にんにく料理を食べた後の臭い、気になりますよね?
チエばあちゃんです。
「牛乳を飲めば大丈夫」「コーヒーで消える」なんて話をよく聞きますけど、実は飲むタイミングや飲み方を間違えると、ほとんど効果がないんですよ。
今日は、にんにくの臭い消しで多くの方がやりがちな失敗と、本当に効く飲み物の使い分けをお伝えしますね。
にんにくの臭いが消えない本当の理由を知っておこう
まず知っておいてほしいのが、にんにくの臭いの正体です。
にんにくを刻んだりすり潰したりすると、細胞が壊れて「アリイン」と「アリナーゼ」という物質が出てきます。
この二つが結びつくと「アリシン」という強烈な臭い成分が生まれるんですよ。
ここからが大事なポイントなんですが、このアリシンは血液に乗って全身をめぐる性質があります。
つまり、口の中だけの問題ではなくて、肺からの呼気や汗からも臭いが出てしまうんです。
完全に体から抜けるまでには約16時間もかかるといわれています。
だから「食後に何か飲めばすぐ消える」と思っていると、がっかりしてしまうかもしれませんね。
牛乳でにんにくの臭い消し|よくある失敗と正しい飲み方
「にんにくの臭い消しには牛乳がいい」というのは本当です。
牛乳に含まれるたんぱく質がアリシンを包み込むように結びつき、臭いの原因となる化学変化を抑えてくれるんですよ。
ただし、食後に牛乳を飲んでも効果は半減してしまうのをご存知ですか?
多くの方がやってしまう失敗がこれなんです。
牛乳の消臭効果を最大限に活かすなら、にんにくを食べる前に飲んでおくのがベストですよ。
食前に200mlほど飲んでおくと、胃の中でたんぱく質の膜ができて、アリシンの吸収を抑えてくれます。
牛乳が苦手な方は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品でも同じ効果が期待できます。
にんにく料理にチーズを合わせるのは、実は理にかなった食べ方なんですよ。
コーヒーや緑茶の落とし穴|飲むタイミングで効果が変わる
コーヒーに含まれる「タンニン」には消臭作用があり、にんにくの臭い消しに効果があります。
ただし、ここにも落とし穴がありますよ。
深煎りのコーヒーはタンニンが減少しているので、臭い消し目的なら浅煎りを選んでくださいね。
また、タンニンを摂りすぎると鉄分の吸収を妨げて貧血の原因になることもありますから、飲みすぎには注意が必要です。
一方、緑茶に含まれるカテキンもアリシンと結合して臭いを抑えてくれます。
緑茶の場合はにんにくを食べてから1時間以内に飲むのがポイントです。
高濃度カテキンの緑茶や、カテキンが通常の緑茶の5倍以上含まれている青汁もおすすめですよ。
そして意外と知られていないのが、食後にはウーロン茶が一番効果的ということ。
アリシンが体内で分解されてできる「アリルメチルサルフィド」という臭い成分を除去する力は、ウーロン茶がとても優れているんです。
にんにくの臭い消しで損しないための飲み分けまとめ
ここまでお読みいただいて、飲むタイミングによって効果がまったく違うことがおわかりいただけたと思います。
チエばあちゃん流の飲み分けをまとめますね。
食前:牛乳を1杯飲んでおく(たんぱく質でアリシンの吸収をブロック)
食事中:緑茶や青汁を一緒に飲む(カテキンでアリシンを直接分解)
食後:ウーロン茶を飲む(分解後の臭い成分を除去)
翌日:浅煎りコーヒーや緑茶でタンニンを補う
「とりあえず牛乳」「とりあえずコーヒー」ではなく、タイミングに合った飲み物を選ぶことが大切なんですよ。
ちょっとした知恵ですけど、知っているのと知らないのとでは大違い。
よかったら次ににんにく料理を食べるときに、試してみてくださいね。




