今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。
あなたは伊勢神宮の正しい参拝方法をご存じですか?
実は伊勢神宮には、お賽銭箱も絵馬もおみくじもないんですよ。
「えっ、どうして?」と不思議に思いますよね。
今日は、伊勢神宮ならではの参拝マナーや願い方のコツを、チエばあちゃんがやさしくお伝えしますね。
Q: 伊勢神宮ではどんなお願いができるの?個人的なお願いはNG?
伊勢神宮の正宮(しょうぐう)では、個人的なお願いごとはしないのがしきたりなんですよ。
これはチエばあちゃんも若いころ、母に教えてもらって驚いたものです。
伊勢神宮の内宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)がお祀りされています。
太陽の恵みと日々の食事への感謝をお伝えする、日本でもっとも格式の高い神社なんですね。
ですから正宮では、「ありがとうございます」という感謝の気持ちをお伝えするのが正しい参拝の仕方なんですよ。
世界の平和や皆の幸せを祈るのもよいですね。
「でも、どうしてもお願いごとがしたい…」という方もご安心くださいね。
個人的なお願いは、正宮ではなく別宮(べつぐう)ですることができますよ。
内宮の荒祭宮(あらまつりのみや)や、外宮の多賀宮(たかのみや)がおすすめです。
ただし、お願いというよりも「私は〇〇を頑張ります」と神様に誓いを立てる気持ちでお参りするのがよいとされていますよ。
Q: 伊勢神宮の正しい参拝ルートと順番は?
伊勢神宮には125もの宮社がありますが、参拝は必ず外宮から先にお参りするのが古くからのならわしです。
【外宮の参拝順】
御正宮 → 多賀宮 → 土宮 → 風宮
【内宮の参拝順】
瀧祭神 → 御正宮 → 荒祭宮 → 風日祈宮
この順番を守ると、気持ちよくお参りができますよ。
Q: 伊勢神宮で気をつけたい参拝マナーは?
せっかくお参りするなら、正しいマナーで気持ちよくお参りしたいですよね。
チエばあちゃんが大切なポイントをまとめましたよ。
①参道の真ん中を歩かない
参道の中央は「正中(せいちゅう)」といって、神様の通り道です。
外宮では左側を、内宮では右側を歩くようにしてくださいね。
②拝礼は「二礼・二拍手・一礼」
深いお辞儀を2回、拍手を2回、最後にもう一度深くお辞儀をします。
自己流ではなく、この基本をしっかり守りましょうね。
③御神木や石には触れない
パワースポットとして触りたくなる気持ちはわかりますが、神聖なものですのでそっと見守るだけにしましょう。
④服装に気をつける
露出の多い服装では、御正宮の石段より上に入れないこともあります。
清潔感のある、落ち着いた服装がおすすめですよ。
Q: 伊勢神宮にお賽銭箱がないのはなぜ?
普通の神社にはあるお賽銭箱が、伊勢神宮の正宮には置かれていないんですよ。
そもそもお賽銭は、お願いごとを叶えてもらうために奉納するものですよね。
でも伊勢神宮の正宮は感謝をお伝えする場所ですから、お賽銭箱がないのは自然なことなんです。
正宮の前に白い布が敷かれていることがありますが、あれはお賽銭を受ける場所ではありません。
お金を投げ入れて聖域を汚さないように敷かれているものですので、間違えないようにしてくださいね。
なお、別宮にはお賽銭を納められる場所がありますよ。
Q: 伊勢神宮に絵馬やおみくじがない理由は?
伊勢神宮には絵馬もおみくじもありません。
おみくじがないのは「伊勢神宮にお参りできたこと自体が大吉」という考え方があるからなんですよ。
みんな平等、という温かい思いが込められていますね。
絵馬がない理由には、とても興味深い歴史がありますよ。
もともと絵馬は、奈良時代に「神馬(しんめ)」として本物の馬を神様にお供えしていたことが起源です。
時代が進むにつれ、木の板に馬の絵を描いたものに変わっていきましたが、伊勢神宮では今も本物の神馬がお世話されているんですよ。
2026年現在、外宮と内宮にそれぞれ神馬がいます。
毎月1日・11日・21日の「1のつく日」に、馬衣を羽織って御正宮にお参りする姿を見ることができますよ。
朝8時ごろに行くと出会えるかもしれません。
正宮前の石段でお辞儀をする神馬もいるそうで、なんとも愛らしいですよね。
まとめ:伊勢神宮は「感謝」を伝える特別な場所
伊勢神宮の参拝のポイントをおさらいしますね。
・正宮では個人的なお願いではなく感謝を伝える
・個人的なお願いは別宮(荒祭宮・多賀宮)で
・参拝は外宮→内宮の順番で
・お賽銭箱・絵馬・おみくじはない
・拝礼は「二礼・二拍手・一礼」
日本人として一度は訪れたい伊勢神宮。
正しい参拝方法を知っておくと、心がすっと澄みわたるような、清々しいお参りができますよ。
よかったら次のお参りのときに、思い出してみてくださいね。




