雑草対策に重曹水!? 作り方や撒き方

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料理や掃除にと、主婦の強い味方である重曹
最近では、美容や脱臭など使用の幅も増々広がっています。

ところで、雑草対策に重曹水が有効であることをご存知でしょうか?
小さなお子さんやペットのいるご家庭なら、農薬を使わずに雑草対策できる重曹水の作り方、知りたいですよね。

ここでは、雑草対策のための重曹水の作り方をまとめましたのでご紹介します。

雑草対策に重曹水が効果的?

重曹の主成分は、「炭酸水素ナトリウム」です。

炭酸水素ナトリウムは優れた殺菌効果を持つことから、野菜や果樹類のうどんこ病や灰色かび病などの殺菌剤として植物に使用されています。

また、「ハーモメイト水和剤」など、重曹を主成分とした農薬もあるほどです。

ちなみに、ハーモメイト水和剤は、農作物の収穫前日まで使用することができる殺菌剤です。

食品や医薬品に使用される重曹がベースとなっているので、安全性は高く、ミツバチなどの他の生物にも影響が少ない薬剤なんです。

そうした殺菌剤の他、重曹は除草剤としてもガーデニングに利用されています。

炭酸水素ナトリウムには、植物を成熟させる物質「エチレン」を活性化させる働きがあり、重曹が植物内部に吸収されると細胞壊死を進行させるため枯れるとされています。

また、葉の気孔からの水分蒸発を促進させることも雑草を枯死させる要因となります。

しかし、重曹には市販されている農薬ほど浸透力がないので、家庭における雑草対策に重曹を使用するためには、ひと手間加える必要があるようです。

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重曹水の作り方や濃度目安

スプレー 掃除

重曹の使用量を調節することで、簡単に殺菌剤と除草剤の使い分けが可能になります。

殺菌剤としての重曹水を作るには、重曹を約1,000倍に希釈してください。

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400倍~500倍程度の高濃度のものを作ってもいいのですが、雑草以外の大切な植物まで枯らしてしまう可能性があります。

まずは薄めの重曹水から試してみましょう。

除草剤として重曹水を使用するには、濃度5~10%程度のものを作りましょう。

作った重曹水を、雑草に直接かけてください。

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重曹水のまき方やポイント

除草剤雨効果撒き方

重曹水を、殺菌剤や除草剤として効果を発揮させるためには、雑草に重曹を十分浸透させることが重要になります。

残念ながら、重曹には市販されている農薬ほど浸透能力はありません。

ただ散布しただけではほとんど吸収されないのです。

もちろん、吸収されなければ効果を発揮することはできません。

重曹の効果を発揮するためには、雑草の表面に傷をつけ、そこから流し込むように浸透させることが有効だといわれています。

除草のプロ業者は、高圧洗浄機のような、水が勢いよく吹き出す機械を使って重曹水を散布しています。

そのような機材のない家庭においては、鎌などで雑草をいったん傷つけ、その上で重曹水を散布しなければ効果がないので非常に手間がかかります。

しかし、薬剤を使用することに抵抗がある人や無農薬で育てたい人には、重曹は強い味方となってくれるに違いありません。

重曹を使用したい方は、雑草がまだ成長していないうちに試してみてください。

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