冬の髪のパサつきの原因と改善方法をご紹介!

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冬には、肌だけでなく髪までパサついてしまいますよね・・・。

きれいに洗ったり、丹念にケアをしているのに、髪がパサついて困っている人は多いのではないでしょうか?

そんな人はもしかしたら、ケアをしているはずが、逆に髪の艶を奪うようなことをしている可能性があります。

良かれと思ってした髪のケアが裏目に出ないよう、髪の構造から、パサつく原因まで基本を知っておく必要があります。

そこで、髪の構造とパサつく原因を踏まえて、改善方法を紹介していこうと思います!

髪の基本構造と貴重な成分MEA!

髪は大きく分けて、3つの層からできています。

  • 外側からキューティクル
  • 中間層のコルテックス
  • 中心部分がメディラ

中でも冬の髪のパサつく原因は、キューティクルにあるのです!

キューティクルは固いたんぱく質からできていて、髪を守る盾のような役割をしています。

そのキューティクルをさらに守るように覆っているのがMEAです。

MEA
髪の中で一番外側を守っているMEAは、髪同士の摩擦を減らして、絡まったりするのを防いでくれたり、水を弾いてくれます。

髪に艶が出るのは、頭皮から出る皮脂が、このMEAと一緒に髪を覆ってくれるからなんですね!

MEAがなくなると、髪同士が摩擦したり、水を弾けなくなって、皮脂が洗い流されてしまうのです。

摩擦するだけでも、かなり髪がパサつくところ、
バリアの役目を果たす皮脂までなくなると、髪の内部の水分が蒸発してよりパサつき、外部の刺激からもダメージを受けやすくなって、さらに傷んでしまうのです。

そんな大事なMEAですが、髪全体で1%しか占めない成分であり、熱やアルカリ性の海水や薬品にはとても弱いのです。

髪に艶を出す、貴重な成分がデリケートだけに、案外、ふだん何気なくしているヘアケアで、失っている可能性があります。

そうやって、うっかりMEAを失わないために、髪のパサつきを引き起こす原因をきちんと知っておきましょう!

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MEAが失われて髪がパサつく原因とは?

 

髪の構造の説明で、髪がパサつく主な原因は、MEAが失われることと分かっていただけたと思います。

では、MEAが失われる原因は何かというと、日常的な出来事の中では、以下の通りになります。

  • 泡を立てずにシャンプーをしている
  • タオルで髪をごしごし洗う
  • 濡れた髪を自然乾燥をしている
  • よく髪を染めたりパーマをしている
  • 紫外線に長く当たっている
  • プールや温泉にしょっちゅう行っている

さきほど説明した通り、MEAは髪全体で1%しか占めない成分で、デリケートでもあります。

だから、泡を立てないシャンプー、強いタオルドライなどで、やたらと髪同士を擦ってしまうと、剥がれてしまうのですね。

濡れたままだとさらに髪が擦れたときのダメージが大きくなるので、自然乾燥は良くないのです!

アルカリ性に弱いことから、基本的にアルカリ性の成分が入ったヘアカラーやパーマ剤はアウトですし、プールや温泉も同じ理由で良くありません。

さらに熱に弱いとあっては、ただでさえアルカリ性でダメージを受けているところに、ドライヤーの熱に晒されるとあっては、MEAは消えていくしかありません。

こうした日常的な原因に加えて、冬に髪がパサつきやすいのは、ふだんからドライヤーを使っている上に、エアコンなどの温風を受けるからですね!

原因の1つである紫外線は、油断して帽子を被らなかったり、つい無防備に日光の下に長時間いてしまう冬のほうが、意外に髪にダメージを与えているのです。

もしかしたら、温泉に入る機会が増えて、アルカリ性のお湯を髪にかけているせいもあるかもしれません。

もし、上記のようなことを気を付けていても、髪がパサつくなら、髪の主成分ケラチンたんぱく質が不足していることが考えられます。

ケラチンたんぱく質が不足すると髪の艶がなくなるだけでなく、細くなったり成長が遅くなったり薄毛の原因になることもあるので、とくに注意をしましょう!

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MEAを失わず髪をパサつかせない改善方法は?

