痙攣を体験したことのある人は、以外と多いのではないでしょうか?痙攣とは、自分の意識とは関係なく勝手に起こる、筋肉の収縮のことをいいます。
女性や子供に多いのが、顔の目の部分や口元が「ヒクヒク」と痙攣する場合がありますが、この場合の痙攣は、知らないうちに治っている場合が殆どです。
しかし、痛みが伴っている痙攣やずっと痙攣している状態が続くと心配になってきますよね。
特に上記のような痙攣は太ももや足に起こりやすい症状です。
今回は、太ももの筋肉の痙攣の原因と解消法を紹介します。
目次
太ももの筋肉が痙攣する原因
太ももの筋肉が「ピクピク」と痙攣しているけど痛みがない場合は、目元や口元の痙攣と同じで心配はありません。
主な原因は、ストレスや疲労で、一時的なものが多いので、十分な休養をとることで改善されます。
しかし、痛みを伴う痙攣の場合は、いくつかの原因があります。
「運動中の痙攣」
この原因には、2通り考えられます。
①筋肉の使いすぎの場合
筋トレや激しい運動を長く続けてしまうと、筋肉に疲労が溜まってしまい痙攣やつったりしてしまいます。
②運動不足
あまり運動をしない人が、急に運動してしまうと筋肉がその運動についていけずに、痙攣やつったりしてしまいます。
「就寝中の痙攣」
この症状は、太ももの筋肉よりもふくらはぎの筋肉がつるなどの痙攣を起こす場合が多いです。
原因は様々で、冷えや布団の重さなどが、原因だといわれています。
「血行不良が原因の痙攣」
足の冷えで血行が悪くなり、筋肉が収縮してしまい、太ももがつるなどの痙攣を起こす場合があります。
「病気による痙攣」
病気が原因で太ももの筋肉が痙攣してしまう場合があります。
肝臓の病気
肝臓は、胃腸で吸収された栄養の処理を行っていますが、栄養が過剰になり処理しきれない場合は、筋肉を動かして燃焼させようとして、太ももの筋肉が痙攣する場合があります。
頻繁に太ももの筋肉が痙攣する場合は、肝臓の病気が隠れている可能性もあります。
脳炎や髄膜炎
痙攣が繰り返し起こる場合は、脳に異常がある可能性があります。
脳からの指示が上手く神経に伝わらずに太ももの筋肉が痙攣してしまう場合があります。
頻繁に続く太ももの筋肉の痙攣は、その後ろに病気が隠れている場合も考えられるので、早めに受診することをオススメします。
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太ももの筋肉の痙攣を解消する方法
痛みを伴う太ももの筋肉の痙攣は、辛いですよね。
その場合の解消法は「ストレッチ」が効果的です。
痙攣は、筋肉の収縮で起こるので伸ばすのが一番の解消法です。
「ストレッチ方法」
足先をつかみ、ゆっくりと自分の方に伸ばしていきます。
身体が硬くて足先を持てない場合は、タオルなどを足裏に引っ掛けて伸ばしてください。
無理に引っ張るのではなく、ゆっくり伸ばすのを心がけてください。
筋肉の痙攣のおすすめ予防法
予防法は、運動をする時は入念に準備運動をし、筋肉を温めてから運動を行うことです。
そして運動後は、ストレッチを必ず取り入れることで、痙攣を予防できます。
寝ている時の痙攣の予防法は、入浴後にマッサージやストレッチをして筋肉の疲労を取除いて、血液の流れをスムーズにするために、就寝前にはコップ一杯の水分を摂って寝るようにしましょう。
他にもカルシウムやマグネシウムを含んでいる食べ物を、積極的に摂り入れるようにしましょう。