こちらの記事では、家の中の小さい蟻、大量発生の原因や駆除方法についてご紹介します。
みなさんは、家に蟻が入ってきていたことはありますか?
古いアパートや、田舎の一軒家など、蟻が家の中に大量発生している!という事態になった方もいるかと思います。
そんなアリは、いったいどこからやってくるのでしょうか。
目次
家の中で見かけるアリの種類
まずは、家で見られるのはどんな蟻の種類なのか見ていきましょう。
ヒメアリ
出典:toadlife.blog53.fc2.com
ヒメアリはお腹部分が黒く、他は黄褐色です。
イエヒメアリ
出典:https://livedoor.blogimg.jp
イエヒメアリは赤茶色の体が特徴で、部屋が暖かいと1年中出てきます。
ルリアリ
体の色は黒で、お腹に金属的な光沢があります。この蟻は電化製品を巣にして壊す可能性があります。
以上が家の中に出てくる代表的な蟻の種類です。では、どういった事が原因で家の中に入ってくるのでしょうか?
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蟻が家の中にいる原因は?
蟻が家の中にいる主な原因は「壁の穴やサッシの隙間から侵入してくる」ことが多いようです。
あとは外に置いておいた鉢植えに蟻が巣を作っていて、その鉢植えを家に入れたときだったり、畳を倉庫にしまっていてそこに蟻が巣を作り、家の中に持ち込んだときだったりといった理由などが考えられます。
蟻が侵入すると、食べ物の位置を把握しておいて、巣に帰るときにマーキングします。
そのあと、仲間たちと集団で餌を取りに行くという流れになっています。
しかし、蟻はその場では餌は食べません。
餌を一度体内に取り込んで、巣に持ち帰って食べる習慣があります。(ドライブスルーみたいな感じですね)なので、巣に帰っていくときにどこから入ってきているのか探ることが出来ます。
蟻を発見したら、その蟻がどこへ行くのかしばらく観察して、侵入経路を見つけましょう。
家の中のアリの駆除退治方法
侵入口を塞ぐ
とりあえず、侵入してくる場所がわかったらそこを塞ぐところから始めましょう。家の中に入ってこないようにするために、一番最初に対策したいところです。
蟻のマーキングを消す
蟻は餌がある場所がわかると、おしりの部分から蟻酸を出しながら巣へ帰り、マーキングをします。そしてそのにおいを辿りながら、仲間たちと餌を取りに向かうのです。
ですので、ただ水ふきをするのではなく、ハッカ水やアルコールスプレーを散布し念入りに拭きましょう。
食べ物を片付けておく
テーブルに置いてあるお菓子などは必ず封をすることです。そして、普段のご飯類も蟻にとって餌になりますので、食事の後残ったものは早々にタッパーにいれたりラップをかけるなどして片付けましょう。生ゴミも同じで、早々に片付けるようにしましょう。
家にアリを入れない根本対策
家の中の蟻は駆除できたとしても、根本的な解決にはなっていません。また別のルートで家の中に侵入される可能性もあります。蟻の帰路を辿り、巣を見つけた場合はアリ駆除剤を使って蟻の巣ごと壊してしまいましょう。
そして、家の外にも対策をしておきましょう。石灰、チョークの粉、ハッカ水などを蟻が近寄ってきそうな所に撒いておきましょう。
小さいお子さんがおられるご家庭は、触ってしまわないように気をつけながら作業してくださいね。
蟻が大量発生しているところを見つけてしまったら、気持ち悪いし焦ってしまうかもしれません。そういうときほど落ち着いて、蟻の駆除が出来るようにしましょう。
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