これまで説明してきたとおり、髪をパサつかせないため、艶を保つためには、MEAが必要なわけですが、とても少なくデリケートな成分なので、失いやすくあります。

だから、前に書いたような原因になること、摩擦や熱、アルカリ性で痛めつけるようなことはなるべく、避けましょう!

基本的には

  • 泡を立てシャンプーをする
  • タオルで髪をそっと挟んで水分をとる
  • 濡れた髪は早めに短時間で乾かす
  • 頻繁に髪を染めたりパーマをかけない
  • 紫外線に当たらないようにする
  • プールや温泉に行っても髪を濡らさない

加えて、冬のエアコンなどの温風には、風に当たらないようにして、冬の曇り空の下でも、できるだけ影に入り、帽子などを被るのがオススメです。

とはいっても、これだけ気をつけても、デリケートなだけあって、失われるのを食い止めることは難しいのです・・・。

しかも一度失われると元に戻すことができません!

ですが、MEAに似た成分があり、それを髪につけることで改善される可能性があります。

その似た成分というのが、クオタニウムー33、脂肪酸、分岐脂肪酸で、シャンプーやトリートメントには含まれているものもあります。

ただ、似た成分とあって、本家のMEAよりもっと剥がれやすいため、持続的且つ定期的に補給することが必要になってきます。

髪がパサつく原因として、MEAが失われる以外に、髪の主成分ケラチンたんぱく質が不足している可能性もあり、その場合はMEAに似た成分を与えても効果はありません。

ケラチンたんぱく質が不足している場合は、食べ物から栄養を補う改善方法があります。

栄養を補える食材
  • シスチン(穀物、豆、魚肉)
  • グルミン酸(小麦、チーズ、ごま、緑茶、トマト)
  • ロイシン(牛肉、レバー、鯵、鮭、ほうれん草、乳製品)

食べ物の栄養以外でも、ケラチンたんぱく質の自己再生力を促す成分、iDTコンプレックスがあります。

発見され、特許を取ったばかりの成分なので、含まれている商品は少ないかもしれませんが、試してみる価値はあるかもしれませんね!

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MEAに似た成分が含まれているシャンプーやトリートメントは?

いくら気を付けていても、失われてしまうデリケートなMEA。

とくに失われやすい冬には、MEAに似た成分、クオタニウムー33、脂肪酸、分岐脂肪酸が含まれたシャンプーやトリートメントを定期的に使うことで、髪のパサつきが抑えることができるでしょう!

聞き慣れないだろう、それら成分の入ったシャンプーやトリートメントで、オススメなものを紹介したいと思います。

クオタニウムー33の入った「守り髪」のシャンプーとトリートメント

クオタニウムー33が含まれているだけあり、髪の艶を保ったり、ダメージ補修に特化した、シャンプーとトリートメントです。

ノンシリコンで地肌に優しい作りになっていて、パーマやカラーリングで傷んだ髪にも有効だと言います。

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脂肪酸が入った「ボタニスト ボタニカルヘアオイル スムース」

脂肪酸以外も、20種類の天然植物保湿オイルが含まれたヘアオイルです。

とくにヘアカラーのダメージケアに有効だそうで、くせ毛の人もさらさらとした髪になるのだそうです。

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分岐脂肪酸が入った「アンクロス オリジナルシャンプー」

東京に多く店舗を出している美容室「アンクロス」の専売品です。

使うとさっぱりしながら、しっとりもするというので、使い心地が良くありつつ、きちんと髪に艶も与えてくれるようです。

ダメージケアをしてくれるだけでなく、洗浄成分もがっつり含まれているので、汚れをばっちり洗い落とすことができると言います。

【アンクロス オリジナルシャンプー】の詳細・購入はこちら

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デリケートなMEAは冬により失われやすい!

髪の表面を覆って、外部の刺激を守りつつ、水分や皮脂がとれないようガードしてくれるMEAは、デリケートなので、ただでさえ日常で失われやすいです。

そうやって、日々危険に晒されているMEAは、冬の環境では失われる確率が高くなるのですね。

だから、髪をパサつかせないためには、普段以上に摩擦や熱、アルカリ性による髪への負担がかからないように気をつけ、MEAに似た成分の補充を欠かさないようにしましょう!

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