節分の柊鰯の作り方と飾り方|家にあるもので代用する方法

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むかし、母が節分の朝になると台所でイワシを焼いてね、あの煙の匂いがすると「ああ、今年も節分だなぁ」って思ったものですよ。
チエばあちゃんです。

今日は、節分の柊鰯(ひいらぎいわし)の作り方と飾り方についてお話ししますね。
「柊鰯って何?」「ヒイラギが手に入らないときはどうするの?」という方も多いと思いますので、お金をかけずに家にあるもので作れる方法もご紹介しますよ。

節分の柊鰯とは?由来と意味をやさしく解説

柊鰯というのは、ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭を刺したもので、節分の日に玄関先に飾る魔除けのお飾りなんですよ。

昔から日本では、臭いの強いものや尖ったものには邪気を祓う力があると信じられてきました。
上巳の節句の桃や、端午の節句の菖蒲なんかもそうですね。

イワシを焼いたときのあの独特な煙と匂いで鬼が近づけなくなり、それでも無理に入ろうとする鬼には、柊のトゲが目を刺して追い返すと言い伝えられているんですよ。

実はこの風習、平安時代の『土佐日記』にも記録が残っているんです。
当時はイワシではなくボラの頭を使っていたそうですが、時代とともにイワシに変わっていったようですね。
昔の人たちが家族を守りたいと願う気持ちは、今も昔も変わらないんだなぁと、チエばあちゃんはしみじみ思いますよ。

やりがちなNG!柊鰯の間違った飾り方

節分の柊鰯を飾るとき、こんな間違いをしていませんか?

まず、イワシの頭を生のまま刺してしまうのはNGですよ。
焼かないと煙も匂いも出ませんから、魔除けの意味が薄れてしまうんです。
しっかり焼いて、あの独特の匂いを出すことが大切なんですね。

それから、玄関の内側に飾ってしまう方もいらっしゃるようですが、これもよくありません。
柊鰯は「門守(かどもり)」といって、家の外から来る鬼を防ぐためのものですから、必ず玄関の外側に飾ってくださいね。

もうひとつ、飾り終わったあとにそのまま生ごみとして捨ててしまうのも避けたいところです。
魔除けとして働いてくれたものですから、きちんと感謝の気持ちを込めて処分しましょうね。

正しい柊鰯の作り方と飾り方|お金をかけない方法

では、正しい柊鰯の作り方をお伝えしますね。

【用意するもの】
・イワシ(1尾でOK、スーパーの安いもので十分です)
・ヒイラギの枝(1本)

まずイワシの頭を切り落として、グリルやフライパンでこんがり焼きます。
身の部分はおいしくいただいてくださいね。
焼けた頭をヒイラギの枝にしっかり刺して、玄関の外側に飾れば完成ですよ。

取り付け方は、玄関ドアの横の壁にテープや紐で固定したり、門柱にくくりつけたりすれば大丈夫です。
マンションの方は、玄関ドアの外側に小さなフックをつけて吊るすのがおすすめですよ。

ヒイラギがないときの代用アイデア|家にあるもので工夫

「ヒイラギの枝なんて手に入らないわ」という方、大丈夫ですよ。
家にあるもので代用できる方法がいくつかあるんです。

・庭木のトゲのある枝:バラやサンショウ、ナンテンなど、トゲや尖った葉を持つ植物なら代用できますよ。
尖ったもので鬼の目を刺すという意味がありますからね。

・割り箸や竹串:どうしても枝が手に入らない場合は、割り箸や竹串にイワシの頭を刺すだけでも気持ちは伝わりますよ。

・折り紙や画用紙で手作り:お子さんやお孫さんと一緒に、折り紙でヒイラギの葉を作って、本物のイワシの頭と組み合わせるのも楽しいですね。

大切なのは形よりも家族の健康を願う気持ちですから、あまり堅く考えずに楽しんでくださいね。

節分の柊鰯はいつからいつまで飾る?処分方法も紹介

柊鰯を飾る期間は地域によって違いがあるんですよ。

・小正月(1月15日)の翌日から節分当日まで
・節分当日のみ
・節分の日から2月いっぱい
・節分の日から1年間

主にこの4つに分かれるようですので、お住まいの地域の風習に合わせるのがいちばんですね。

飾り終えた柊鰯は、お近くの神社のどんと祭り(お焚き上げ)に持っていくのが正式な処分方法ですよ。

ただ、神社に行くのが難しい場合は、塩でお清めをして半紙(なければキッチンペーパーでも可)に包んで処分すれば大丈夫です。
感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」と手を合わせてから捨てると、気持ちもすっきりしますよ。

節分の柊鰯は、昔の人たちが家族を邪気から守るために続けてきた大切な風習です。
特別なものを買わなくても、家にあるもので工夫すれば十分できますから、よかったら今年の節分に試してみてくださいね。

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