ダニの駆除の方法!部屋全体から一度に駆除する方法!

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暑くなるこの季節、気を付けたいのは蚊だけじゃありません!

目には見えない小さいヤツだけど、人の体にいろんな害を及ぼす害虫のダニ
いつのまにか刺されたような跡や、咳・くしゃみが止まらない、なんてことありませんか?

今まで常識だと思っていたダニの退治方法が、実は間違っていたなんてことも…。
ダニの生態を知って、より効率良くダニ退治できる方法を知っておきましょう!

退治前に知っておきたいダニの生態

マダニ

ダニが好きな環境

「ダニ」と一言でいっても、実は家に生息しているダニだけでもたくさんの種類があるってこと、ご存知ですか?

例えば、カーペットなどに生息しているのは、「ヒョウヒダニ」という小型のダニです。
このダニは、時期を問わず1年中生息していて、温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿な環境が大好きです。
人間にとって蒸し暑いと感じる6~9月の時期が、ダニにとっては快適な環境というわけです。

また、それ以外の時期であっても、換気が不十分だとダニが好きな環境を作ってしまうことに!
ダニが好む環境を作らないことが、ダニ退治の第一歩になるんですね。

ダニの生息地とは?

ヒョウヒダニ」は、カーペットや寝具など、あらゆる布製品に生息しています。
そして、このヒョウヒダニを餌とし、カーペットや畳などに生息しているのが「ツメダニ」です。

小麦粉やかつお節、チーズといった食品にもダニが発生することが!
これは「コナダニ」というダニです。

そして、もしネズミが棲みついていたら、ネズミの身体や糞に生息する「イエダニ」もいるかもしれません。

このように、家のあらゆる場所にダニは発生します。
1種類でも繁殖してしまうと、被害も増加することになりますので、ダニの生息場所を知り、それに応じた対策が重要になるんですね。

ダニの被害は意外と大きい!?

ダニ自体は0.3mmほどととても小さく、目で姿を確認することはほとんどできません。
しかし、ダニがもたらす被害は意外に大きく、ダニ退治は避けられないんです。

ダニの被害で深刻なのは、ダニによるアレルギーの発症です。
ダニの死骸や糞が要因となり、咳や息苦しさ、くしゃみといったアレルギー症状を引き起こします。

そして、この発症をきっかけにして、別のアレルギー物質にも反応してしまい、症状が重くなったり喘息になるといったこともあります。

アレルギーは一度発症してしまうと、完治させることはとても難しいです。
ですので、ダニの被害を受けないように対策することはとても重要なんですね。

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生息場所別で見るダニの駆除方法

ダニ退治

布製品のダニ

布製品に生息するダニ、洗濯しちゃえば大丈夫なんじゃない?と思っていませんか?
残念ですがダニの生命力はとっても強いんです!
洗剤を入れて洗濯しても、8割ほどのダニは生き残るという結果が!

つまり、家庭の洗濯機で洗ったとしても、生きているダニを駆除することはとても難しいんです。

布製品にいるダニを駆除するには、熱湯で丸ごと煮洗いするのが一番手軽です。
ダニは高温にとても弱く、55℃以上の温度のもとでは生き残れません。

しかし熱湯は、繊維を傷めてしまったり、色落ちや型崩れを起こす心配も。
そういった場合は、コインランドリーを活用しましょう。

コインランドリーの乾燥機は、60~80℃で乾燥させますので、ダニを駆除しながら布製品を守ってくれますよ。

カーペットのダニ

面積が広くて洗うのが難しいカーペットも、コインランドリーで丸ごと洗濯・乾燥させましょう。

しかし、敷き込みタイプのものはコインランドリーでは洗えません。
スチームアイロンやスチームモップ、ダニ取りシートなどを活用して駆除しましょう。

カーペット全体のゴミやほこりを丁寧に取り除いたら、掃除機やコロコロを使って細かいゴミもきれいに取ります。
きれいになったら、スチームアイロンやスチームモップを使い、高温の蒸気をまんべんなくカーペットに充てます。
とても高温な蒸気によって、ダニを確実に駆除できますよ。

全体に蒸気があたったら、残りの水分を乾いたぞうきんで拭き取り、完全に乾燥させましょう。
乾いたらもう一度掃除機やコロコロをかけ、ダニの死骸を取り除けば完了です。

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布団のダニ

布団もダニが繁殖しやすい場所。
軽い掛け布団や毛布なら丸洗いできますが、敷布団はできませんよね…。

敷布団のダニを駆除するには、布団全体を高温にすればOKです。

布団乾燥機を使い、熱風を全体に行きわたらせましょう。
熱風を1~2時間充て、そのあと掃除機などで死骸を吸い取ります。

ついでに枕や毛布といった寝具類も、カラッと乾燥させておくといいですね。

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家全体に発生したら…

これらの方法をしたのにそれでもダニの被害が減らない…。
もしかしたら、家そのものにダニが潜んでいるのかも!

ネズミに寄生しているイエダニは、古い木造家屋で多く見られます。
イエダニが発生している場合は、まずネズミの巣を発見し、駆除することが急がれます。

ネズミの駆除は素人には困難ですので、信頼できる業者に駆除を依頼しましょう。
特に、アパートの場合は、自分の部屋にだけ対策をしてもあまり効果はありません。

チエばあ
大家さんや管理会社に相談し、建物全体でネズミ対策をしてもらいましょう。

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