むかしね、うちの息子が初めてお葬式に出ることになったとき、「黒いスーツでいいんでしょ?」なんて言ったものだから、おじいちゃんに叱られたことがあったんですよ。
チエばあちゃんです。
葬式の男性服装マナーって、意外と知らないまま大人になってしまうものですよね。
靴下やハンカチの色、ネクタイの結び方まで、細かいルールがたくさんあるんです。
昔はおばあちゃんやお母さんが「あれはダメ、これはこうするのよ」と教えてくれたものですが、今はなかなかそういう機会も少なくなりましたね。
今日は、チエばあちゃんが昔ながらの知恵と今どきの便利な方法を合わせて、葬式に参列する男性が押さえておきたい服装小物のポイントをベスト5でお伝えしますね。
【第1位】喪服は黒スーツとは別物|葬式にふさわしい男性の服装の基本
まず一番大事なことからお話ししますね。
お葬式に普通の黒いスーツで行くのはマナー違反なんですよ。
昔は呉服屋さんに相談して喪服を誂(あつら)えたものですが、今は紳士服チェーン店やネット通販でも手頃な価格でブラックフォーマルが手に入りますね。
喪服の生地は光を反射しにくい特殊な仕上げになっていて、普通の黒スーツよりずっと深い黒色に見えるんです。
特に屋外に出たとき、並んで立つと違いが一目でわかってしまいますよ。
最近は「オールシーズン対応」の喪服もありますから、一着持っておけば安心ですね。
昔のように夏用・冬用と分けなくても済むのは、便利な時代になったものです。
よかったら早めに用意しておいてくださいね。
【第2位】葬式のネクタイ・シャツ・ベルト|男性が間違えやすい3点セット
喪服に合わせる小物の基本は、この3つですよ。
・白無地のシャツ
・黒無地のネクタイ
・黒いベルト
シャツの襟はレギュラーカラーでもワイドカラーでも大丈夫です。
ただし、ボタンダウンはカジュアルな印象になるので避けたほうがいいですね。
ダブルカフスのシャツを着る場合は、カフスボタンは黒×シルバーのものを選びましょう。
ネクタイで気をつけてほしいのは結び方なんです。
ディンプル(結び目の下のくぼみ)は作らないのがマナーですよ。
おしゃれに見せる結び方はお葬式では控えましょうね。
昔はネクタイピンも黒いものなら大丈夫でしたが、最近はネクタイピンも付けないほうが無難とされていますね。
迷ったら「付けない」が正解ですよ。
【第3位】葬式の靴下は黒無地が鉄則|男性が見落としがちな足元マナー
これはね、チエばあちゃんが一番伝えたいことのひとつなんです。
葬式の靴下は、黒い無地のものを必ず履いてくださいね。
「靴を履いているから見えないでしょ」と思うかもしれませんが、お寺では靴を脱ぐことが多いんですよ。
正座をしたときに、紺色やグレーの靴下だと目立ってしまいます。
ワンポイントの刺繍やブランドロゴが入っているものも避けたほうがいいですね。
昔は「お葬式用の靴下」として家に何足か用意しておいたものです。
今はコンビニでも黒い靴下が買える時代ですから、もし忘れてしまっても慌てなくて大丈夫。
ただ、できれば事前に用意しておくと安心ですよ。
それから、穴が開いていないかも出かける前にチェックしてくださいね。
【第4位】葬式の靴は黒のストレートチップ|光沢なしが正解
葬式の靴は、黒くて光沢のないものを選ぶのが基本ですよ。
エナメル素材や飾りのついたデザインは絶対に避けてくださいね。
一番ふさわしいのは、つま先に横一文字の切り替えが入った「ストレートチップ」という形です。
紐で結ぶタイプの「内羽根式」がもっともフォーマルとされていますよ。
昔はおじいちゃんが革靴を大事に手入れして何十年も使っていたものですが、今は手頃な価格の冠婚葬祭用の靴もたくさんありますね。
普段はスニーカーばかりという方も、一足だけフォーマル用の黒い革靴を持っておくと、いざというとき慌てませんよ。
【第5位】葬式のハンカチ・アクセサリー|男性の持ち物チェックリスト
最後に、意外と迷うハンカチとアクセサリーについてお話ししますね。
葬儀のハンカチは、黒か白の無地が基本です。
男性はジャケットの内ポケットに入れておきましょう。
柄物やタオルハンカチはカジュアルすぎるので避けたほうがいいですね。
アクセサリー類は、男性の場合は結婚指輪以外はすべて外すのがマナーですよ。
腕時計も派手なものは外しておいたほうが無難です。
シンプルなものなら問題ありませんが、金色のものやスポーツウォッチは控えましょうね。
髪型も清潔感が大切です。
長い髪はまとめて、明るく染めている場合はできれば暗くしておきたいところですね。
昔のおばあちゃんたちは「お葬式は故人への最後のご挨拶」とよく言っていました。
おしゃれよりも礼儀を大切にする姿が、本当にかっこいいとチエばあちゃんは思いますよ。
急なお知らせで慌てることもあるかもしれませんが、このポイントだけ覚えておけば安心です。
よかったら参考にしてみてくださいね。




