ニュースではヒアリの話題に集中しています。
しかし、ヒアリがどんなアリなのか?日本のアリとどう違うのか?知らないことが多すぎます。
このまま日本を生息地にし、繁殖してしまう恐れはないのか?など知りたいことはたくさんありますよね。
そこで、ヒアリと日本のアリの違いや越冬して日本に生息する可能性はあるのか?など調べてみます。
ヒアリと日本のアリとの違いはここ!
ヒアリが日本の各地で見つかり、港のふ頭などで発見されていますが、いつ街中や住宅街など私達の身近に迫ってくるかもわかりません。
ここは、できるだけヒアリの特徴を覚え、自分で危険を防げるようにしなければいけません。
でも・・・見たこともないヒアリですから日本のアリとの区別もつけにくいのが正直なところです。
そこで、ヒアリの特徴をふくめ、日本のアリとの違いを説明したいと思います。
日本のアリの体色は黒い色です。
一方ヒアリは、体は赤茶色で腹部は暗いい色をしています。
出典:https://turedurenaru3.up.n.seesaa.net
体長は2~6mmで、頭とお尻を繋いでいる胴体?には2つのこぶがあります。
そして、尻尾には毒針があるのですが、外からは見えないこともあります。
ヒアリと日本のアリの違いを区別するのは、1番は体色で見分けるのがいいでしょう。
セアカゴケグモといい、危険な生物は赤色を含んでいるので、見分けるのには良いのかもしれないですね。
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ヒアリは越冬して日本の生息してしまうの?
ヒアリの原産地は南米で、亜熱帯~暖温帯を好み生息地にしています。
そう考えると、日本は四季があるのでヒアリにとっては冬は好まない季節になりますよね。
ヒアリは、冬になると死んでしまうのでしょうか!
答えは残念ながらNOです。
ヒアリが日本に上陸したのは、中国広東省広州市のコンテナです。
中国広東省の冬の気温は日本よりは少しだけ温かい温度になりますが寒い時は10℃を下まわります。
その気温のコンテナ内で生息できていたのですから、日本の冬も越せるようです。
暑い気候よりは動きが鈍くなると考えられますが、死んでしまう可能性は低いそうです。
また水害にも強いようです。
ニュースなどの実験で見たことがある人もいるかも知れませんが、ヒアリは集団行動をとるアリで、水害においても自分たちで体を寄せ合ってイカダを組んで水面に浮くことができるのです。
暑さにも寒さにも強く水害にも強いとなると、日本に生息してしまう可能性もありますよね。
今の段階で国にしっかり駆除してもらって、日本で生息しないようにして欲しいと願うばかりです。
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ヒアリによる被害報告は?
出典:https://cdn-ak2.f.st-hatena.com/
日本ではヒアリによる被害はないようですが、海外ではヒアリによる被害が拡大しているようです。
海外でヒアリに刺され死亡した人が100人以上いるといわれています。
そして、ヒアリ被害は人体だけではなく、農作物や電気設備・道路にまで及んでいるのです。
ヒアリが大量に繁殖し、ジャガイモなどの種物野菜や柑橘系の木に群がり、農作物が減少したようです。
他にも、ヒアリは温かい場所を好み、信号機などの電気設備に寄り付き漏電などの故障を起こしています。
さらに、ヒアリの巣は通常のアリの巣に比べると非常に大きいのですが、都会などでは開けた草原がないため、構造物の下や道路に下に作ります。
そのため建物が崩壊したり、道路が陥没したりするようなのです。
日本もそんな被害がでないように対策をしっかりお願いしたいものです。