生理前や生理中は身体が通常と違った状態になるケースが多いです。
例えば睡眠障害です。
生理前や生理中に眠たくなるという人が多いですが、逆に眠れないという睡眠障害が起こる場合もあります。
なぜ、生理前や生理中に眠たい!眠れない!という睡眠障害が起こってしまうのでしょうか。
女性の身体に生理がどう関わっているのか調べてみます。
目次
睡眠のメカニズムと生理との関係
生理前や生理中の日中に眠たくなってしまう人、一方夜になっても眠れない不眠が続く人などの睡眠障害を起こてしまう人は多くいます。
私の場合は、不眠ではなく夜に何回も起きてしまうことです。
特に生理中は2時間に1度の間隔で目が覚めてしまい、そこから眠れなくなりやっと寝れても又2時間くらいで目が覚めてしまいます。
そのためか、日中は眠たい状態が続いていて頭がボーっとなっている状態が続きます。
どうして生理前や生理中はこのような状態が続いてしまうのでしょう。
この症状には私たちの体温が大きく関わってくるようです。
わたしたちの体温は1日を通じて変化しています。
午前4時頃の体温が1番低くそれから徐々に上がり、正午から午後2時頃には体温が1番高くなります。
そして又夜になるにつれて徐々に低くなっていきます。
性別は関係なく体温が下がることで、わたしたちは眠くなります。
夜になるにつれて眠くなるのは、身体が体温を下げ眠る準備をしているからです。
しかし、生理前や生理中は女性ホルモンの影響で微妙にいつもと違う現象が起こってしまいます。
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生理前や生理中の女性ホルモンと睡眠障害の関係とは?
女性には「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類の女性ホルモンがあります。
生理前の約2週間を黄体期といい、この時期はプロゲステロンが急激に増えます。
プロゲステロンには、体温を上昇させる働きがあるため、体温は夜になっても昼間と同じように体温が高いままなので、布団に入っても寝付けないという症状が続いてしまうのです。
その2週間が終わり生理になることでプロゲステロンの分泌は少なくなり体温も低い状態になるのですが、生理痛やイライラなどの心身の不調によって不眠症状に陥ってしまうのです。
睡眠障害が起こるのには、女性ホルモンが大きく関わっているようですね。
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生理前や生理中の睡眠障害の対処法を紹介!
女性ホルモンの働きを止めるわけにも行きませんが睡眠障害が起こっている人は辛いです。
そんな時に対処法として下記の方法を試してみてください。
「夜に眠れない人の対処法」
夜に眠れないのは体温が高い状態が続いているからです。
そんな場合は、寝る1時間前くらいに、ぬるま湯にゆったりつかったり・ヨガやストレッチなどで体温を温めるようにしてください。
そうすることで、就寝前になるころには体温も徐々に下がっていき、眠りやすい状態にしてくれます。
ここでの注意点はせっかく身体が眠れる状態になっているのですから、携帯の使用はしないようにしましょう。
「昼間の眠気がある時の対処法」
夜に質の良い眠りが生理前や生理中はできにくくなるため、どうしても昼間に睡魔が襲ってきてしまいます。
そんな時は思い切って昼寝をするようにしましょう。
会社の昼休憩の10分~15分くらいのお昼寝がおすすめです。
少し眠るだけでもスイッチの切り替えができます。
昼寝が無理な人は目をつぶるだけでも大丈夫なので、一度試してみてください。