
②水温の急な変化
金魚は水温の変化にとても敏感な生き物でしてね。
季節の変わり目や、エアコンの風が直接当たる場所に水槽を置いていると、体調を崩しやすくなるんです。
③ストレスや水質の悪化
大きな音がする場所に水槽があったり、水換えをしばらくサボっていたりすると、金魚にストレスがかかって転覆病を引き起こすこともあるんですよ。
ちなみにね、メスの金魚が産卵前に浮きやすくなることもあるの。
これは病気じゃなくて自然なことなので、産卵が終われば元に戻ることが多いですよ。
慌てずに少し様子を見てあげてくださいね。
Q: 転覆病の簡単な治し方は?ズボラでもできる対策
「忙しくて手間はかけられない…」という方にも安心の、ズボラでもしっかり効果が出る方法をお伝えしますね。
【やることは3つだけ】
① 1週間エサを止める(断食)
これが一番大事で、一番簡単なんですよ。
「えっ、何もしなくていいの?」と思うでしょう?
そうなの、何もしないのが治療なんです。
金魚は1〜2週間エサを食べなくても大丈夫な生き物なので、心配しなくて平気ですよ。
断食することで腸内がきれいになって、内臓が休まるんですね。
ただし一つだけ注意。
水草が入っている場合は抜いておいてくださいね。
せっかく断食しているのに水草を食べちゃったら意味がないですからね。
② 水温を25度くらいに保つ
ヒーターをお持ちなら、水温を25度前後に設定してあげてください。
消化機能が良くなって回復が早まりますよ。
このとき、一気に温度を上げずに1日1〜2度ずつゆっくり上げるのがコツですよ。
急に変えると金魚がびっくりしちゃいますからね。
③ エサを沈むタイプに替える
回復したあとのお話ですが、沈降性のエサに切り替えてみてくださいね。
浮くタイプのエサは金魚が水面でパクパクするときに空気も一緒に飲み込んでしまうの。
沈むエサなら空気を飲み込みにくいので、転覆病の予防になるんですよ。
Q: 金魚が横向きに沈む場合はどうすればいい?
浮くのではなく、横向きに沈んでしまう場合もあるんですよ。
これはエラが弱っていたり、浮き袋が損傷している可能性があるんですね。
まずは0.5%の塩水浴を試してみてくださいね。
やり方は簡単で、水1リットルに対して塩5gを溶かすだけですよ。
金魚の体の負担を減らして、自然治癒力を高めてくれるんです。
また、排泄が詰まっていることが原因のこともあるの。
フンが出ていないようなら、やはり断食と水温管理で様子を見てあげてくださいね。
ただしね、浮き袋が完全につぶれてしまっている場合は、残念ながら元に戻すのは難しいの。
それでも金魚は横向きのまま元気に何年も生きることもあるので、水深を浅めにしてあげると楽に過ごせますよ。
Q: 転覆病を予防するために普段からできることは?
予防はとっても簡単ですよ。
ズボラさんでもこれだけ気をつければ大丈夫。
・エサは1日1回、2〜3分で食べきれる量にする
・水温が急に変わらない場所に水槽を置く
・週に1回、水槽の水を3分の1だけ換える
たったこれだけで、転覆病のリスクはぐっと下がるんですよ。
お隣の奥さんにもこの方法を教えたら、1週間後に「金魚、元気に泳いでるよ!」って喜んでくれてね。
金魚の異変に気づいてあげられるあなたは、とても良い飼い主さんですよ。
焦らず、やさしく見守ってあげてくださいね。




