虫に刺されて痒みや痛みなどが起こった経験をいちどはしたことがありますよね。
そんな場合は皮膚科などに行かずに、家であるムヒなどの虫刺され用のかゆみ止めを塗って対処する人が大半です。
しかし、赤い線や赤い斑点ができた場合は、通常の虫刺されではないようです。
赤い線・赤い斑点がなぜできるのか?そして、対処法をご紹介します!
虫に刺された赤い斑点の繋がり・赤い線は注意が必要
虫に刺された経験は皆さんしていますよね。
そして、虫に刺され痒いからといって病院を受診する人は少ないです。
でも、今回の虫刺されは蚊などに刺された場合と違い、病院を受診したほうが良いので紹介しておきたいと思います。
通常の虫刺されの場合の多くは赤い斑点ができ、かゆみの症状がありますが、2~3日で痒みを治まります。
ダニの場合も約1週間ほどでかゆみも治まります。
しかし、虫に刺されて赤い斑点が伸びて繋がったり、赤い線が伸びていたら注意が必要になってきます。
この場合には家庭で常備しているムヒなどの虫刺されでも対応できません。
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虫刺されで赤い斑点・赤い線ができる症状と特徴
通常の虫刺されとの大きな違いは蚊などとは比べられないほどの酷いかゆみと痛みがあります。
そしてその痛みが強くなるにつれて赤い斑点が増えていきます。
酷くなってくるとその赤い斑点が1本の線のように繋がって腫れてきてしまいます。
これは、虫に刺されたときに体に毒素が入ってしまって、血管に炎症ができてしまったことで起こります。
血管に沿って線上に赤く斑点が伸びてしまうと「線上皮膚炎」という皮膚炎になるので、ムヒなどでは対応できませんので、早めに受診するようにしましょう。
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どんな虫に刺されたの?対処法や対策はある?
線上皮膚炎になる原因の虫は何種類かいます。
カミキリモドキ類・マメハンミョウ類などいますが、その中でもアオバアリガタハネカクシに刺される可能性が多いようです。
画像でみると、いかにも強そうな虫ですよね。
アオバアリガタハネカクシを家庭で見たときは手ではらったり、潰したりすると肌に毒素がついてしまう可能性がありますので、触らないように退治するようにしましょう。
もし、触ってしまったときの対処法としては、すぐに水で洗い流してください。
そして、痒みや赤い斑点ができたときは、速やかに皮膚科を受診してアオバアリガタハネカクシに刺された旨を伝えてください。
家に侵入させない対策としては、蚊と同じような対策で大丈夫です。
窓は開け放さない、開ける場合は網戸にするようにしてください。
夜は網戸の近くで蚊取り線香を炊いたり、虫の苦手な香りのラベンダーのアロマを利用するようにすると予防対策ができます。
あまり見たことのない虫を家の中で見たときは、素手で触らないようにしてください。
そして、痒みや痛みが通常の虫刺されと違うと確信したときはムヒなどの市販の虫刺されではなく、皮膚科を受診するようにしましょう。