1年を通して、日本全体の電気が最も使われる時期ってご存知ですか?
それは、暑さをしのぐためにあちこちでエアコンを使う夏場なんです。
「夏はできるだけエアコンをつけない!」
なんてギリギリまで我慢しても、熱中症になってしまっては元も子もありません。
それなら、エアコンの効率を上げて賢く節電しましょう!
それでは、節電対策のポイントをまとめましたのでご覧ください♪
目次
エアコンを上手に使う方法
フィルターの掃除をしよう
エアコンのフィルターが汚れていると、冷房効果はダウンしてしまいます。
エアコンを効率よく運転させるには、フィルターをきれいに保っておきましょう。
エアコンのフィルター掃除をすると、電気代が4%節約!
2週間に1回を目安に掃除しましょう♪
こまめな電源オン・オフは節電にならない!
室内灯やテレビ電源など、こまめに電源をオン・オフして節電している人も多いのではないでしょうか?
「エアコンも、こまめに電源オン・オフをして節電対策をしています!」
っていうそこのあなた!
その使い方・・・実はかえって電気代を上げてしまっているかもしれませんよ!
エアコンは、室温を下げて設定した温度にするまでの間が一番電気を使っています。
なので、エアコンの温度が設定温度になったからといって電源オフにすると、再度電源をオンにした時に、また設定温度まで室温を下げなくてはいけなくなります。
その結果、余計に電気を使うことになってしまいますので、要注意です!
はじめから弱運転にしてもダメ!
エアコンの運転を強くすると電気がたくさん使われるというイメージからか、はじめから弱運転で運転させている方もいるかもしれません。
先ほどお伝えしたように、エアコンは設定温度まで室温を下げる間が一番電気を使うもの。
はじめから弱運転で運転していると、室温を設定温度にするまでに時間がかかりすぎ、その分電気も多く使うことになります。
エアコンの電気代を抑えるためには、自動運転が最適!
自動運転モードでは、一気に室温を設定温度まで下げ、そのあと微弱運転や送風運転で室内温度を維持してくれるんです。
短時間で設定温度にするので、無駄な電気代がかからないんですよ~。
エアコンに関しては、こまめに電源オン・オフをしないで、自動運転に任せておくのが電気代を節約できる使い方なんです!
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エアコンのつけっぱなしが効果的なのは?
とはいっても、24時間ずっとつけっぱなしにしていては莫大な電気代がかかってしまいます!
エアコンのつけっぱなしが効果的なのは次のような時です。
ちょっと出かける
買い物や子どもの送り迎えなど、家を空ける時間が30分くらいの時は、電源をオフにするよりもつけっぱなしにしておいたほうが、電気代を抑えることができます。
外と設定温度の差が大きい
室内温度を設定温度にするまでに一番電気を使いますので、外の気温と設定温度の差が大きいと、再度つける時にかかる電気代は高くなってしまいます。
暑い日中ほど、つけっぱなしにしておいたほうが効果的に節電できます。
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節電に効果的なアイテム
室内の空気を循環させる
エアコンを運転していると、冷えた空気は足元に溜まっていきます。
そのため、部屋全体を設定温度まで下げるまでにたくさんの電気が使われてしまうことになります。
サーキュレーターは、直線的な風を起こして室内の空気を循環させることができます。
空気を循環させることで、足元の冷たい空気が上のほうに上がっていくので、同じ温度でも涼しく感じられ、必要以上に温度を下げたりしないので無駄な電気が使われません。
扇風機でもいいですよ。
設定温度は高めであっても、扇風機で室内の空気を循環すれば、サーキュレーターと同様の効果が期待できます。
最近では、サーキュレーター機能がついた扇風機も!
首振り角度を90°上向きにできるので、冬でもサーキュレーターとして使用することができます。
金額もさほどかからないですし、一台あるとオススメです♪
室外機を涼しくする
エアコンの節電対策として忘れちゃいけないのは、室外機です。
室外機には、室内の熱い空気を外に捨てる役割があり、その際にはたくさんの電力を消費します。
室外機周辺をできるだけ涼しい状態にしておくことは、つまり節電対策にもつながります。
直射日光が当たらないよう、カバーをかけたりよしずを立てかけたり、また、回りに打ち水をしたりして風通しをよくしておきましょう。